あなたの今の偏差値や学習状況がどんな状況でも、私たちは慶應医学部合格への道のりを提示できます。
医学部専門プロ教師による
慶應医学部専門対策
慶應医学部合格の最低条件
「いつまでたっても慶應医学部に偏差値が届かない・・・」
「慶應医学部に合格している自分が想像できない・・・」
という声をよく耳にします。
医学部に合格できるのは、常に学年トップクラス、勉強が抜群にできて、模試では常に70越え・・・だから、模試で慶應医学部の偏差値73.2に届くことが、合格の最低条件。
このように考えられている人は、少なくはありません。
しかし、そもそもこの考え自体が大きく間違っていることをご存知でしょうか。
偏差値70を超えるより、
慶應医学部に合格するほうが楽?
偏差値70を超えることは、私大医学部受験生約10万人の約2%(2000人)に入るということ。
そして、慶應医学部に合格することは、受験者数1,384名中の12.9%(179名)に入るということです。
どちらを目指すべきかは、言うまでもないですよね。
いかにこの12.9%に入るかに、私たちは全精力を注がなければいけません。
当然ながら、「偏差値70を超えるための勉強」と「慶應医学部に合格するための勉強」では、やるべきことは大きく変わってきます。
もう少し詳しく、説明していきますね。
偏差値が届いていなくても、慶應医学部に合格ができる理由
いきなりですが、模試で出る「偏差値」とは何でしょうか?
簡単に言えば、「総合力」のことです。つまり、あなたの偏差値が73.2あるとすれば、慶應医学部に合格できる「総合力」があることを表しています。
ここで問題なのは先程もお伝えしたように、偏差値が73.2であることと慶應医学部の入試問題が解けることはイコールではないということです。
ためしに、自分の偏差値より下の大学の過去問を解いてみてください。合格点を取れるものもあれば、まったく太刀打ちできない大学もあるはずです。
上記の理由から、偏差値が73.2あっても慶應医学部に合格できないこともあれば、偏差値が届いていなくても慶應医学部に合格できるという現状が生まれているわけです。
まとめますと、「入試本番で慶應医学部の入試問題が解けたかどうか」
最終的にはこれで全てが決まることになります。
偏差値に届いていない場合に、私たちがやることが決まりましたよね?
入試本番までに、慶應医学部の入試問題が解けるようにすること。これができれば、今偏差値が届いていなくても、慶應医学部に合格することができます。
慶應医学部に受かるためだけに特化した勉強法に切り替えましょう
偏差値はあくまで目安です。
事実私たちは、激戦区東京(首都圏)で25年間、数多くの逆転合格の実績を残してきました。
入試本番では、満点を取る必要はありません。
解くべき問題、解かなくていい問題を確実に見抜き、「慶應医学部の専門対策」で学んだ問題だけをスラスラと解いていく。
そして、合格最低ラインを100%超えていく。
これが、私たちが実践している、模試の偏差値にとらわれない、入試本番で合格最低ラインを確実に超えるための志望校対策です。
具体的には、下記で紹介する慶應医学部の入試問題の傾向に沿った対策を考えていくことになります。
慶應医学部 入試問題の特徴と傾向
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英語
英文和訳、和文英訳問題の出題が特徴
慶應医学部の場合、文法・語彙問題は独立しておらず、長文読解問題の一部として扱われています。そのため、単なる単語帳や文法の参考書の勉強では太刀打ちできません。
慶應医学部の長文読解問題は、テーマが医学系でない代わりに日本人向けの英字新聞や英語版の科学ジャーナルであることが多く、相当の読解力がなければ解答することが難しいレベルの問題です。
慶應医学部の読解問題の特徴として、英文和訳・和文英訳問題が挙げられます。出題される数も多く、対策は必須です。難解な慣用表現が見られますので、しっかりと英訳対策をしましょう。
また、慶應医学部には自由英作文があります。語数制限があり、政治に関する意見や倫理的な問題などテーマも難しいため、日ごろから意識的に対策をする必要があります。
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数学
確率の漸化式が毎年のように出題される
慶應医学部の数学は、大問4題中、半分が数Ⅲ・Cから出題されます。難関国公立大に匹敵する難易度のため、対策は必須です。「微分・積分」からは毎年出題されています。過去5年の入試問題を見ると、大問2~3では「操作(T)」の確率問題が頻出であることが分かります。特に「確率の漸化式」は毎年のように出題されています。
また、他校ではあまり見られない「二次曲線」の出題もあるため、注意が必要です。そのほか、「数式」「微分・積分」も近年良く出題されており、次いで、「極限」「三角関数」「整数」が出題されています。
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化学
分配係数など教科書に載らない範囲からも出題される
慶應医学部の化学は、大問3題と一見少なく見えますが、記述問題の出題が多く問題文も長いです。傾向に関しては、「無機」は単体での出題はほとんどありませんが、電池や分子などの理論分野と絡めた化学反応式が頻出となっているため、注意が必要です。
他にも、構造式や分子式を一定の枠内に記述するものや、特に2016年で見られた「導入過程も記せ」といった細かい知識を問う問題もよく出題されます。
一方、「有機」からは「天然有機化合物」の出題が目立ちます。「天然有機化合物」ではアミノ酸やタンパク質などがよく取り上げられますが、そのものについて問われるというよりは、性質を理解した上で応用して解く問題が多いです。
