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医学部受験 模試の活用法 受けっぱなし厳禁!

医学部受験での模試活用

 

「模試の結果が出たけれど、点数や偏差値をチェックしてそれっきり」と受けっ放しで放置していませんか?

 

模擬試験は試験本番のシミュレーションをする絶好の機会であり、医学部の入試対策に欠かせない情報の宝庫です。

 

そこで今回は、医学部の入試対策に模試を活用するポイントをご紹介します。

 

効率良い復習の方法を身につけて、模試を受ける度に合格可能性を高めましょう。

 

 

医学部受験で模試を受けるポイント

まず、医学部受験で模試(模擬試験)を受けるポイントを3点ご紹介します。

 

1.試験本番を意識し本番と同じ気持ちで臨む

もちろん入試本番ではありませんが、試験に取り組むときは医学部の入試(二次試験)を想定して取り組んでください。

 

緊張感をもって模試に臨むことで、医学部受験で求められるメンタルの強さを身につけておけば、過度の緊張により本番を台無しにしてしまうことを防ぐことができます。

 

また、試験問題の解き方の試行は模試でしかできません。

 

解答する順番や時間配分を試し、入試本番までに「自分の最高得点を引き出す解き方」を確立しましょう。

 

 

2.目標を立てて模試を受験する

模試を受験する際は、「最低でも7割は得点する」「苦手な数学の偏差値を+3する」「第一志望の志願者の中で上位100位以内に入る」など、具体的な目標を立ててください。

 

ただ漫然と受験するよりもモチベーションを上げることができます。

 

 

3.マークシート方式に慣れるチャンス!

センター試験を利用して医学部を受験する方も多いはず。

 

模擬試験は「記述式」と「マークシート方式」の2種類がありますから、センター試験の利用を考えているならマークシート方式の模試も積極的に受けてください。

 

マークシートの順番をずらさず、きちんと読み取られるよう丁寧に塗りつぶし、解答をメモするのは、慣れていないと意外と時間をとられます。

 

センター試験で高得点を出すためにも万全を期したいものです。

 

 

模試は受けっ放しにせず効率良く復習しよう!

 

模試を効率良く復習する

 

ただ結果を見るだけでそのままにしておくなど、模試を受けっ放しにすることは禁物です。

 

せっかく入試に近い状況と設問で受けられる試験なのですから、合格のために最大限有効活用してください。

 

模試を効率良く復習するためのポイントをご紹介します。

 

1.模試当日のうちに済ませるべきこと

まず、模試が終わって帰宅したら自己採点をして得点を確認します。

 

解けなかった問題は必ず解き直し、どうして解けなかったのか分析してください。

 

「そもそもなぜ解けなかったのか分からず、分析しようがない」という方は、家庭教師など受験生個人のレベルに即したフォローが必要です。

 

医学部受験は戦略的かつ効率的に対策を進める必要があり「分析しようがない」では大きく遅れをとってしまうからです。

 

 

2.試の結果が返却されたら取り組むこと

模試の結果が返却されたら、できるだけ早期に復習します。

 

その結果、分からなかったところや曖昧だったところ、苦手なところがあればそれらを1つずつ潰していきましょう。

 

そして、試験結果が目標とした得点や偏差値に満たなかったときは、次の模試でどうすれば達成できるか、さらに合格に近づくには何が不足しているかを考えてください。

 

分析には受験生本人の主観的視点だけでなく、保護者の方や学校の先生など客観的視点も取り入れましょう。

 

より有効な志望校対策のためには、医学部受験に精通したプロの目を通した分析が近道です。

 

 

模試の結果の受け止め方

 

模試の結果の受け止め方

 

模試の結果には、志望校の合格可能性や目安となる偏差値が記載されています。

 

シビアな判定結果を突きつけられると、どう受け止めればいいのか悩んでしまったり、受け止められずに心が折れそうになったりするかもしれません。

 

模試の結果を「志望校合格のための前向きなヒント」にする受け止め方を3つご紹介します。

 

 

1.結果が出る度に一喜一憂しない

模試はあくまで「模擬試験」であり、本番の入試ではありません。

 

落ち込んで勉強が手付かずになっては本末転倒です。

 

たとえ結果が芳しくなくても「本番じゃなくてラッキー」「次は目標点数を絶対クリアしよう」「同じミスをしなければ必ず合格できる」と考え、一喜一憂しすぎないことが大事です。

 

また、試験結果が良かった場合は「勝って兜の緒を締めよ」の意気で、手を緩めず次の模試や入試本番に備えてください。

 

 

2.自分のウィークポイントを把握する

模試は自分の弱点を知る絶好の機会です。

 

模試でしてしまったミスは、自分のウィークポイントと考え「同じミスは二度としない」気持ちで、次の試験につなげることが大切です。

 

 

3.志望校までの距離をつかんでおく

自分が志望校までどの程度の距離にいるのか、受験生の中での位置を知ることができるのが模試の結果です。

 

志望校に合格するには何が不足していて、どのような対策をとれば解決できるかを知るには、受験生本人の主観ではなく受験指導のプロのアドバイスが効きます。

 

偏差値や順位から「あとどれくらいで合格圏に届くか」を把握して、模試を受ける度に志望校への距離を縮めていきましょう。

 

 

おわりに

今回は、医学部受験に必須の模試の受け方についてご紹介しました。

 

受験生にとって、模試の存在は心強いものです。

 

しかし、ご自身だけで模試を活用して受験勉強のペースをつかむことは、なかなか難しくもあります。

 

特に難易度の高い医学部受験においては、学校や一般の塾でもフォローが不足する恐れがあります。

 

「医学部メガスタディオンライン」は、全国すべての受験生に最適な志望校合格プランを提案、ご自宅にいながらにして指導を受けることができます。

 

独学で頑張っているものの成果が出せない方はもちろん、学校や地元の塾だけでは不安な方も是非ご活用ください。