オンライン家庭教師で中学受験を成功させるには
社会全体で広まる、デジタル化。
しばしば10年遅れと揶揄されてきた日本のデジタル環境も、皮肉なことに、コロナショックを機にスピードアップしています。
あらゆる分野で、集合・対面型のビジネスが見直され、オンラインによるWEB会議やリモートワークが導入されています。
「密」を回避しながらも、お互いの表情の確認から資料・データの共有まで、新しくスムーズなコミュニケーションが確保されるようになってきました。
オンライン家庭教師で中学受験も。【withコロナ】で加速
新型コロナウイルスの影響で、教育現場もかつてない状況に陥りました。
その中で注目を集めているのが、「オンライン教育」です。
2018年に行われたOECDの調査によれば、学校におけるパソコン等の使用頻度は、加盟国のなかで日本が最下位でした。
しかしコロナ禍に見舞われ、一人に一台のタブレット端末が貸与されたり、インターネットを活用した授業が行われたりする機会が増えています。
その際、いろいろな混乱がありましたが、オンライン授業の良さに気づくきっかけにもなりました。
先生よりも子供たちのほうが抵抗なく馴染んだり、「おもしろい」といった感想を口にしたり・・・。1対1の時間も作りやすいため、オンライン上で楽しそうにやりとりをする子供たちも増加しています。
コロナ禍のもとでは当然、子供たちが電車に乗って移動することも、たくさんの生徒と同席することも、躊躇せざるをえなくなりました。
そのため、感染の不安がなく、自宅で充実した学習指導を受けられるオンライン家庭教師に注目が集まっているのです。
一口で、「オンライン家庭教師だけで中学受験をめざす」といっても、そこに至る過程はさまざまです。
途中でオンライン家庭教師に切り替えるケースもありますし、最初からオンライン家庭教師一本で対策を立てるケースもあります。
ここで、まずお子さんがオンライン家庭教師に適しているタイプなのか、塾に適しているタイプなのか、という点を検証してみましょう。お子さんはどちらのタイプですか?
オンライン家庭教師で中学受験、おすすめのタイプは?
進学塾が向いているお子さん・保護者のイメージは
- 進学塾のペースについていける。
- 進学塾の授業がほとんど理解できている。
- 家庭学習の勉強のやり方がわかっている。
- 基礎ができていて、応用問題に手をつけられている。
- 苦手な単元はほとんどない。
- 志望校に偏差値が届いている。
- 積極的に質問ができる。
- 保護者の方に、中学受験の経験がある。もしくは、詳しい。
家庭教師が向いているお子さん・保護者のイメージは
- 進学塾のペースについていけない。
- 進学塾の授業があまり理解できない。
- 家庭学習の勉強のやり方がわかっておらず、宿題以外何をしたらいいかわからない。
- 基礎ができていない。
- 苦手な単元があり、模試で大幅に点数を落としてしまう。
- 志望校に偏差値が届いてない。
- 保護者の方に中学受験の経験がない。
先輩ママが塾とオンライン家庭教師から切り替えて中学受験する理由とは?
中学受験をめざして頑張っているお子さんの多くが通う進学塾ですが、
- 「塾の授業についていけない!」
- 「集団授業に向いていない」
- 「自分に合った志望校対策をしてほしいのに・・・」
といった悩み・不満から、家庭教師だけの指導に切り替える方がいます。
なぜかといえば、一対一のマンツーマン指導をおこなう家庭教師であれば、
- 身についていない部分や基礎までさかのぼって補強できる
- 苦手な教科の解消に集中できる
- 自分の志望校に必要のない部分をはぶき、必要な部分に絞ることができる
そんな効率的な受験勉強が可能になるからです。
先輩ママがオンライン家庭教師だけで中学受験を目指した理由とは?
- 「習い事で塾に通う時間がない」
- 「進学塾のペースに合わなさそう」
- 「受験を考えはじめたのが遅かった」
- 「市立小に通っていて、塾に行けない」
といった場合は、最初から家庭教師を検討される方が多くなります。
とくに受験の準備をスタートさせるのが遅れてしまった場合は、進学塾のカリキュラムに適応できるのか不安を感じる方が多く、家庭教師を選択する割合が高いようです。
中学受験に強い、プロのオンライン家庭教師にはどんな特徴があるの?
