みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
「日東駒専VS大東文化大学」
という話をしたいと思います。
それは日東駒専行くだろうと。分かっています。
でも、大東文化大学もとてもいい学校です。
正直これは、
「日東駒専志望の人に大東文化を併願校として考えて欲しいコーナー」
という身も蓋もない話でございます。
大東文化大学はいい学校です。
大東文化のどういうところが「若干パワーが足りないのでは」と世の中に思われる理由は、やっぱり大東文化大学は文学や外国語といったような人文系が中心の大学です。
しかし、経済とか法律から始まった大学はパワーがあって、強そうです。専修とか日大ももともと法律学校ですし、法政、明治、中央も法律学校ですね。
この法律学校系はなんかパワーがあるように見える。
なぜかと言いますと、やっぱり経済や法律を学んで社会の中枢でバリバリ活躍するぞという熱意が、経済・法律系の大学は強いように見えます。
実際に社会に出て活躍している人も多い。
そのため、どうしても文学・外国語系が中心の大学は、ちょっと優しく見えてしまいます。
そのあたりが、大東文化の学問的にはいい学校ですが、ちょっとパワー足りないように見える。もちろん社会に出たらそんなこと関係ありませんから、
大東文化が好きな方は大いに頑張ってください。
例えば、書道学科は大東文化の看板です。
あとはスポーツも有名です。
大東文化の良さをやっぱり知ってほしいなと。
まず、大東文化大学の一番の中心となる学部は、やはり文学部です。
日本文学、中国文学、英米文、それから教育学科。
ここは、教員養成では本当に学部になってもいいぐらいの目玉です。
そして、書道学科は非常に知名度が高い。
もともと日本文学の中にあった書道が飛び出してきて、もちろん国語の先生にもなれます。学問としての書道をきっちりやる。
それから、新たに歴史文化学科ができまして、ちゃんと歴史の勉強がしたい人もバッチリ。
歴史文化学科は観光業界の勉強もできます。
そして、経済学部。
要は、この経済学部がすごく目立っているわけじゃないというところがポイントですが、
大東文化は、なぜか社会経済学科と現代経済学科に分かれています。
「誰にも違いがわからない」
ほかの大学は普通に経済学科ですから。よく分かりません。
これは好きな方は行ってくださいとしか言いようがない。
他の大学で言えば普通に経済学科です。どっちも。
外国語学部。
ここは伝統があって、外国語学部は、大東文化の看板学部です。ここも。
英語、中国語、日本語と3つ揃っていますから、お好きな学科へ行ってください。
法学部。
法律と政治です。
ここも経済とか経営と同じで法律なら大東文化とはあんまり言われない。
でも、公務員、警察官に強いので、入ってしっかり勉強すればいいのかなという感じです。日東駒専とか大東亜帝国の他と比べるときには、この公務員の合格実績という点で、もし大東文化がしっかり取り組んで実績があるというふうに判断したのなら、法学部はありかな。
国際関係学部。
ここは、結構、個性が強いです。
みんな国際関係学部というと、はっきり言ってアメリカやヨーロッパのイメージばかりでしょう。
大東文化の国際関係学部はアジアしかやりません。
その代わりインドとかが強いです。
アジア地域だけやる。
国際関係学科と国際文化学科になっていますが、ここはアジア諸国が中心なので、ヨーロッパ、アメリカということであれば、他の学校に行くか英語学科や英米文学科へ行ってください。アジアをやりたい人はすごくいいです。
そして、この国際関係学部は4年間埼玉の東松山キャンパスに缶詰になっており、東京の板橋キャンパスに来られない。頑張ってください。スクールバスでね、山の奥の方へ行きます。
経営学部経営学科。
ここも特に強い個性や目玉がないのが正直なところで、学校側のPRをしっかり調べて、ぐっと来た人は行ってください。
スポーツ健康科学部。
大東文化は、やはりスポーツのイメージ強いですから、スポーツ科学。それから健康科学。それに看護も持っています。
これはスポーツだけではなくそれぞれ専門的な資格を取りたい人は目指してください。
そして、新たに社会学部、社会学科が出来ました。
東洋の併願校という感じです。
大東文化大学の場合、やはり、文学、外国語、アジアに強いということに関しては、オンリーワンの大学です。
経済、経営、法、社会は、日東駒専やMARCH、他の大学にもあるので、あなたが選ぶのであれば、
「どうして大東文化がいいのか」ということを、
しっかり自分なりの答えを見つけると良いと思います。
頑張ってください。
ありがとうございました。
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