みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
「総合型選抜の志望理由がない」
という話をしたいと思います。
これはある方から相談を受けたのですが、部活の実績、生徒会活動を熱心にやっていたので、先生から「君、総合型選抜である大学を受けなさい」すすめられて、その気になった。
しかし、どうしてその大学じゃなきゃいけないのかの理由がない。
「私が部活や生徒会活動を頑張ってきた」
これは、きっと人に負けないいいものだと思います。でも、その大学に入りたいのか。
いくら先生にすすめられてもこの大学じゃなきゃいけない理由がないのです。
これでは受かりません。
でも意外とこれで悩んでいる生徒さん、多いです。
なんとなく推薦されちゃって総合型選抜受けるけど、その大学じゃないといけない理由がなくて困っている人向けという以外にニーズがありそうな動画。
どうしたらいいのか。
まずは、そのおすすめされた大学の就職実績データを見てください。
結局は大学出て就職しますから、その大学を出た後、何の仕事についているのかパンフレットやホームページでちゃんと見たほうがいいです。
「憧れの会社に入っているのかな」とか「こんな業種や職種に入っているのか」
意外とこうじゃないかなと思っているのが実際に就職データ見ると思ったほどその業界入れていなかったりしますからね。ということで大学を卒業後の就職データをまず見る。
次、3ポリを読む。
総合型選抜、推薦を受けるのであれば面接や小論文や書類選考があります。
その時にはあなたはどうしてもこの大学に入りたいです。
ちゃんと言えなくちゃいけませんよね。
今はそれがない。でも作らないと受からない。
そこですべての大学は3つのポリシーをホームページやパンフレットで公開していますから、それをしっかり読んでください。
アドミッションポリシー、カリキュラムポリシー、ディプロマポリシーです。
アドミッションポリシーはこんな受験生が欲しいよ。
カリキュラムポリシーは教育の中身。
ディプロマポリシーは卒業後の人材像。
これをしっかり理解すれば、「すすめられてあんまりよく知らない学校」ではなくて、どんなつもりで運営されている大学なのかをあなたはよく知ることができます。
そうすればちゃんと志望動機が浮かんでくるはずです。
これはお見合いと一緒なのです。相手がどんな人なのか素性をあなたがよく理解をした上で自分に合うかどうかという話です。
3ポリをちゃんとよむ。
あとはウィキぺディアで著名な卒業生、誰がいるかを見てください。
芸能人であったり政治家であったりタレントさんに限らず、こんな有名な人が卒業していますというのを見ると、別にあなたがタレントや政治家にならなくても、世の中からどう思われている大学かあの有名人のある人が出た学校だというふうに思われている大学というのは、結構重要なブランドイメージです。
そういう学校に私は入ろうとしているのだというのを理解をするとその大学のことをよく分かっているということにつながっていきます。
あとは可能であれば実際に足を運んでください。
少人数であれば見学できる機会はあるはずですので、行ったこともない大学が第一志望ですとか入りたいですというのもおかしいですよね。
ですから、少々遠いところでも旅行がてら出かけて行って、実際にどんな大学なのかキャンパスに足を運び、設備を見学することで自分の中の本当に入りたいという気持ちをこう呼び起こしていってください。
そして、その大学じゃなきゃいけない理由をこれらのデータを集めて作るんです。
今度はあなたを合格させる大学側の気持ちになって考えてください。
今やあなたにとってはこの大学じゃなきゃいけなくなりました。
でも今度は大学側から見てあなたじゃないといけない理由はないです。
他にも受験生はいっぱいいます。
他の受験生でもいいわけです。
それでは困りますよね。
だから今度は私じゃなきゃいけない理由。
これは大学を調べるのではなくてあなた自身の自己分析です。
そうしますと生徒会活動を頑張ってきた部活を頑張ってきたというものが輝き出すんですよ。
私が頑張ってきたものと大学が求めているもののお見合い、マッチングをしっかり行ってください。そうすれば言われて受けさせられる学校ではなくて、本当に行きたい大学になり、そのために私は高校時代これを頑張ってきたというものがちゃんとできます。
これでバッチリですよ。
頑張って合格してください。
ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
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