みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
神奈川大学ってどう?という話をしたいと思います。
神奈川大学は横浜にあります。
文系を中心とした総合大学として、非常に社会的評価が高いです。
ここは給費制入試といって、受かったら学費のほとんどが免除になる入試を行っています。
神奈川大学には、どのような学問分野があるのでしょうか。
まず、2021年4月にみなとみらいキャンパスがオープンしました。
横浜駅から非常に近い海辺のきれいなところに、立派な高層ビルが建ちました。
そこで新たに勉強を始めたのは、経営学部・外国語学部・国際日本学部の3つの文系学部です。
ここから分かるように、神奈川大学に入ったら、
絶対に皆がみなとみらいキャンパスというわけではなく、
文系の一部の学生がここで過ごすということになります。
経営学部は国際経営学科、
外国語学部は英語・英文・スペイン語・中国語学科、
国際日本学部は国際文化交流・日本文化・歴史民俗の3学科です。
この文系の国際的な3つの学部のみが
みなとみらいのきれいな海辺のビルの校舎で、大学生活を送ることができます。
では、本部はどこにあるのでしょうか。
伝統ある横浜キャンパスが横浜の山の近いところにあり、そこがが本部です。
ここに法学部・経済学部・人間科学部・工学部・建築学部・理学部が設置されています。
建築学部は2022年から、理学部は2023年に
湘南ひらつかキャンパスから横浜キャンパスに移転してきますので、
ここでは2023年以降に全部揃っている状態でのお話をさせて頂きます。
まず、法学部は法律学科と自治行政学科からなっています。
この自治行政学科というのは、非常に珍しい名前で、
公務員養成が目的である気配がしてきますね。
そういう訳で地方公務員や警察官になりたいという人は、
この自治行政学科に入って、しっかり公務員の勉強をしても良いと思います。
e">経済学部は経済学科と現代ビジネス学科があり、
現代ビジネス学科は、ほぼ経営学部に近い内容です。
これは、みなとみらいの経営学部が元々は湘南ひらつかにあって非常に遠いということから、
横浜の方で経営学的な勉強ができる学部が必要ではないかということで設置されたのだと推測しています。
ということで、経済・経営が幅広くできます。
人間科学部は早稲田にもありますが、心理学・社会学・スポーツの勉強ができます。
工学部は伝統のある理系の学部で、
機械工学科、電気電子情報工学科、物質生命化学科、情報システム創成学科、経営工学科と、
この他に総合工学プログラムというものがあります。
これは、ひとつの学科に絞らずに幅広く学び、3年次で研究室に所属するものです。
大学に入ってからやりたいことを決めたいという人は、
この総合工学プログラムも面白いと思います。
建築学部、大きくは建築学系と都市生活学系に分かれています。
この度、建築学科が学部になるということで、非常に教育環境の充実が期待できます。
最後、理学部は数理・物理学科、情報科学科、化学科、生物科学科、総合理学プログラムからなり、
数学や物理の勉強ができる学科、コンピュータの学科、高校の化学を発展させた化学科、生物系の学科、
様々な学科が用意されています。
総合理学プログラムは、ここも工学部と同じで、
大学入学時は学科を決めないで、幅広く学び3年次から所属学科を決めます。
以上が神奈川大学の特長で、理系も充実しています。
文系に関して言えば、文学部がないのは少し珍しいですが、
国際日本学部には他の大学の文学部の要素が多く入っています。
ということで、神奈川大学は伝統もある学校である上に、
学問分野としてはスタンダードなものが揃っています。
新しいキャンパスもできて、設備も良いので、
入学した方は一生懸命勉強をしてください。
ありがとうございました。
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