医学部は理系学部であることから、当然理系科目である数学も難問揃いではと思われるかもしれませんが、

実は医学部で出題される数学は難問への対応力よりも、標準レベルの問題に対する処理能力が重視される傾向にあるといえます。

このため、数学が苦手でも志望校対策さえしっかりできていれば、合格可能性はゼロではありません。

志望校の入試のツボを押さえることさえできれば、勉強法次第できちんと得点できるようになれますから、数学が苦手というだけで医学部進学を諦める必要は全くないのです。

ここでは数学の苦手を克服し、偏差値を上げるヒントを3つご紹介します。

1.とにかく自分の手を動かして問題を解く

数学は、ただ授業を聞いて暗記すればマスターできるというものではありません。

自分の頭を使って考え、手を動かして問題を解かねば理解を深めることは難しいものです。

まず簡単な問題からでよいので、できるだけ多くの問題を自力で解く習慣を身につけてください。

自分でスラスラと解くことができるようになれば、きっと数学を面白く感じられるはずです。

2.考えすぎない。解けなければ「解法を覚える」方法にチェンジ

考えすぎないことも大切です。

分からない問題を自分でどんなに考えても、突然解き方がひらめくことはあまりありません。

5～10分ほど考えて歯が立たないと思ったら、問題の解説を見ながら解き、次に自分の力だけで何度も繰り返して解いてください。

分からない問題に足止めされるのではなく、多くの類題に挑戦して解き方を覚えることを優先してください。

入試当日までの限られた時間で数学の成績を上げるには、解法パターンが頭に刷り込まれるまで、繰り返し解くことが必要です。

解法パターンが頭に刷り込まれたら苦手意識はかなり薄くなり、偏差値も上がってくるでしょう。

3.数学の基礎が身についているか再確認！

数学をどれだけ頑張っても一向に成績が上がる気配がない場合、そもそも基礎力が不足している可能性があります。

医学部受験生はどうしても「難関に挑戦する」意識から上を見て足元を疎かにしがちです。

たとえ難関学部であっても、最初にお伝えした通り、医学部で出題される数学は難問への対応力よりも、標準レベルの問題に対する処理能力が試される傾向にあります。

基礎を疎かにしたまま医学部の数学に挑戦しても、時間がかかるだけで苦手克服にはなりません。

高校の数学だけでなく、中学校の数学まで戻って理解度をチェックしましょう。

基礎固めができれば、解答スピード・正解率とも飛躍的にアップし偏差値も上げることができるはずです。

数学に苦手意識を持っていても、医学部志望を諦めることはありません。

なぜならば、皆さんが目指すのは医師であって数学者ではないのですから、医学部の入試問題さえクリアすればいいのです。

とはいっても、独力で数学の苦手を克服し偏差値を上げるのは至難の業ですし、塾や予備校の集団授業ではピンポイントで指導を受けるのは困難です。

医学部受験対策には、豊富な受験指導経験を持つ「あなた専属のコーチ」が必要です。

お住まいの地域を問わず、最先端の受験指導を受けられるオンライン家庭教師なら、基礎力のチェックから過去問レベルの実戦的指導まで、受験生個々の理解度に合わせた指導を受けることができます。

今回は、私大医学部を志望する方に数学の苦手克服法と偏差値を上げるヒントをご紹介しました。

私大医学部の入試では、数学を通して受験生の処理能力が試されるといっても過言ではありません。

難問奇問揃いということはなく、標準的レベルの出題がほとんどです。

問題演習を繰り返し、不足を補うことで苦手克服が見込めます。

さらに効率よく早期に偏差値アップにつなげるには、受験指導経験が豊富な家庭教師の指導を受けるとよいでしょう。

さらに医学部受験専門の家庭教師なら、医学部受験生が躓きやすいポイントや克服法も熟知しています。

「医学部メガスタ」なら、数学をあなたの得意科目まで引き上げる指導を提供します。ぜひ活用してください。