栃木県の公立高校受験対策!
メガスタの高校受験対策とは?
このページでは、栃木県の公立高校に合格を目指す方のために、栃木県の公立高校入試の仕組みや志望校に合格するためのポイントについて紹介しています。ぜひ公立高校受験対策にお役立てください。
2023年度の栃木県の高校入試は以下の通り実施されました。 特色選抜 一般選抜
2024年度の入試スケジュールもほぼ同様の日程で実施される見込みです。
出願受付日
2月1日~2月2日
面接等
2月8日~2月9日
合格者内定
2月14日
出願受付日
2月20日~2月21日
出願変更期間
2月24日・2月27日
受験票交付期間
2月28日~3月1日
学力検査日
3月8日
合格発表日
3月14日
基本的なことですが、出願や試験日などの日程はしっかりとおさえておきましょう。
ここからは主に「一般選抜」の学力試験と内申点の対策についてご紹介していきます。
高校入試の仕組みを理解しないことで、入試直前に後悔してしまったり、実力を発揮できない生徒さんが毎年大勢います。少し長いですが、ぜひ最後までお読みください。
1中学3年間の内申点 135点満点
2学科試験の点数 5教科×100点 500点満点
3面接
中学1年の成績 | 9教科×5段階評価 | 45点満点 |
---|---|---|
中学2年の成績 | 9教科×5段階評価 | 45点満点 |
中学3年の成績 | 9教科×5段階評価 | 45点満点 |
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
栃木県の国語の問題は例年5問で構成されており、内容は知識問題、古典、小説、論説文、作文となっています。 配点の偏りはあまりないため、総合的な国語の学習力が求められます。 作文では課題作文が出題されますが、240~300字と記述量が多いため、過去問を使って練習を重ねましょう。 古典では年度によって漢文の出題も見られます。基本的な知識はしっかりと身につけるようにしましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 6問 |
大問1~3で独立小問が出題されています。基本の計算問題から2次方程式、作図などが出題されます。 独立小問だけで配点が半分を占め、そのうち大問1の配点が非常に高くなっています。 大問3以降は応用問題中心の出題です。頻出なのは関数と図形。 栃木県では思考力を求められる問題が出題される傾向にあるため、過去問を用いて演習を重ねましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 4問 |
栃木県の英語の試験は大きく分けて、リスニング、文法、会話文、長文読解、英作文からの出題となります。 リスニング問題では、放送文を聞いて選択肢から正答を求めるものや、正しい受け答えを選択する問題などが中心に出題されます。 長文読解は例年2題出題されており、内容把握できているかが求められる問題が多いです。 全体の小問数も40題ほどあり、時間との勝負にもなります。過去問を使って出題形式に慣れておきましょう。
試験時間 | 45分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 9問 |
問題構成は大問9問となっており、小問集合が1題と4分野からそれぞれ2題ずつ出題されています。 出題の内容が幅広く、偏りのある学習は効果がありません。 時間を取られるような難問も少ないため、基本的な知識をしっかり身につけ、苦手分野をなくしましょう。
試験時間 | 45分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 7問 |
大問7問構成。3分野がそれぞれ2題ずつの出題に加え、融合問題が1問出題されます。 地理では世界地理・日本地理ともに出題されます。日本地理では各都道府県の自然や産業など特徴をしっかりと把握しておきましょう。 歴史では基本は日本史中心の出題で、年表を用いた出題が多くみられます。各時代の前後に起きた出来事はしっかりと把握しましょう。 公民では政治・経済・国際どれもまんべんなく出題されるので、苦手分野はなくしましょう。
1中学3年間の内申点
2入試本番の学科試験の点数
3面接
詳しくはメガスタの定期テスト対策ページをご覧ください
栃木県立宇都宮高等学校 栃木県立宇都宮東高等学校 栃木県立宇都宮南高等学校 栃木県立宇都宮北高等学校 栃木県立宇都宮清陵高等学校 栃木県立宇都宮女子高等学校 栃木県立宇都宮中央女子高等学校 栃木県立宇都宮白楊高等学校 栃木県立宇都宮工業高等学校 栃木県立宇都宮商業高等学校 作新学院高等学校 文星芸術大学附属高等学校 宇都宮文星女子高等学校 宇都宮短期大学附属高等学校 宇都宮海星女子学院高等学校
栃木県立足利高等学校 栃木県立足利南高等学校 栃木県立足利女子高等学校 栃木県立足利工業高等学校 栃木県立足利清風高等学校 足利短期大学附属高等学校 足利大学附属高等学校 白鷗大学足利高等学校
栃木県立栃木高等学校 栃木県立栃木女子高等学校 栃木県立栃木農業高等学校 栃木県立栃木工業高等学校 栃木県立栃木商業高等学校 栃木県立学悠館高等学校 栃木県立栃木翔南高等学校 國學院大學栃木高等学校
栃木県立佐野高等学校 栃木県立佐野東高等学校 栃木県立佐野松桜高等学校 佐野日本大学高等学校 佐野日本大学中等教育学校 佐野清澄高等学校 青藍泰斗高等学校
栃木県立鹿沼高等学校 栃木県立鹿沼東高等学校 栃木県立鹿沼南高等学校 栃木県立鹿沼商工高等学校
栃木県立今市高等学校 栃木県立今市工業高等学校 栃木県立日光明峰高等学校
