みなさん、こんにちは。
山内太地です。
今日は保護者の方からご質問をいただいています。
「うちの子、部活中心に学校選びしてるんですけど
心配です。大丈夫なんでしょうか。」
そうですね。例えば中学生でその部活が強い高校を目指す、
あるいは高校生でそのスポーツの強い大学を目指すという人は
当然いると思います。
ただそのスポーツだけで選ぶって大丈夫なのかなという
保護者の方の心配わからないでもありませんが、
多くの人が適当に選んでいる中で、
一つ部活やスポーツをキーワードに、
学校選びをしてるお子さんというのは、
私は良い決断をしていると思っています。
だって別に勉強興味ないけど、
有名高校だから行くわとか大学行くわ、とかじゃ
ないっていうことですからね。
スポーツに関して言えば、
一つはやっぱりその試合とか大会に強いスポーツの名門の学校、
もう一個やっぱり学校選びが監督とかコーチですね。
有名な監督、いつも優勝してるとか評判が良いとかぶっちゃけ強い。
もしお子さんが本当に強い選手だったら、
ほっといても学校がスカウトに行きますよね。
ぜひうちの高校へあるいはうちの大学の何とか部へ、
ということで大事なことはまずお子さんが、強いことです。
だからやってる部活で、
レギュラーだったりその部活が全国大会出るとか、
県大会出るとか強い部活であれば、
そもそも高校や大学がほっときません。
声が掛かるはずなんですよ。大学なんかそうですよね。
じゃあ声がかからない場合。
要はお子さんがレギュラーじゃないとか、
自分の学校のその部は全国的に強くないっていう場合、
それでもそういう学校へ進学したいという人がいるんですよ。
この場合はスポーツの推薦というよりは普通に受験して入って、
入った高校とか入った大学でその部に所属するわけです。
でもその時点で強いから引き抜かれて推薦できた人たちと違う。
単なる普通の人なんですよ。
ただし実力があればレギュラーになれて、大会出れるわけです。
なので主にこのタイプだと思うんですけど、
お子さんがそのスポーツが好きだからその学校に行きたいっていうのは、
尊重してください。
ただし厳しい競争社会なのはプロと変わりません。
じゃあその学校入れてその部活に所属できて、
あとは本人に実力がなければレギュラーになれない大会に出れない、
出たって勝てないわけですね。
それは覚悟してよということです。
仮にそれによって活躍の場がなくたって、
入った高校や大学でしっかり学問、勉強はやりましょうね
ということだけは釘を刺してほしいんですね。
どうしてもその日本のスポーツとか部活の世界ですと、
スポーツや部活だけできてればいいやっていう
イメージが強すぎるんですけど、
最近は大学スポーツの場合は、
例えば早稲田大学などでも
ちゃんと勉強もしようよという流れになってきていますんで、
これはスポーツによりますけど、
これからの部活・スポーツはやっぱりちゃんと学校の勉強もやる。
それによってそのスポーツで現実的に食べていける人ばっかじゃないですよね。
プロ野球とかプロサッカーとかね。
あとソフトテニスなんかプロがありませんからね。
そういうことを考えた時に、
プロでやっていくっていう夢を持つことはいいけれど、
現実的にはほとんどの人はなれないわけで、
学生時代にスポーツをやること自体は素晴らしいです。
しかしいずれは何らかの形で、
就職していくっていうことをやっぱり、
ちゃんと大学で考えた方がいいんじゃないかな、
ということは私は思っています。
その辺りを親子でよく話し合ってください。
頑張ってください。
ご視聴ありがとうございました。
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