東京都の公立高校受験対策!
メガスタの高校受験対策とは?
このページでは、東京都の公立高校に合格を目指す方のために、東京都の公立高校入試の仕組みや志望校に合格するためのポイントについて紹介しています。ぜひ公立高校受験対策にお役立てください。
東京都の都立高校入試は大きく分けて「推薦入試」と「一般入試」に分かれています。推薦入試は一般推薦と特別推薦があり、それぞれ面接や実技試験、作文、小論文などの総合点から合否を決めます。
一般入試は全日制の場合、前期・後期に募集人員を分けた「分割募集」を行う学校と、第1次募集で定員に達しなかった場合に2次募集を行う学校があります。一般入試の選抜は学力検査と内申点の合計で合否を判定されますが、学校によって学力検査と内申点、どちらを重視するか 比率が決まっており、おおよそ7:3、一部学校・学科によっては6:4の割合となっています。
また、学力検査、内申点の他にも面接や小論文を実施する学校もあります。
2023年度の東京都の高校入試は以下の通り実施されました。 推薦入試 第一次募集及び分割前期募集 分割後期募集及び全日制二次募集
2024年度の入試スケジュールもほぼ同様の日程で実施される見込みです。
出願受付日
1月12日~18日
実施日
1月26日、27日
合格発表日
2月2日
出願受付日
2月1日〜7日
実施日
2月21日
合格発表日
3月1日
出願受付日
3月6日
実施日
3月9日
合格発表日
3月15日
基本的なことですが、出願や試験日などの日程はしっかりとおさえておきましょう。
ここからは主に、学力試験が実施される一般選抜の対策についてご紹介していきます。高校入試の仕組みを理解しないせいで、入試直前に後悔してしまったり、損をしてしまう生徒さんが毎年大勢います。少し長いですが、ぜひ最後までお読みください。
1中学3年生の内申点 65点満点
2学科試験の点数 5教科×100点 500点満点
この得点からさらに全日制課程の高校の場合、学力検査と内申点を7:3の比率に換算、全日制の芸術および体育に関する学科の場合は6:4で換算し1000点満点で評価をします。
中学3年の成績 | 主要5教科×5段階評価+実技4教科×5段階評価×2 | 65点満点 |
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試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
大問1・大問2は漢字の読み書き問題が各5問ずつ出題。 大問3以降は長文が2問、古典が1問の問題構成になっています。 中でも長文は3000字以上の問題となっているため、素早く正確に読み解く力が必要となります。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
大問1は基本計算問題を中心に9問程度。作図問題なども出題されますが、慌てずに確実に解きましょう。 大問2では図形や数の規則性の問題に加え、証明問題が出題されるのが特徴です。 大問3以降はグラフや平面図形を用いた面積・面積比の問題関数の問題や証明問題が頻出しています。 特に図形の証明問題は例年出ている重要な問題のため、しっかり対策を行いましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 4問 |
大問1はリスニング問題。会話を聞いて、正しい返答や語句などを選択する問題が頻出です。 大問2は例年会話文のやりとりをよみ、内容一致や適語を選択する問題となっています。また、作文も出題されています。 大問3・4は会話文・長文読解問題で空所補充や内容一致問題などが出題されます。 長文は比較的長めの文章になっているため、素早く正確に内容を把握するようにしましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 6問 |
大問1・2は小問集合問題となっており、生物・科学・物理・地学からまんべんなく出題されます。 大問3以降は実験結果や資料をもとにした計算問題や記述問題が頻出。 全体を通して、理科4分野が偏りなく出題されるため、苦手単元がある場合は早急に直す必要があります。 グラフや資料の読み取りに時間がかかってしまうこともあるため、時間配分にも注意しましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 6問 |
