聖心女子学院初等科
成績・点数を上げます！

聖心女子学院は、キリスト教にもとづいた教育を行っています。世界の一員として連帯感と使命感を持って、より良い社会を築くことに貢献する賢明な女性の育成を目指しています。教育方針に「魂を育てる」「知性を磨く」「実行力を養う」を掲げています。

また初等科から高等科までの12年間を全学年3学級（ゆり・ばら・きく組）にし、3ステージに分けるシステム（4・4・4 年制）を採用しています。

1stステージ(小1～4、32名クラス)は、「基礎・基本の徹底」の段階。少人数で基礎学力を徹底し、学びの土台を築くことを目的としています。
2ndステージ(小5～中2、40名クラス)は、定着・習熟・伸長の段階。教科担任制を採用し、主体的に学ぶ姿勢の定着を目指しています。
3rdステージ(中3～高3、40名クラス)は、応用・発展・深化の段階。進路に対応し、多様化した選択科目を設定しています。
毎年2ndステージが始まる初等科5年生時に編入・転入試験を実施しています。

国語

聖心女子では、学習の基礎である「国語科」に力を注いでいます。語彙力、論述力を重視しており、辞書を小1から持たされるようになります。
授業では、表現力・作文力・プレゼン力を養っていきます。
そのため、早い段階で文章を書けるようにならないといけません。プレゼンテーションでの発表も求められるので、日頃から文章を書き慣れるようにすると良いでしょう。 宿題は主に漢字ですが、学校から字を丁寧に書くように指導がされており、トメ・ハネ・ハライのチェックがものすごく厳しく、かなり丁寧に書かないとお直しとなってしまうことも少なくありません。

算数

算数では、中間テストや期末テストという名称の大きいテストはありませんが、カラープリントのテストが、単元ごとに実施されます。
また、まとめテストとして年に2回テストがあります。

テストでは式の立て方までチェックされていて、答えが合っていても公式に沿った順番で計算式を書かないと減点されます。（例：図形の面積図の問題は底辺×高さの順番で数字を書けていなければならない）

課題

また、自ら課題を設定し、調べる力も求められます。自主的に学習に取り組み、考え、問題を解決していくことが重視されるので、何事も主体的に取り組めるよう、対策しましょう。やらされる勉強では、聖心女子において成績を伸ばすのは難しいと言えます。

研究した課題に関しては、発表が求められます。授業で培ったプレゼンテーション力で、伝えることを意識して、研究成果を発表しましょう。
小6になると、初等科の集大成として、卒業研究を行います。自ら課題を設定し、調べ、発表することが必要になるので、小6になるまでに、文章力、探究力、プレゼン力を養いましょう。

算数

・新しい算数（東京書籍）
・小学問題集コア（好学出版）
・オリジナル教材

国語

・国語はばたき上下（光村図書）
・ピラミッド（教育開発出版）
・くりかえし漢字ドリル（文溪堂）
・小学校 国語（光村図書）
・スパっと攻略！国語文法
・新聞記事
・プリント

理科

・わくわく理科（啓林館）
・小学生ワーク 理科（学書）

社会

・新しい社会（東京書籍）
・社会科の基礎・活用
・プリント

聖心女子学院初等科（まとめテスト）の難度は標準的です。出題内容もほとんどが授業内で扱われた内容から出題されるため、授業の内容をしっかり聞くことが重要です。
試験問題は学校で配布されている教材から出題されるため、どこから出題されているかをちゃんと把握した上で勉強することが大事です。

【5年 算数】教科書とオリジナル教材から半分ずつ出題される

聖心女子学院初等科5年の算数のテストは、教科書（新しい算数）と聖心女子学院のオリジナル教材から約半分ずつ出題されます。そのため、算数のテストで高い点数を取るためには、教科書とオリジナル教材の内容を隅々まで理解しておく必要があります。
また、テスト問題の難度は標準的ですが、そもそもテスト勉強のやり方が分かっていないと、テスト範囲の勉強をやり切れないままテストを迎えることになりかねません。そうならないためにも、今日はこれをやる、いつまでにどの範囲を終わらせるなど、学習計画をしっかり立てたうえでテスト対策を進めるようにしてください。

