みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
中学受験 高校受験から考える 関西学院大学!!
という話をしたいと思います。
関西の皆さん、関西学院大学志望の人多いと思いますが
ぜひ保護者の皆様に、中学受験・高校受験の段階から
どんな中学や高校を選ぶことが関西学院大学への近道になるのか
という話をしたいと思います。
「うちの子、これから中学受験・高校受験なのに
大学受験のことを知らないといけないの?」
そうなんです。
それは、方式別の入学者数です。
受験に詳しい皆さんであれば、
関西学院大学は推薦でたくさん入学しているということは
ご存じだと思います。
実際に60%~70%近い数が推薦で入っているんですね。
関西学院大学は昔のようなテストの点数の競争
一般選抜や共通テストで入る人の方が少数派なんです。
だからダメというつもりはありません。
大学側がそういう方針であれば、こちらもそれに合わせて
受験をしていくべきなんですね。
なので、方式別の入学者数のデータを持つことが重要になってきます。
実際にどういう方式で入っているのかというと
法学部は683人の入学者のうち
なんと一般共通テストで246人しか入っていないです。
指定校で305人、附属校から71人。
また、総合型選抜で54人入っています。
なので、最も有利なのは附属に入ることです。
そうは言ってもなかなか入れません。
次に指定校推薦の枠が、かなり大きいので
指定校推薦枠のある中高一貫校を狙う。
文学部だと指定校推薦は300人、経済学部228人、総合政策197人。
かなりの人数です。
ということで、指定校の強い高校探しというのが極めて重要になってきます。
関西の名のある高校を調べれば、私立であれば
うちは関西学院に指定校が何名の枠があるとか
うちは連携校ですよといったPRをしていると思いますので
そういった中学高校を狙ってください。
3番目の手段として一般や共通テストです。
枠が小さいのは事実ですが、逆に考えれば
附属や指定校がたくさん入っているということは
その人たちは一般で受験しないわけです。
実際に関西学院の志願者数自体は関関同立の中でも少ないです。
関西学院は総合型選抜の定員が多いです。
教育学部は106人も採っています。
大きくは書類選考や面接や小論文で受験ができる。
関西学院ですから英語ができるに越したことはないんですが
テストの点数や偏差値で難しいという場合であっても
総合型選抜で書類選考や面接でやる気をPRして関学に挑戦する。
これは是非やっていただきたいんですね。
附属や指定校ではないところから、
やる気があるんだ、関学に入りたいんだという気持ちを
面接で教授にぶつけることができるんです。
ここで逆転をかけるんですね。
関西学院の場合は、推薦が6割以上の大学で有名中高の人しか入れない
と思わず一般で目指すのも当然ですし、総合型選抜も狙うという風に
皆様のほうで様々な入学のルートをよく知ること。
学部ごとに指定校が多いとか附属が多いとか
一般で取るといったように、あたかも別の大学のように
各学部の入試方針が違います。
ですから、なんでもいいから関学ではなく
お子様本人が国際学部に行きたいのか、人間福祉に行きたいのか
工学部に行きたいのか。
皆さまは学問に関心を持ってください。
私はこの学問を学びたい。ではその学部はどんな入試方式に力を入れているのか。
そこで定員の多いルートを狙う。
なんでもかんでも附属じゃなきゃダメとは限りません。
今の大学受験はこのように非常に複雑化しています。
もちろん、この数字自体は今の大学受験ですから
中学受験のお子様が大学に行く頃には、状況は変わっているかもしれません。
しかし、今この瞬間に中学受験・高校受験の保護者の皆さまは
この大学受験の現状と数字をよく理解して
数年後の大学受験に備えてください。
大学受験は情報戦です。
たとえ名のある中高一貫校、有名校に入れて
その時は嬉しくても最終的に大学受験で、関西学院・関関同立に
入れないとなったら、とても残念じゃないですか。
ぜひこれを防ぐために、大学受験のことについて
保護者の皆さまが詳しくなっておくこと。
そして、お子様に適切なアドバイスができる。
ぜひこれを意識して、大学の研究をしていただきたいと思います。
ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
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