日本の大学全部行った男、山内太地です。
「勉強が辛いけど、どうしたらいいかわからない」という話をしたいと思います。
高校生のみなさんとお話ししていると受験勉強が辛い、しんどいという話を聞きますね。
そういう人、多いと思います。
「勉強が辛い時はどうしたらいいか」
坂口安吾という小説家が、実はこの答えを一つ実践しました。
彼は、勉強が辛い時、他の勉強をやっていました。
「ドイツ語が辛い、古代ギリシャ語をやろう」というわけで、勉強が辛い時は他の科目をやるのです。
結果的にどんどん勉強しているわけじゃないですか。
あともう1個は、つらいと思った人から負けます。
東大に受かった人の話なんか聞くと、だいたいみんな勉強楽しかったと言いますね。
それは、頭がいいから楽しいのだろう。
そうではありません。
楽しくなるように工夫ができている。
嫌だ、嫌だと思ってやっているから辛いに決まっています。
どうしたら面白く、楽しくなるかなというのを、受かった人たちは自分で工夫をして、楽しく勉強しているのです。
楽しく勉強しているから結果が出るのであって、頭がいいから勉強が楽しいのではないと考えてください。
自分が勉強しているときにどうしたら楽しくなるのと常に考えているんですよ。
僕自身は、音楽聴きながらやってもいいと思っています。
ただし、音楽聴きながら勉強するのは、僕の意見としてはそれで結果が出る場合だけです。
僕はダメでした。音楽聴きながら勉強やると点数取れないんですね。
だから私はだめ。うまくいく人はどうぞ。
一般的にはすすめません。
良い世の中ですね。
スマホの動画でも本屋さんに行っても、こうすれば受かったという本がいっぱい出ているし、動画にもあるじゃないですか。こうやっていい大学入れました。
情報はあふれているのですから、要はその人たちは、受験は辛いと思っていないわけですよ。
面白く楽しく勉強する方法を自分で考えて実行して、勝ったのです。
だから他の人から学んでください。
皆さんの人生、いろいろ悩みがあるでしょう。
勉強でも進路でも親や友だちとの関係でも。
人によっては恋愛でも。
実は、皆さんが悩んでいることは、大体他の人たちがすでに悩んで、答えを出してきたのです。
だから他の人はどうしたのか。
例えば、
「私の高校からあの大学に受かった先輩はどういう風だったのだろう」
その先輩に聞いてもいい、先生たちが知っているかも知れませんよね。
楽しく勉強した人から学ぶのです。
真っ白な雪のところにあなたが足跡をつけていく必要はなくて、すでに大学に受かった、頑張って何かを乗り越えてきた人たちの足跡がついているところをあなたは歩いています。
勉強は辛いものではない。
どうしたら楽しくなるか工夫をしてください。
頑張ってください。
ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
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