中学受験の専門家として、プロフェッショナルなスキルを持つ。
中学受験は特殊です。
たとえば算数なら、植木算・つるかめ算・旅人算・ニュートン算などと呼ばれる、教科書には出てこない独特の問題が登場する可能性があり、解き方を知らなければ解くことはできません。「中学受験流」の解き方で教える必要があります。
他の教科も、それぞれ同じことが言えます。
そのため、指導する側に経験に裏づけられた専門性とスキルがなければ、成績を上げることはできません。
専門家に任せたほうが、良い結果が出る確率は、格段に高くなります。
表情と手元(ノート)。そのふたつの画面を併用した授業をおこなう。
集中力が持続する時間がみじかく、飽きやすい小学生を教えるためには、こまやかな観察力や柔軟な指導が必要です。
- 本当に理解できているのか。
- わかっていないのに、わかっていると言っていないか。
- 問題を解くときに、どこでつまずいているのか。
など、生徒の表情や反応、ちょっとした手元の動きを刻々と把握しながら、すばやく教え方や指導内容を微調整できることが必要です。
まるですぐ隣で教えているように、「お子さんの表情」と「書いている手元」の両方をチェックし、小さな表情の変化や手元の迷いを見逃さない家庭教師が理想です。
苦手に感じているところや「わかったつもり」になっていることを、お子さんが口に出さずとも見抜き、わからない箇所はお子さんが理解するまで指導してくれる人材が望ましいのです。
すぐれた実績と共に、総合的に高いハードルをクリアしている。
「経験と実績のある先生に教わりたい」「自分に合わせた指導をして欲しい」というのは、だれもが思う共通の願いだと思います。
結果を重視せざるをえない受験勉強において、ノウハウと実績のある講師から指導を受けた方が有利なのは言うまでもありません。
トップクラスの進学塾で活躍する現役講師と元講師、あるいは長年、家庭教師として指導してきたハイレベルな講師がおすすめです。
さらに、小学生であるお子さんへの影響も考慮すれば、熱意・誠実さなど、人間性も高いレベルであることが重要です。
中学受験独特の難しさとして、受験生とはいえまだ小学生である子供のメンタル面をうまく導けるかがキーとなってきます。
実績と中学受験の専門的なスキル、人柄など、すべてにおいてバランス良く、高いハードルをクリアしている講師が理想です。
オンライン家庭教師は、進学塾の成績を上げたい場合にもおすすめ!
今までの中学受験では、進学塾に通うのがごく普通のことでした。
せっかく長い期間通い、がんばってきた塾をやめたくない!でも、このままでは不安!という方もいらっしゃるでしょう。
そんな場合のための家庭教師の利用術も、最後に検証してみましょう。
- 「ずっと下位クラスで伸び悩んでいる」
- 「なかなか成績が上がらない」
- 「クラス分けテストで、点数が取れない」
などの悩みを抱え、塾とオンライン家庭教師の並行を望まれる方も少なくはないと思います。
そのようなご家庭では、お子さんを少しでも上位のクラスに上げようと必死に頑張っていらっしゃったはずです。
なぜなら、どの進学塾も成績順にクラス分けされ、講師のレベルや授業内容も、上位クラスと下位クラスでは差がついてしまうから。
もちろん下位のクラスから難関校に受かる、例外的な例もあります。
ただ、確率はかなり低いと言って差しつかえないでしょう。
志望校に合格しようと思うなら、どうしても上位クラスに入る必要があります。
だからこそ、進学塾の成績を上げなくてはなりません。
塾と家庭教師の併用をお考えの方は、進学塾対策をプロフェッショナルな観点からできる人材を探しましょう。
進学塾のフォローやクラスアップに強みを発揮でき、子供が現在通っている塾にジャストフィットする対策をほどこせるオンライン家庭教師がおすすめです。