栃木県立小山高等学校 栃木県立小山南高等学校 栃木県立小山西高等学校 栃木県立小山北桜高等学校 栃木県立小山城南高等学校
栃木県立真岡高等学校 栃木県立真岡女子高等学校 栃木県立真岡北陵高等学校 栃木県立真岡工業高等学校
栃木県立大田原高等学校 栃木県立大田原女子高等学校 栃木県立大田原東高等学校 栃木県立黒羽高等学校
栃木県立矢板高等学校 栃木県立矢板東高等学校 矢板中央高等学校
栃木県立那須拓陽高等学校 栃木県立那須清峰高等学校 栃木県立黒磯高等学校 栃木県立黒磯南高等学校
栃木県立さくら清修高等学校
栃木県立烏山高等学校
栃木県立石橋高等学校
栃木県立上三川高等学校
栃木県立益子芳星高等学校 栃木県立茂木高等学校
栃木県立壬生高等学校
栃木県立高根沢高等学校 日々輝学園高等学校
栃木県立馬頭高等学校 栃木県立那須高等学校 幸福の科学学園高等学校
栃木県の私立高等学校(全日制)は14校あり、令和3年度の募集人員は前年同様7,065人となっています。そのうち5,155人(全体の70%程度)が普通科での募集です。
例年上記人数での募集になっておりますので、来年度も同様の募集定員となることが予想されます。
栃木県の私立高校の詳しい情報は、各学校のホームページで確認することができます。また毎年7月から8月にかけてオープンスクールが開催されるので、気になる高校には足を運んでみましょう。作新学院や宇都宮海星女子学院等では一日体験学習が行われているので実際の授業の雰囲気を体験することができます。このような機会を利用して、どの高校が自分に合うかぜひ考えてみてください。
次に入試制度をご紹介します。入試は1月初旬から「推薦入試」「一般入試」に分けて行われます。
私立高校の推薦入試は一部の学校で行われます。令和3年度は文星芸大附、文星女子、足短附、白鴎足利、海星女子、國學院栃木、矢板中央、佐野日大の8校で推薦入試が行われました。一般推薦の他に自己推薦、学業特待推薦などさまざまな種類があります。また受験方式は単願推薦と併願推薦があり、学校ごとに異なります。
一例として、佐野日本大学高等学校の場合を説明します。佐野日本大学高等学校の推薦入試には、指定校推薦、単願推薦、併願推薦、併願推薦ランクアップの4種類があります。
指定校推薦は、合格した場合他の学校を受けることができません。選抜は中学校長の推薦書と出願時に提出する800字の作文で行われます。学力試験が行われないことが特徴です。
単願推薦も合格した場合には他の学校を受けることができません。選抜は推薦書に加え、3または5教科の学力テストによって行われます。学力テストの科目数は出願時に選択します。
併願推薦は複数校受験することができます。選抜は調査書と単願推薦同様3教科または5教科の学力テストで行われます。調査書は中学1年生から中学3年生の2学期末までの評定が反映されているので、併願推薦での受験を検討されている生徒さんは定期テスト対策や課題の提出など早い段階からしっかり取り組むことが必要です。
単願推薦、併願推薦ともに推薦基準としてコースごとに中学校での成績の目安が設定されています。目安の詳しい基準は学校ホームページの入試要項をご確認ください。
併願推薦ランアップは併願推薦を受験した生徒さんが受けることができます。単願推薦、併願推薦と同じく科目数が選択できる学力テストが行われます。
このように一つの私立高校においても複数の推薦入試の方式があります。志望されている高校にどんな推薦入試があるか各高校のホームページやパンフレットを確認しましょう。
私立高校の一般入試は3教科または5教科の学力検査で選抜が行われます。学力検査では作文や英語のリスニングが含まれていたり、面接、実技が行われる場合もあります。志望校の入試要項を確認し、志望校に合わせた入試対策を行っていきましょう。
※高校・学科・コースなどによって実施状況、出願条件などが異なるので、最新の情報は各高校の入試要項を確認してください。
栃木県の県立高等学校推薦入試は、平成25年度入学者選抜を最後に廃止されています。翌年の平成26年度から全日制課程のすべての学校・学科で推薦入学を改め「特色選抜」が導入されました。
特色選抜は、各県立高等学校が学校・学科の募集する生徒像や資格要件等を決め、それらに基づいて選抜を行います。
募集定員は各高等学校・学科(系・科)の定員の30パーセント程度を上限とし、学校・学科(系・科)ごとに定められています。(小山南高校のスポーツ科は50%程度)。
推薦入試では中学校校長の推薦書の提出が必要でしたが、推薦書の提出が不要となり志望理由等を記載した書類の提出に変わっています。学校の推薦がなくとも、自分の行きたい学校を自由に受けることが出来るようになったということです。また選抜は推薦入試では面接・作文または小論文で行われていましたが、特色選抜では面接に加え、各学校の特色に応じて、作文や小論文、学校ごとの独自検査を行います。学力テストを課す学校もあります。
また調査書も合否の判定に大きく関わります。栃木県では中学1年から中学3年生の成績が反映されるため、定期テストの点数など特色選抜を意識して取り組むことが大切です。
志望校の選抜方法は学校説明会や各学校のホームページに掲載されている入試要項を読んだりするなど、必ず事前に調べておきましょう。
推薦入試から特色選抜に変わったことで、どこの学校にも受験ができるようになったメリットがあります。特色選抜で不合格であった学校を一般選抜で再度受験することも可能なので、2度チャンスがあるということです。
ただし人気の高校は倍率が高くなる傾向にあるので、特色選抜の準備のみに力を入れるのではなく、一般選抜の対策もしっかり行っていくことが大切です。