みなさん、こんにちは。
日本の大学全部行った男、山内太地です。
国立大学が公務員に超強い秘密という話をしたいと思います。
金沢大学を例に話していきます。
様々な大学のホームページ等で就職データを見ると、
国立大学の公務員合格者数の数字が非常に良いのです。
これは何でなんだろう?と、
よく言われるのは、受験が5教科で、
きちんと国語・数学・理科・社会・英語を勉強しているから
公務員試験の教養試験を突破しやすいと言われていますが、
それだけではありません。
実は入ってからの勉強がすごいのです。
多くの国立大学、他の学校もあるのですが、今回は金沢大学を例に
国立大学がどうして公務員に強いのかの秘密を暴きたいと思います。
まず金沢大学がどうすごいのかというと、
令和元年度国家公務員総合職15人、国家公務員一般職133人、国立大学等法人職員119人、
石川県庁33人、富山県庁21人、福井県庁15人、金沢市役所33人も受かっているのです。
この強さの秘密は、実は大学の授業ではありません。
生協がやっている公務員対策試験講座なのです。
東京と違って司法試験や公務員の民間の大手の予備校というのは
地方都市にはあまりないのです。
そこで東北大学や福島大学、金沢大学のような地方の大学では、
民間の予備校ではなく、生協が予備校をやっているのです。
どこで?
そのまま大学の教室でやっているのです。
2020年度はコロナ禍だったので、ストリーミング形式の講義だったようです。
金沢大学は結構金沢の町から遠いので、
一般的に公務員を目指す人は大学の中で授業をやってもらえます。
その公務員講座、なんと1年で90分×324コマもやるのです。
これは行政職一括受講コースの場合ということで、
ゆとりなく生協の公務員講座を十分にやっているのです。
学校の授業とは別で、金沢大学ほどであればと
講師が全国から金沢大学に来てくれます。
生協がやってるので、当然低価格で
講座が27万円、教材費7万円だけです。
これで90分×324コマやってくれます。
理系の技術職は96コマなので、
講座が9万円で教材が2万5000円で、もっと安いということです。
なんと!授業を欠席してもDVDや動画で見られます。
きちんと録ってあるのです。
そして、面接練習会や個別相談・無料模試・試験対策ガイダンスまで
じっくりやってくれるこの特別講座は、金沢大生しか参加はできません。
金沢の他の大学の人は入れない訳です。
ということで、もともと公務員志望が多い上に、
受験は5教科で入って、この生協の対策講座の質が非常に高いので公務員に強いのです。
そして、金沢大学から公務員になろうという
3桁近くの多くの仲間達と一緒に勉強ができるということで、
あまり知られてはいないのですが、下手な塾より強いのではないかと思います。
全国各地の国立大学がこういった生協の公務員対策講座を充実させているので、
ぜひ公務員志望の人、地方国立は侮れない強さだということを知ってもらって、
ぜひ志望校としてご検討ください。
ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
メガスタ高校生では、受験生の悩みをLINE、電話でもご相談いただけます。
一人で悩まずに、大学受験のプロにお気軽にご相談ください。