兵庫医科大学医学部専門対策

偏差値が届いていなくても、兵庫医科医学部に合格ができる理由

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兵庫医科大学医学部　入試問題の特徴と傾向

• 数学

  

  積分が頻出

  兵庫医科の数学は、大問３題で、記述形式です。大問１は小問集合となっており、近年５問の出題でしたが、2017年度は４題でした。

  兵庫医科数学の頻出単元ですが、「微分・積分」「確率」「数列」などは頻出です。2016年度から2年連続で複素数平面からの出題があったので注意が必要です。

  難易度は年度によって変わりますが、上位私大レベルの典型題が多いです。

  兵庫医科の数学は、積分が頻出となっていますが、難易度の高い問題が多く見られます。普段から高い難易度の問題を解くことに慣れておきましょう。

  また、時間的に余裕はあまりないので、過去問を用いて時間配分に注意できるようにしておくと良いでしょう。

• 化学

  

  融合問題が多い

  兵庫医科の化学は、融合問題が多く、どの分野からもまんべんなく出題されます。例年、有機化学や無機化学の総合的内容からの問題が多く出題されています。生命科学に関する問題も頻出です。ここ数年でかなりの難化傾向にあるため、注意が必要です。

  有機化学・無機化学の分野は、基本的な知識をしっかりと整理し、覚えておくようにして下さい。穴埋め問題の出題が多いので、この形式の解答に慣れておくことが重要です。また、穴埋め問題で問われそうな用語・現象などは、まとめて整理しておきましょう。生命科学の分野からの出題も考えられるので、この分野の対策も重点的にしておいて下さい。いずれにしても、基本的な内容が多いので、まずは基本をしっかり固めることが重要です。焦って応用問題に取り組むのではなく、基本問題の演習をしっかり行って下さい。基本的な知識・用語などに穴がないようにしておきましょう。また、ここ数年の難化傾向が今後も続く可能性を考えて、国立上位大学の過去問にも手を付けておくといいでしょう。

• 生物

  

  生態系の進化は必出

  兵庫医科生物のほぼすべての分野からまんべんなく出題されます。なかでも、生態系の進化は必出です。ほとんどの分野から、正誤問題の形で出題されています。

  正誤問題が大半を占めるため、正確な知識をかなり細かいところまで身につけておく必要があります。図解などで、代表的な用語だけでなく、細かい生物名称や時代も確認すると良いでしょう。また、正誤問題は慣れてないと、スピーディに正解を選べません。知識の定着と解答スピードアップのために、正誤問題の問題演習を相当量やり込むようにしましょう。一般には題材とされないような生物の問題が出題されることもあります。普段から生物に興味を持ち、生物をどれだけ知っているかがカギになります。受験問題に限らず、生物に関しての知識を広げておくと、試験を有利に進められます。図解を用いるのも効果的です。

• 物理

  

  磁場・電磁誘導、凸レンズなどが頻出

  兵庫医科の物理は、全分野からまんべんなく出題されます（原子分野は出題範囲外）。波動、電磁気、力学、熱力学からの出題です。磁場・電磁誘導、凸レンズ、ドップラー効果、金属球の接触とクーロン力、力のモーメントなどが頻出です。問題レベルは、標準～やや難です。

  基本～標準の出題がメインになるので、まずは基本をしっかりと固めましょう。基本的な知識が身に付いたら、標準問題を中心に、問題演習を積んで下さい。標準問題に慣れたら、やや難度の高い問題にも取り組むことが必要です。小問集合などで、時間がかかってしまうこともあるので、問題演習で制限時間を意識し、スピーディな解答を心がけておいて下さい。また、試験中は解くのに時間がかかる難問は飛ばした方が良いでしょう。確実に得点できる問題を全て解いた後で、難問には取り組むようにしてください。それほど難度が高い試験ではないので、合格点は高めになることが予想されます。ケアレスミスなどで失点がないよう、見直しはしっかり行うようにしましょう。

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