みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
中学受験 高校受験から考える 法政大学!!
という話をしたいと思います。
法政大学を目指している皆さん
どういう入試方式で受験するかというのが考えどころでして
保護者の皆様にとっては、中学受験や高校受験の際に
考えていただきたいんですね。
「うちの子まだ小学生なのに大学受験のことを考えないといけないの?」
そうなんです。
なぜならば、どんな中学高校に行ったかによって
法政大学に入る有利なルートというものが見えてくるからです。
これは各大学で公表されている
方式別の入学者数というものが重要になってきます。
例えば法政大学の法学部の場合、入学者836人の入学者のうち
一般共通テストではなんと384人しか入っていません。
半分以下なのです。
附属・系列の学校から148人、そして指定校からは296人も採っているんですね。
これは、文学部・経済学部・社会学部など
学部ごとに数字が違いますが
どこも法政大学の場合、附属校からたっぷりとっています。
そして、指定校も大きいです。
なので、英語や国語、社会といった点数のテストの勉強さえ頑張れば
法政に入れるだろうということではない、ということです。
まずは、首都圏の皆さんであれば附属高校を狙う。
次に指定校推薦枠の多い、たとえば中高一貫校を探す。
私立であれば公表されていること多いです。
法政大学の指定校枠が何名ありますというのを
公式ホームページや説明会で教えてくれる高校さんも多いので
指定校の枠が大きい以上、それをちゃんと持っている
中学高校を選ぶということが重要になってくるかと思います。
お子さんが将来はいりたい学部によって
この人数はかなり違ってきます。
今の段階から、保護者の皆様はどんな学部があるのか
というのは知っておいてください。
大学の学部なんて、法学とか文学とか理工だろう。
法政大学はちょっと違うんです。
キャリアデザイン学部・人間環境学部・グローバル教養学部
といった学部がどんな勉強をしているか、
お母さまお父様はご存じでしょうか?
はっきり言いますが、これは知っておいてください。
お子様が小学生でも、です。
例えば、「人間環境学部って何なの?人間と環境問題をやるの?」
たしかにそうなんですね。
重要なのは皆様が学問に関心を持つことです。
「何でもいいから法政のどこかに入って」ではなくて。
人間環境学部というのは、大きくは経済経営ビジネス系です。
そういった社会科学の視点から環境問題に取り組む。
そういった勉強ができます。
なので、お子様が経済経営系を目指しているのであれば
実は人間環境学部も候補になるといったことを
アドバイスできます。
そして附属や指定校の多い高校は当然難関です。
どうしても引っかからなかった場合は
一般や共通テストで猛勉強、というのが王道なんですが
法政大学の場合は意外と総合型選抜の入学定員も
多くなっています。
文学は59人も採ってくれるんですね。
この場合は偏差値やテストの点数が揮わなくても
将来自分が文学部でこんなことを学びたい、
というのを書類選考や面接、小論文でしっかりPRして受かる。
もうお気づきですね。
これは親子の対話が重要なんです。
何でもいいからMARCHのどこかに入る、ではなくて
「あなたは法政大学文学部地理学科で、どんな勉強がしたいの。
そのために中学高校でなにを頑張っているの」
といった日常の対話こそが面接練習なんですね。
これをくり返すことで、お子様自身が
「僕はどうしても、法政大学文学部地理学科で勉強したいんだ。
なぜならば、これをやりたいから。
そのために高校でこれを頑張ってきた」
というものをしっかり作れれば
書類選考や面接や小論文で突破できる。
中学受験・高校受験を頑張っている。
大学受験もテストの点数の競争、一般選抜や共通テストだけでいく。
と思い込みがちなのですが、
実際には附属や系列校にいく、指定校推薦の多い中学高校にいく、
また、一般での点数の厳しい場合であっても
総合型選抜に挑戦する、など
さまざまなルートがあります。
これをぜひ保護者の皆様がよく知って下さい。
そうすれば、うちの子目指していたんだけど
結局偏差値が足りなくて残念。
みたいにならないんですよ。
まだまだ方法はある。
ということで、大学受験は親の情報戦です。
受験をするのはお子様本人です。
でも、その場合最も適した入試方式は皆さまがご用意できます。
ぜひご検討ください。
ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
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