あなたの今の偏差値や学習状況がどんな状況でも、私たちは自治医科大学医学部合格への道のりを提示できます。
医学部専門プロ教師による
自治医科大学医学部専門対策
偏差値が届いていなくても、自治医大医学部に合格ができる理由
いきなりですが、模試で出る「偏差値」とは何でしょうか?
簡単に言えば、「総合力」のことです。つまり、あなたの偏差値が68.5あるとすれば、自治医大医学部に合格できる「総合力」があることを表しています。
ここで問題なのは、偏差値が68.5であることと自治医大医学部の入試問題が解けることはイコールではないということです。
ためしに、自分の偏差値より下の大学の過去問を解いてみてください。合格点を取れるものもあれば、まったく太刀打ちできない大学もあるはずです。
上記の理由から、偏差値が68.5あっても自治医大医学部に合格できないこともあれば、偏差値が届いていなくても自治医大医学部に合格できるという現状が生まれているわけです。
まとめますと、「入試本番で自治医大医学部の入試問題が解けたかどうか」
最終的にはこれで全てが決まることになります。
偏差値に届いていない場合に、私たちがやることが決まりましたよね?
入試本番までに、自治医大医学部の入試問題が解けるようにすること。これができれば、今偏差値が届いていなくても、自治医大医学部に合格することができます。
自治医科大学医学部に受かるためだけに特化した勉強法に切り替えましょう
偏差値はあくまで目安です。
事実私たちは、激戦区東京(首都圏)で25年間、数多くの逆転合格の実績を残してきました。
入試本番では、満点を取る必要はありません。
解くべき問題、解かなくていい問題を確実に見抜き、「自治医科大学医学部の専門対策」で学んだ問題だけをスラスラと解いていく。
そして、合格最低ラインを100%超えていく。
これが、私たちが実践している、模試の偏差値にとらわれない、入試本番で合格最低ラインを確実に超えるための志望校対策です。
具体的には、下記で紹介する自治医科大学医学部の入試問題の傾向に沿った対策を考えていくことになります。
自治医科大学医学部 入試問題の特徴と傾向
-
英語
文章題は文化、言語、生物学に関するものが出題
自治医科大学の英語の試験時間は60分。大問は3題となっています。計25問で25点満点です。他の3科目も25点満点となっています。
自治医科大学の英語はすべて選択式です。自由英作文などは出題されません。
自治医科大学の英語は3題すべて文章題です。文法問題が単独の問題として出題されることはありませんでした。
自治医科大学の英語の文章題のジャンルは毎年決まっていて、文化、言語、生物学に関するものです。
-
数学
「数列」の問題が頻出
自治医科の数学は、大問5題で、試験時間は80分です。全問マークシート方式です。
自治医科大の数学の頻出分野は「微分・積分」「ベクトル」「確率」などがあげられます。また、「数列」の問題が3年連続で出題されているので注意が必要です。
また、2017年度では、他大学の医学部ではあまり見られない、「空間図形」からの出題が大問で出題されました。
自治医科の数学は、難問奇問の見られない、標準的な出題であり、時間的にも適切であるため、スピードが求められる内容ではありません。過去問を用いて、頻出分野と融合問題の対策をしましょう。幅広く出題されるので、苦手分野のないよう、教科書レベルの内容を徹底すれば十分得点できるはずです。
-
化学
問題数が多い。時間短縮のポイントは計算問題
自治医科大の化学は全範囲から幅広く出題されます。難易度は標準レベルですが、計算問題は複数出題されます。
自治医科大化学の問題数が多めで、小問数25問です。出題形式はマーク式。
自治医科大化学の問題の難度は標準的です。教科書レベルから入試の標準問題までをしっかり押さえましょう。ただ、問題は制限時間です。問題数が多いため、かなり要領よく解いていかないと、制限時間内に解き終われません。また、この制限時間でこの問題数では、解答の見直しはほぼ不可能です。時間短縮のポイントは、計算問題です。小問25問のうち、2~3割は計算問題です。この計算問題をいかに効率よく、正確に解けるかが、キーになります。「素早く正しい計算式を立てる」、「ミスがないよう要領よく計算する」ことを意識し、工夫やテクニックを凝らしながら計算問題を解くようにしましょう。とくに化学量の計算、反応熱の計算が出るので、重点的に学習することが大切です。
