みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
中学受験 高校受験から考える 青山学院大学!!
という話をしたいと思います。
中学・高校受験を控えた保護者の皆さま。
青山学院大学にぜひうちの子入って欲しいという場合には
どんな中学高校選びをしたらいいんでしょうか。
「うちの子これから中学受験なのにもう大学の話?」
そうなんです。どうしてかというと
大学の方式別の入学者数を知っておくことが
お子様が確実に青山学院に入るのに有利になる可能性があるからです。
実際にデータをご覧ください。
青山学院の文学部は新入生が768人。
一般と共通テストでは459人。
指定校推薦で186人、附属から58人。
総合型選抜で50人入っています。
中学受験・高校受験の感覚だと、大学受験も英語や国語、日本史の
テストの点数の競争で入るものだと思いがちなんですが
実際にはそれ以外の方式で入学している人もかなり多いです。
これは、学部ごとに違います。
例えば、教育人間科学部であれば入学者総数295人中
一般共通テスト187人ですから、基本は一般で行く学部です。
しかし、経営学部539人のうち、一般が333人で
指定校86人、附属89人。附属の人気が高いんですね。
また、青山学院の中でも難関といわれる
国際政治経済学部は指定校2人しか採っていません。
指定校は採らないという方針なんですね。
学部ごとに入れたい受験生、求めているものが全然違います。
なので、中学受験・高校受験の段階から
青山学院のさまざまな学部を知って下さい。
教育学部や国際政経であれば一般で行くことが王道、
法学部は186人も指定校で採っているんだから
指定校の枠がたくさんある中高一貫校が有利かな、
というふうに学部ごとに
どこから青学を目指すかというのが全然違います。
理工学部も187人指定校で採っています。
もちろんここは一般も多いですが、附属は少ないです。
なんでもいいから青学ではなく、学部ごとにどの入試方式で
入学しているかを調べるんです。
なんでもかんでも附属とも申しません。
たしかに附属に入れば有利ですが、附属の人数がそんなに
とても多い訳ではない。
むしろ指定校のほうが多かったりします。
なので、青学の附属の中高に行くというのが一番なのですが
次に指定校推薦枠がしっかりある中学高校です。
キリスト教系の学校さん多いですし
首都圏の私立中高によっては青山学院大学14名みたいな枠を
ホームページや説明会で公表しています。
次に、昔に比べれば減ってしまったとはいえ
青学は一般や共通テストで実は結構な数入っているので
うちの子はやはり一般で行くんだと、
本人もその気だというのであれば
一般や共通テストの実績のある中学高校に行く。
さらに逆転技として、総合型選抜や学校推薦型選抜、
この場合は公募制ですね。
人数はそんなに多くないんですけど、青学も枠を持っているわけですから
もうテストの点数や偏差値だけではとても手が届かない
という場合は、ぜひこれも考えてください。
書類選考や面接や小論文中心で狙う。
ここで重要になってくるのが親子の対話です。
なんでもいいから青学に入れではなくて
「私はコミュニティ人間科学部で地域の問題を解決したい。
そして公務員を目指したり、地域の活動をするNPOで働きたい」
みたいなストーリーを作って欲しいんです。
何でもいいからは入れれば良いのでなく
「どうして私はその学問をやりたいのか。
そのためには私は中学高校で、なにを頑張ってきたのか。
どんな将来のビジョンを描いているのか」
これらを親子の対話でしっかり考えて
お子さんが腑に落ちた状態で、書類選考や面接や小論文で
総合型・学校推薦型選抜に挑戦をする。
という風に大きくは4ルートあります。
・附属に行く
・指定校の多い名門中高へ行く
・一般共通テストの点数で行く
・総合型や学校推薦型選抜でPRで行く
今の大学受験というのは非常に複雑化しています。
これをまず、保護者の皆さまがよく知って下さい。
いろいろな入試方式、学部ごとの方針
これを理解したうえでお子様とこれから中学高校で
対話をくり返しながら、そこで築き上げてきたものを
大学にぶつけるのです。
そして、合格したらしっかり学んで社会で活躍してください。
このように青山学院大学は方式別の入学者数や
学部の教育内容の違いを理解したうえで目指す。
受験は情報戦です。
これは、受験生本人や学校、塾に任せるのではなく
保護者の皆さまがやるんです。
それも、例えばお母さんだけではなくてお父さんもぜひ調べてください。
お父さんお母さんの受験生のころとは状況が違っています。
青学はずっと1・2年生が郊外で3・4年生しか渋谷に行けなかったんですけど
今はそうではありません。
今は多くの学部は4年間渋谷、一部の学部は4年間相模原です。
状況は変わっています。教育内容も変わっています。
ということで、今の大学受験の情報を知っておく。
もちろん、これから中学高校に入るお子様が
大学受験をするのはまだ数年先です。
しかし、今の大学受験の情報を持っておけば
これを毎年更新していくことで、いざお子様が受験の時に
皆さまはもう青学受験の専門家になっているんですよ。
5年6年調べているわけですからね。
そうするとお子様の合格により良いアドバイスができるはずです。
ぜひ頑張ってください。
ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
メガスタ高校生では、受験生の悩みをLINE、電話でもご相談いただけます。
一人で悩まずに、大学受験のプロにお気軽にご相談ください。