大問6問構成。全体を通して、資料やグラフ、地図の読み解き問題が出題されているため ポイントとなる数値などは素早く読み解けるようにしましょう。 出題に偏りがなく、歴史・地理・公民それぞれまんべんなく出題されます。 特に、歴史に関しては前後に起きた事象などをきちんと把握しましょう。
● 進学指導重点
都立日比谷高校 | 都立西高校 | 都立戸山高校 | 都立青山高校 |
都立国立高校 | 都立立川高校 | 都立八王子東高校 |
● 進学重視型単位制高校
都立新宿高校 | 都立墨田川高校 | 都立国分寺高校 |
● 併設型中高一貫教育校
都立白鷗高校 | 都立両国高校 | 都立富士高校 | 都立大泉高校 |
都立武蔵高校 |
1中学3年間の内申点
2入試本番の学科試験の点数
詳しくはメガスタの定期テスト対策ページをご覧ください
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東京都の私立高校の入試は1月中頃から開始される「推薦入試」と2月上旬から実施される「一般入試」に分けられます。
私立高校の推薦入試に出願するには、原則として在籍中学校の校長による推薦書が必要です。また、一般的には12月の「入試相談」を経て出願する必要があります。「入試相談」を経て出願する必要があります。入試相談では各校の設定している「内申基準」をクリアしているかどうかがポイントになります。
基本的に学科試験は行われず、面接と調査書によって選抜されますが、適性検査として国語・数学・英語などの学力を見る学校も多くあります。
推薦入試には、主に「単願推薦」と「併願推薦」があります。東京都の私立高校では、単願推薦を「A推薦」、併願推薦を「B推薦」と呼ぶのが一般的です。
▼単願推薦(A推薦) 合格すれば必ずその学校に入学することを約束して受験するので、学校が設定している内申基準を満たしていれば、合格する可能性がとても高くなります。
▼併願推薦(B推薦)
募集対象は千葉県・埼玉県などの中学生です。東京都・神奈川県の中学生は出願できません。第一志望の高校に不合格だった場合、必ず入学することを約束して受験します。内申基準は単願推薦に比べて若干高く設定されています。
東京都の私立高校の一般入試は多くの学校では一般入試でも内申基準を設定しており、基準を満たした受験生は優遇措置が受けられます。特に併願推薦で出願できない東京都・神奈川県の中学生が公立高校との併願で私立高校受験を考える場合に、「併願優遇」での出願を検討するのが一般的です。併願優遇に出願するには、推薦入試と同様に入試相談を経ている必要がありあます。
選抜は主に国語・数学・英語の学科試験と面接、調査書によって行われます。
▼併願優遇
募集対象は東京都・神奈川県の中学生です。第一志望の公立高校が不合格だった場合に、必ず入学することを約束して受験します。内申基準は併願推薦と同じとする学校が多いようです。学校によっては、他の私立高校との併願を認めている場合もあります。
▼単願・第一志望優遇
合格すれば必ずその学校に入学することを約束して受験します。内申基準を満たすことで、入試得点への加点や、ボーダーラインでの判定考慮などの優遇措置を受けることができます。
▼一般・フリー受験
内申基準の設定がなく、だれでも出願できます。試験当日の一発勝負となるため、不合格の危険性を伴います。合格すると必ず入学しなければならないといった制約はありません。
▼再受験優遇
推薦入試で不合格となった受験生が、一般入試で同じ私立高校に再チャレンジする際に、その熱意を評価して優遇される場合があります。受験料を免除する学校が多いようです。
都立高校が第一志望であっても、私立高校を必ず併願することをおすすめします。試験の環境に慣れることができたり、万が一不合格となった場合にも入学する学校があることは安心感にもつながり本番で落ち着いて試験を受けることができます。
東京都の推薦入試は一般推薦と文化・スポーツ等特別推薦の2種類があります。いずれも校長推薦が必要となります。
推薦枠は普通科で募集定員20%以内、普通科コースで30%以内、その他専門学科で40%以内です。
一般推薦の選抜方法は調査書および面接、作文または小論文で行われます。 文化・スポーツ等特別推薦では面接(個人または集団)、実技、必要に応じて作文などを実施します。
調査書には中学3年生の評定が記載されますが、3年生の評定は中学1年生、2年生の成績が加味されます。1・2年生の段階で定期テスト対策や提出物の提出をしっかり行いましょう。
一般入試とは異なり学力検査がありませんが、面接や小論文でコミュニケーション能力や表現力が評価の対象となり難易度が高いこと、さらに募集定員が少なく倍率が2倍以上となるため、一般入試も視野に入れた受験対策が必要です。