日本の大学全部行った男、山内太地です。こんにちは。
「AOで受験する人はオープンキャンパスをこう使え」という話をしたいと思います。
AO入試あるいは推薦入試で面接がある人ってどうしても緊張しちゃいますよね。
そして大学のオープンキャンパスに志望校の下見に行くと思います。
ここで重要なことは、オープンキャンパスで志望校を下見に行って、黙って説明を聞いて、
カレーを食べて、帰ってくるというのは最悪なので、絶対にやってはいけません。
AOや推薦では必ず面接がありますよね。
すなわち、あなたがオープンキャンパスでやらなくてはいけないのは対話です。
「黙って説明を聞いて帰ってくる」ではなくて大学教授の先生や職員や学生と会話をして
ください。そういう場はあるはずなんですね。
面接の練習をするような場があったら必ず参加するんです。
そして、私はこういう理由で志望していますって話しますよね。
そうすると何をされるかというと、ツッコミですよ。
「そういう志望理由はみんな言っているから、正直、人と変わらない」「それじゃあ分かりません」みたいなことを言われると思います。
それは面白くないですよ。
でも、これは心配しないで。本番ではないんです。
練習の段階で直してもらえるんだったら、その方がいいわけです。
オープンキャンパスの時には、必ずこの面接の練習ができれば行ったほうがいいと思います。あるいは東京へ名古屋や大阪のような大きい街で、いくつもの大学が集まって説明会をやっていますよね。
そういう時に、もし、ちょっとブースが空いていて、時間がとれて5分くらい話ができるんだったら、必ずこれをやったほうがいいです。私AOで受けようとしているんで、こういう志望動機なんですけどって話をすると、正直、プロの大学職員の方は悪いところを直してくれます。
あなたにとっては、私は受かるはずだと思っているから立派な志望動機なんですけど、何百人何千人の人の志望動機を聞いてきた大学の教授や職員の方から見たら、
「これ、しょぼいな」
というのは正直たくさんあるわけです。
本番にそんな失敗をして落とされたら、受験料がムダですから、練習のときにいろんな大学の人と話しておくべき。
そして、例えばあなたがマーケティングやりたいと思っていたって、マーケティングという学問に対する理解は、はっきり言って浅いわけです。高校生ですから。
でも大学の先生と話しながら
「マーケティングってこういうことなんだ」
「こういうおもしろさがあるんだ」
というのをよく理解が出来ていれば、面接の時で深い話ができますよね。
なぜ、この大学でなければいけないのか、どうしてこの学問分野に興味を持ったのか、そういうことを深掘りしていくためにもオープンキャンパスでは対話をしてください。
学生さんもいいと思います。
学校によっては何入試で入ったと言う名札つけている。法政大学なんかそうですね。
「推薦で入った」「一般入試で入った」「AOで入った」というのがあったら、そういう学生さんにAOで法政に入ったという人にどんな面接の受け方をしたか、あるいはどういうふうに志望動機を考えたかというのを学生さんに聞く。
このようにオープンキャンパスは、新聞記者のように根掘り葉掘り取材。
そして必ず対話。
なぜならば、大学の学問も真髄は対話だからです。
多くの人が人と活発に話すことが盛んにできて、みんなテンション高くて、コミュニケーション能力があってですね。リア充かと。
そうじゃないんですね。
誰もが最初は苦手なんです。
皆さんもそう。我々もそうです。
少しずつ人と対話する練習を積んでいく。
そこで慣れていって、本番に本来の力を発揮してください。
ぜひ、頑張ってください。
ありがとうございます。
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
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