みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
高校と大学の違いって何?という話をしたいと思います。
まず1つは、
高校だと自分の教室と自分の机がありますよね。
大学にはそれがありません。
なので、朝大学へ行っても
教室でいつもの友達と「おはよう」などができません。
履修する授業によって教室を移動していきます。
残念ですが、学校に行けば必ず親しい友達や先生に会える
というようなコミュニティがあまりありません。
大学は、授業以外にどうしても空いた時間ができてしまいます。
しかし、自分の教室や自分の居場所がないということは、
大学のキャンパスで正直やる事がありません。
この時に、図書館や学食、ラウンジ、自習室、サークルの部室など
そういうところに行って、空いた時間を潰さないといけません。
この空いた時間の使い方は、結構難しいです。
高校までのように、
朝から晩まで時間割りが埋まっているということや、
部活でギッチリ埋まっているというわけではありません。
大学の自由な時間というのは、
実は割と持て余してしまうのです。
下手をすると、孤独な時間になってしまいます。
そこで、オープンキャンパスや大学見学に行く時には、
必ず大学の空き時間を自分がどこで何をして過ごすのか
ということを良く考えながら、大学見学をした方がいいと思います。
それで自分にとって居心地のいい場所がある
キャンパスの大学を選ぶと良いと思います。
もう1つは、先生が違います。
小学校・中学校・高校までの先生は、教育者なので
ニュートンが見つけた法則や紫式部が書いた本について
皆さんに教えてくれます。
ところが、大学の先生は教育者である以上に、研究者なのです。
ここが高校の先生との大きな違いです。
つまり大学の先生は、誰かが解いた謎を教えてくれるだけではなく、
自分が謎を解いているのです。
例えば、もっと安全な自動車はどうすれば作れるのだろう?ということや、
治らない病気を治すための薬はどうしたらできるのだろう?
経済学を生かして貧困の問題をどのように解決したらいいのだろう?など
まだ正解がない問いに挑んでいます。
この点が高校と大学の大きな違いです。
大学に行けば、皆さんが今後の人生で遭遇するまだ正解の出ない問題、
例えば、就職した会社が問題を起こしてしまいどうしたらいいのか、
というような問題に出会います。
何か問題が起きたことを発見して、
それを解決することに取り組んでいるのは大学の先生です。
なので、あなたが大学の先生から研究の仕方を学ぶことで、
社会に出てからの様々な困難な課題を乗り越えていく経験ができきます。
ここが高校と大学の大きな違いです。
そういった点で私は多くの皆さんが
大学を目指すことをぜひお勧めしています。
ありがとうございました。
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