-
生物
細胞の大小の比較、実験手順などは頻出
自治医大の生物はほぼ全範囲からまんべんなく出ますが、生態系と進化の問題はここ数年出題がありません。全体的に標準レベルの内容ですが、25問中1~3割は難問が出る可能性があります。実験問題の考察や計算問題も出題されます。細胞の大小の比較、実験手順などはよく出題される傾向にあります。
自治医大生物の小問数25問です。出題形式はマーク式になります。選択問題が多く見られます。
自治医大生物の問題は、全体的に標準レベルです。そのため、高得点をとらないと合格は厳しく、9割前後の得点が必要です。また、正誤問題が多いです。正誤問題では、正確な知識を身につけていなければ、正解を選ぶのは難しいです。生物関連の基本用語・知識を定着させ、基礎を確実に固めましょう。演習では、「選択肢を読む前に、自分で答えを固める」ようにすると良いでしょう。また、正誤問題は、丁寧に選択肢を読み込んでいると、解くのに時間がかかります。消去法で解けたり、細かい数値まで計算する必要がなかったり、という問題もあるので、正誤問題を解くテクニックを身につけておきましょう。
-
物理
物理Ⅰに即した基本的な問題が多め
自治医大の物理は物理Ⅰから力学、波動、電磁気、熱力学が順番に出題されます。物理Ⅰに即した基本的な問題が多くなっています。
自治医大の物理は小問全25問です。制限時間40分に対し、25問を解かなくてはいけないので、時間との戦いになります。
自治医大の物理の問題のほとんどが標準レベルのため、合格には高得点が必要になります。特徴的なのは、生活の中のちょっとした物理現象に関する知識問題が出題されることです。最近の教科書では、身近な物理現象に関する記述がみられるので、この問題に関しては教科書で対策していくと良いでしょう。また、問題量が多く、1問1~2分のペースで解かなくてはいけないため、時間的に厳しいです。後半の力学に時間がかかるため、前半は特にスピーディに解くことが必要になります。物理Ⅰに沿った基本的な問題が出題されるので、基礎的な知識を正確かつ確実に身につけるようにしましょう。見直しの時間を作るのも難しいので、ケアレスミスなどすることがないよう、短時間で正解を導き出せる練習を重ねましょう。
いかがだったでしょうか?
これらの専門的な対策を全て1人でこなすのは、困難といわざるを得ません。
その時は、私たち医学部専門のオンラインプロ教師をご検討ください。
あなたの今の偏差値や学習状況がどんな状況でも、私たちは医学部合格への道のりを提示できます。
医学部専門プロ教師ができること
- 激戦区東京で高い実績を残したプロ教師が指導します。医学部の専門家です。
- 合格するためのスケジュール管理・計画が渡され、あなたの弱いところ・苦手な部分をピンポイントで解決してくれ、効率よく成績を伸ばすことができます。
- 自治医科大学医学部についての話や自分が本当に合格できるのか不安な点を常に相談でき、モチベーションを維持してくれます。
- 自治医科大学医学部の傾向・特徴に沿った専門対策をしてくれることで、確実にあなたを自治医科大学医学部合格に近づけてくれます。
プロ教師が語る科目別勉強法 一覧
自治医科大学医学部の基本情報
学校名 |
自治医科大学医学部 〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311-1
|
---|---|
試験種類 |
・一般入試 |
試験科目(一般入試) |
▽第1次試験 ▼理科:物理(物理基礎・物理)、化学(化学基礎・化学)、生物(生物基礎・生物)のうち2科目選択 ▼外国語:コミュニケーション英語I・コミュニケーション英語II・コミュニケーション英語III・英語表現I・英語表現II ▼面接 ▽第2次試験 ▼小論文:90分以内 |
配点(一般入試) |
▼総点:100点 ▼英語:25点 ▼数学:25点 ▼理科:50点(各科目の配点は25点) |
日程(試験、合格発表)(一般入試) |
出願期間:2019年1月4日(金)~1月23日(水) 17:00 必着 一次試験日:【学力試験】2019年1月28日(月) 【面接試験】2019年1月29日(火)※学力試験及第者のみ 一次試験 合格発表日:2019年2月1日(金) 13:00 二次試験日:2019年2月7日(木) 二次試験 合格発表日:2019年2月15日(金) 17:00 |
定員(一般入試) | 123名(栃木県地域枠3名を含む) |
