みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
「スポーツ科学部ってどんなことをやるの」【後編】
という質問をいただいたんで、お答えしたいと思います。
また、いわゆる体育会。
高校でも大学でもスポーツを頑張ってきた人というのは、かつては有名な企業でもバリバリ活躍する営業マンみたいな仕事がたくさんあったイメージがありましたが、これからはこっちも(脳)使わないとビジネスができません。
今でも、とりあえずスポーツ得意だから大学入れちゃうという推薦があるのは事実です。
しかし、スポーツが良く出来て、それこそ人によっては、全国の大会で活躍できるとか、名のある大学に入れると言う人もいるでしょう。
あるいは、スポーツの学部に入って、学問としてもスポーツをしっかりやりたいという人もいるでしょう。
くれぐれも気をつけてほしいのは、スポーツを活かした就職はない。ごく一部の人はなれます。
でも、誰もがサッカーのJリーグやプロ野球や大相撲もいけないじゃないですか。
ほとんどの人は、学問としての体育スポーツをやって、スポーツ業界では仕事がないんです。
だからダメって言っているんじゃないんですよ。
でも、その現実を知った上で、じゃあ何の仕事に就くの。
究極。あなたからそのスポーツを取り除いて何が残るかなんですね。
野球が強いというから大学の野球部に入った。
でも部員が多すぎてレギュラーになれない。あるいは、怪我や故障でスポーツを諦めてしまったっていう人が、
勉強もやりたくないからといって中退してしまったら、大卒の就職先はありません。
学問としての体育学やスポーツ学っていうのはちゃんと学問としてできるんだと。
それを学問としてやった上で、この仕事に就きたい。それは必ずしもスポーツに限らないっていうことをよく理解をして、スポーツ系の学部に進学してください。
厳しいことも言いましたが、
あなたがスポーツを頑張ってきたこと自体はもちろん社会は高く評価します。
でも、くれぐれも、それを何の仕事と結びつけるのかということを自分の脳みそで考えるんです。
スポーツで勝つのも勉強もビジネスも自分で考えて行動をする。
この姿勢を持ち続けて、大学でスポーツを学びたいというのであれば勉強をやってください。
頑張ってください。
ありがとうございました。
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