みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
大学に行く時の道中が楽しかった大学ベスト3という話をしたいと思います。
なにせ日本の大学は、北海道の稚内から沖縄まで全部行きました。
そこで、よく聞かれるのは、
「そんなにあちこち旅行してどこが楽しかったですか?」
ということで、大学に行く時の道中が楽しかった大学ベスト3をご紹介します。
まず1校目、東北公益文科大学です。
どこだ?となりますよね。東北です。
かつては新潟から秋田までの果てしなく長い海岸線沿いに、
新潟大学と秋田大学の間に一切大学がありませんでした。
その中間の山形県の庄内地方、酒田市に新しくできた大学が東北公益文科大学といいます。
新しくできた大学なので、全部見学しないといけませんから、
新幹線で東京から新潟まで行き、そこから羽越本線の電車に乗って、
延々と新潟県から山形県、秋田県へと遡って行きました。
この電車が海岸沿いを走るのですが、笹川流れといって海が本当に綺麗です。
夕方だと夕日が沈んでいき、とても景色が良いです。
何時間もかけて長い海岸沿いを走って、酒田市というところの東北公益文科大学に行きました。
私立大学なのですが、自治体が費用を出して作ったということで非常に綺麗な校舎の学校です。
地方だと、地元に大学がないから遠い町へ出て行ってしまうという高校生が多いので、
できれば地元に残って欲しいということで、
地域のための大学として公益学を学ぶ全国唯一の大学が存在しています。
キャンパスも非常に綺麗なのですが、新潟から山形までの海岸線の景色が良かったということで、
大学見学とか関係なく景色がいいので、ぜひ皆さん旅行に行ってください。
観光列車も走っていますし、食べ物も美味しいですよ。
2つ目、帯広畜産大学です。
ここは牧場・森・農場など、いわゆる十勝の大平原のど真ん中に畜産の大学があります。
北海道で取材するために、新千歳空港で車を借り、
ぐるぐると北海道中を回って大学見学しました。
住んでいる人にとっては慣れた道だと思いますが、
他の地方の人から見ると、農場や大平原がどこまでも続く真っすぐの道路を走って行くというのは、
とても爽快なもので、大変楽しかったです。
北海道も旅行で行くならオススメです。
3番目、九州大学伊都キャンパスです。
九州大学はもともと福岡市の町の中にありましたが、
少し雑然としているということで、郊外に引っ越しました。
ただ、福岡の町から随分離れてしまいまして、非常に遠いです。
私は博多駅から高速バスに乗って、1時間ぐらい揺られて九州大学まで行きました。
高速バスといっても速度を出さなければ、立ち乗りしていいので、乗客が沢山いました。
コロナが流行る前でだったので、立っている大学生達が当時は会話をしていて、
女子大学生の二人が博多駅のバスターミナルから九州大学に着くまでの1時間、
ずっとプレートテクトニクスの話をしていました。
プレートテクトニクスは、皆さんが習った通り、
元々パンゲアという大きい大陸だったものがアフリカやアジアなど地球の地面が分かれていくことですが、
その地学・地球科学の難しい話を2人で延々と1時間議論していたのですよ。
九州大学に着くまで僕はそれを聞いていて、九州大学の学生はなんて頭がいいのだろうと思いました。
面白い話をバスの中で1時間聞いて行ったということで、道中が楽しかったです。
もちろん景色も良いですよ。
福岡・博多の町の中は道路が渋滞するので、このバスは高架橋で走って行くので、
海沿いの景色が良いところや福岡の町もきれいに見えます。
九州大学へ行く人は、新幹線を降りてこの直行のバスに乗れば、景色も見れるし、
もしかしたら大学生同士が面白い話が聞けるかもしれません。
ということで、道中が楽しかった大学ベスト3でした。
ありがとうございました。
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