日本の大学全部行った男、山内太地です。
「文系の人は東京農業大学を受けろ」
という話をします。
「東京農大?農業の大学でしょ?文系は関係なくない」
違うんですよ。
東京農業大学は文系3教科で受験ができるんです。
あなたが勉強している国語と英語と地歴公民で。
自分がやりたい学問を、例えば経済学とか経営学、あるいは社会学とかいろんな文系の人、特に高校で文系クラスの人、環境問題に興味があるとか生命の問題に興味があるという人、文系のあなたは東京農大に入れるのです。
安心して入ってください。
ただし、全部は無理ですね。
バイオテクノロジーのすごく難しいことか動物の畜産のとかは、さすがに難しいのですが、
東京農大でもなんとびっくり農学部デザイン農学科は文系3科目で入れるんですね。
他の農学科とか動物科学科はさすがにダメです。
デザイン農学科というところは、いわゆる我々がイメージする学問としての農学ができるにもかかわらず、文系の受験生も入っていいですよということなんで、これは大いに受けていただきたい。
それと地域環境科学部。ここ林業。
森林の問題とかあとは造園科学科と言って緑地とか造園ですね、公園の緑地開発をする、都市化の勉強をするとか地域創成科学科と言って農業の分野で町おこしをしようという、この森林と造園と地域創成の3つの学科がなんと文系で受験ができる。
あと1個の生産環境工学科というのは農業土木と言って、ほとんど工学部の内容なので、ここは、文系は無理です。
ところが他の3つの地域環境科学部の学科は文系の受験生を入れるんですね。
ここはものすごく専門性が高くて、国立大学の農学部の本格的な、普通だったら文系のとか入れない世界になぜか東京農大だけ入れるんです。
本気で林業をやりたい、森の問題とか地域開発やりたいとか緑地、都市開発をやりたい。
こういう人って、なんとなく経済学部とか法学部とか総合政策とかに入ったら、確かに地域の問題とか緑地の問題とができますが、絶対に東京農大の方がいいのは圧倒的に実習が多い。
農学部ですからね。
農業大学ですから、実際に外に出かけていくとか畑を掘るとかですね、森に入るとかそういうことがちゃんとできるという。
あとは研究の環境も文系とは全然違います。
この地域環境科学部が文系で受験できるって本当に知らない人が多いんですよ。
あとは、国際食料情報学部というのがありまして、
国際農業開発、食料環境経済、国際バイオビジネス国際食農科学。
「ここも農学部でしょ、自分関係ない」
ここは実は、根本的には経済学部なんですね。
農業、食品、そういったものを学びながら経済とか経営を軸に勉強をする。
経済学部、商学部、経営学部志望の人、東京農大の国際食料情報学部を受けるべきだ。
あと英語が得意だから国際何とか学部に行こうという人、
「国際なんとか・・・。食料情報学部あるじゃない」
ここもすごいんですよ。専門性が高いです。英語が出来るだけの国際学部じゃなくて農業もできます。
ちゃんと実習があります。
また、経済、経営を学ぶにしても食料の問題とか流通の問題とか農業の問題と経済や経営にも詳しいという2つの武器がある。
そして、この国際食料情報学部は4つの学科、全部文系3教科で入れるのに入ったら理系並みの研究設備なんですよ。
僕から見ると超お得なのに、なぜ、みんな目指さないの。知らないんですね、東京農大という名前だけで、
「私には関係がない。
なぜなら、僕は(私は)文型だから」
違うんです。
文系は東京農大に入れるんです。
残念ながら私も社会人になってからこのことを知りました。
自分が高校生だったら絶対どこかは受けている。
大学の名前だけでなんとなく経済学部、なんとなく経営学部という人多いと思います。
別に悪くありません。
MARCH、日東駒専、受けていいです。
でも、なんとなくMARCH、日東駒専の経済学部や商学部受けるんだったら、この東京農大で経済や経営が勉強できる。両方を受けてみてください。
これだけ私が褒めているということはどんな学校なんだろうというふうに、ホームページで教育内容をしっかり見てください。
両方比べて東洋の方がいいというのは止めません。
でも農業も勉強できて、面白いなと思った人は、
ぜひ文系こそ東京農大。
どうぞご検討ください。
ありがとうございました。
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