【5年 国語】教科書と副教材から5割ずつ出題される

聖心女子学院初等科5年の国語のテストは、教科書（光村図書の小学校 国語、ピラミッド）から約5割、副教材（プリント、漢字ドリル、新聞記事）から約5割の比率で出題されます。
また、国語の定期テストは対策する教材の数が多いだけでなく、要約や記述の問題など、読解力が身に付いていないと解けないような問題が出題されるため、やや高い難度のテストとなっています。
そのため、テスト直前に少し対策しただけでは高い点数が取れません。テスト範囲の中には授業で解説をされない内容もありますので、復習の時間をしっかり設けて、自主的に理解を深めておくようにしましょう。その積み重ねが国語のテストの高得点に繋がります。

【5年 理科】ほぼすべて教科書から出題される

聖心女子学院初等科5年の理科のテストは、ほぼすべての問題が教科書（わくわく理科）から出題されます。また、初めて見るような問題が出題されることもほぼありませんので、教科書の内容を100％理解できていれば、満点近い点数を取ることも十分可能です。
ですので、まずは授業で分からなかったところをきちんと復習することを習慣付けましょう。日々の復習の中でコツコツと学習を進めておけば、テスト前に慌てることもありません。
しっかり準備をして臨めば点数が取れる内容のテストですので、理科のテスト対策としては、とにかく教科書の内容をきちんと理解できるようにすることが重要です。

【5年 社会】教科書から5割、問題集から3割、プリントから2割出題される

聖心女子学院初等科5年の社会のテストは、教科書（新しい社会）から約5割、問題集（社会科の基礎・活用）から約3割、プリントから約2割の比率で出題されます。そのため、社会のテストで高得点を取るためには、まず教科書の対策にしっかり取り組んでおく必要があります。
また、プリントはテスト前に配布されますので、それまでに教科書と問題集の対策をどれだけ進めたのかによって点数に差が出ます。決して難しい内容のテストではありませんが、上記の通り直前になって慌てて対策を始めるのは現実的ではありません。
そして、少しずつ学習を進めておけば問題なく点数が取れる内容ですので、授業で分からなかったところはしっかり復習をして、一つずつ確実に身に付けておくようにしましょう。

【6年 算数】問題集から7割、教科書から3割出題される

聖心女子学院初等科6年の算数のテストは、問題集（小学問題集コア）から約7割、教科書（新しい算数）から約3割の比率で出題されます。そのため、教科書と問題集の対策をしっかりやっておけば、90点近くの点数を取ることができます。
出題される問題の難度はやや高めですが、教材に載っている問題から作成されているため、教材を繰り返し解くことで対策することができます。
また、授業はしっかり聞いてわからない問題は早めに解決するようにしてください。苦手なところを作らないことが一番大事です。テストの直前の対策だけではなく、単元テストの見直しをこまめに行ったり、普段の復習を欠かさないようにしてください。

【6年 国語】教科書と問題集から9割出題される

聖心女子学院初等科6年の国語のテストは、約9割の問題が教科書（国語はばたき上下）と問題集（ピラミッド）から出題されます。そのため、教科書と問題集の対策をしっかりやっておけば、90点近くの点数を取ることができます。
出題される問題のなかには、新聞記事の内容を要約するなど、初めて見るような問題が出てくることもあります。そのため、テストの難度としてはやや高いと言えるでしょう。
しかし、高い点数をとるためにやるべきことは明確です。まずは、授業の復習として教科書を読むことを習慣にしてください。それと並行して問題集を何度も解くようにすれば、おのずと点数が取れるようになります。テストの直前だけではとても対応しきれませんので、日頃から少しずつ取り組むようにしましょう。