再受験生向け |
|
奨学金 |
入学者全員に対して、入学金・授業料などの学費を貸与する修学資金貸与制度があります。
・修学資金貸与制度 金額:2300万円(6年間)
・奨学資金貸与制度 金額:最高月額150,000円まで無利息 |
卒業後、進路 | 臨床研修医 |
関連病院(ジッツ) | 自治医科大学附属病院 さいたま医療センター とちぎ子ども医療センター |
同じレベルの学校(併願·志望校調整) | 東京慈恵会医科大学(私立・偏差値70.3) |
偏差値ランキング中での順位(難易度ランキング中での順位) | 偏差値ランキング24位(68.5) |
カリキュラム | 第1学年入学後まもなく専門教育への導入として医学概論と思考のプロセスが始まり、医学生に必要とされる生活態度及び医学教育修得の基礎となるスキルを身につける。また、早期体験実習として院内での患者付添い実習があり、医療の原点となる患者や医療従事者の立場に接する。総合教育必修科目では、理科系・文科系・地域医療系科目を通して医師に必要な素養を養い、総合教育選択科目では、少人数形式の学習で大学における学習法、学びの態度、人間関係の構築を体得する。1学期から自然科学と医学との接点として生命科学1、2を学習し、2学期からは解剖学、生化学等基礎医学科目が始まる。解剖学を1学年からという早い時期に学ぶのはこのカリキュラムの特徴であり、この時点で医学生としての自覚を深め今後の学習の原点とすることが期待される。 第2学年臨床医学学習の土台となる基礎医学の諸科目を履修し、生理学、病態生化学及び薬理学を中心に人体の機能とその調節を正常あるいは病的な状態について深く理解する。細菌学、ウイルス学あるいは医動物学では、生体に外界から侵襲する生物との関わりを学習する。後半には、対人援助の知識と実践、地域医療学各論1を学習し、地域医療・家庭医療の基礎、対人援助の知識を身につけ、3学期の地域福祉実習で専門職と一緒に働きながら実践をする。また、3学期から基礎臨床系統講義が始まる。 第3学年基礎臨床系統講義が中心的になり、主として臓器別に臨床的観点から基礎医学の学習を更に深めつつ、各臓器の疾患について症候、診断および治療を理解し身につける。また、総合診断学では症候学、臨床推論、テュートリアル等の多様な学習法で、総合的な診断能力を高めるとともに自発的に学習する習慣を身につける。臨床的事項についての系統的に整理された講義は6年間のうちでこの時期に行われ、4学年に始まる全日制臨床実習を有効に進める上での必須の事項を深く理解することが求められる。また、3学期には診断学実習が始まり、その後で共用試験(OSCEを含む)を受験する。これに合格することが臨床実習に参加する資格となる。 第4学年・第5学年BSLでは4学年では主に内科系の19科を、5学年ではその他の14科を回る。BSLでは担当する患者でみられる多くの臨床問題や、そこから派生することがらについて、積極的に学習し考察することが求められる。病棟での学習は多くの示唆と動機づけを学生にあたえるものであり、単に担当した症例の限定された診断や治療の理解に止まることなく、病態の深い理解のために様々な症候や検査成績の異常を深く吟味する。その様な自主学習を進めることが、従来の臨床講義に代わるものとして多くの授業時間を当てて導入されたこの臨床実習を実効あるものとする上で必須である。さらに5学年の2学期には本学のユニークな総合医療に関する教育の総まとめと、卒後の地域医療実践の準備をかねて、地域臨床実習(CBL)を2週間出身都道府県の地域にて行う。また、5学年の3学期には4週間の選択必修BSL2科が行われる。これによって患者を長期にわたりより大きな責任を持って看ることが出来、より深い臨床実習を行うことが出来る。 第6学年1学期に学生の選択により臨床系の1科で4週間、出身都道府県の拠点病院で4週間の選択必修BSLを行う。ここでは、教員の指導、監督のもとに許される範囲で学生が出来るだけ主体的に診療活動に参加する。BSLを4年1学期から6年1学期まで2年間の長期にわたり行うのは、本学の臨床教育重視のあらわれであり、このカリキュラムの特徴である。これに続いて臨床系科目の総括講義が行われる。それぞれの科目の領域全体が通観して整理され、あるいは特に需要な事項について、症例の提示や特論形式で講義が行われる。学生は6年間の医学教育課程を取りまとめ総括しつつ理解を深める。 |