また、分配係数といった教科書には載っていない単元が取り上げられることもあるため、全体を通して難度の高い問題であると言えるでしょう。
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物理
力学・電磁気学・原子の分野が頻出
慶應医学部の物理では、2012年度から2016年度の出題を分析すると、「力学」「電磁気学」「波動」「熱力学」「原子」の分野から3題、小問集合が1題の出題パターンが多い傾向があります。近年では特に、「力学」「電磁気学」「原子」の分野からの出題が多く見られますね。「波動」からの出題はなく、「融合問題」が出題されたことがあります。また、「原子分野」の対策は難関国公立の受験生でも十分に手をつけていないような単元のため、最も差がつくポイントになるでしょう。
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生物
実験・考察問題の攻略がカギ
慶應医学部の生物では、「生殖·発生」「遺伝情報」「動物の反応」「体内環境」の優先順位が高いと言えます。他の医学部で出題の見られる「代謝」の分野が、今のところ過去に出題がありません。また、最近の生物学の進歩に伴い、遺伝情報やタンパク質に関する出題が増加している点に注意しましょう。
慶應医学部の生物の問題の大半は実験·考察問題です。設問の例を挙げると、「この実験に対する対照実験の内容を説明しなさい」「どのような結果が得られば前述の可能性が否定されるか」「実験の目的は何か」といった、出題者の意図を読み取ったうえで、具体的に考察をしなければいけない問題が目立ちます。
さらに、他の私立医学部と比較すると描図問題の出題が非常に多いことも特徴の1つです。
テーマに関しても、慶應は医学部入試の中でトップレベルの問題が出題されています。2016年度出題の「ミトコンドリアの融合御制」、2015年度出題の「ゴルジ体のタンパク質輸送機構」などといったテーマは、高校生物のレベルを超えていると言えます。
いかがだったでしょうか?
これらの専門的な対策を全て1人でこなすのは、困難といわざるを得ません。
その時は、私たち医学部専門のオンラインプロ教師をご検討ください。
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医学部専門プロ教師ができること
- 激戦区東京で高い実績を残したプロ教師が指導します。医学部の専門家です。
- 合格するためのスケジュール管理・計画が渡され、あなたの弱いところ・苦手な部分をピンポイントで解決してくれ、効率よく成績を伸ばすことができます。
- 慶應医学部についての話や自分が本当に合格できるのか不安な点を常に相談でき、モチベーションを維持してくれます。
- 慶應医学部の傾向・特徴に沿った専門対策をしてくれることで、確実にあなたを慶應医学部合格に近づけてくれます。
プロ教師が語る科目別勉強法 一覧
慶應医学部の基本情報
学校名 |
慶應義塾大学 医学部·医学研究科(学校名) 1年次:日吉キャンパス:神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1 日吉駅(東急東横線、東急目黒線/横浜市営地下鉄グリーンライン)徒歩1分 2-6年次:信濃町キャンパス:東京都新宿区信濃町35 |
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試験種類 |
一般入試:第1次試験+第2次試験 |
試験科目(一般入試) |
▽第1次試験 ▽第2次試験:小論文、面接 |
配点(一般入試) |
総点:500点(1次試験で350点を取れば正規合格できる可能性が大きい) |
日程(試験、合格発表)(一般入試) |
出願登録(インターネット)および入学検定料の支払:2018年12月25日(火) ~ 2019年1月21日(月) ※締切日は17:00まで |
定員(一般入試) | 募集人数:68名 |
試験結果、合格者(現浪別)(2017年度一般入試結果) |
・2018年度第1次試験合格最低点:305点/500点 ・2017年度第1次試験合格最低点:266点/500点 倍率:2018年7.4 (受験者数1327名、入学許可者数180名) 2017年7.7 (受験者数1384名、入学許可者数179名) 2016年8.3(受験者数1436、入学許可者数167) |
再受験生向け |
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奨学金 |
▼慶應義塾大学医学部人材育成特別事業奨学金(給付型奨学金·一般入学試験成績上位者10名):年間200万円(総額800万円) ▼学問のすゝめ奨学金(給付型奨学金·日本国内(東京都·神奈川県·埼玉県·千葉県を除く)の高等学校等を卒業(修了)した者):(医学部のみ)90万円、1年間(継続申請可) ▼慶應義塾維持会奨学金(給付型奨学金): 80万円/年、1年間(毎年出願可) |
卒業後、進路 | 臨床研修医 |
関連病院(ジッツ) | 慶應義塾大学関連病院会(慶應義塾大学病院、東京都 東京医療センターなど) |
同じレベルの学校(併願·志望校調整) | 東京慈恵会医科大学(私立·偏差値70.3) |
偏差値ランキング中での順位(難易度ランキング中での順位) | 偏差値ランキング4位(73.2) |
カリキュラム | 1年目は、数学、物理、化学、生物、外国語(英語、ドイツ語、フランス語)、人文·社会科学の他、医学の基礎科目を学びます。 |
教員·研究者 | 岡野 栄之 教授(所属:生理学教室·専門:中枢神経系の発生と再生) |