熊本県の公立高校受験対策!
メガスタの高校受験対策とは?
このページでは、熊本県の公立高校に合格を目指す方のために、熊本県の公立高校入試の仕組みや志望校に合格するためのポイントについて紹介しています。ぜひ公立高校受験対策にお役立てください。
熊本県の公立高校入試は大きく分けて「前期(特色)選抜」と「後期(一般)選抜」に分かれています。 「前期(特色)選抜」は学科試験は実施されず、面接、作文、実技検査など高校によって判断資料が変わります。 「後期(一般)選抜」は5教科の学科試験と内申書の得点の合計点で合否が決まります。
2023年度の熊本県の高校入試は以下の通り実施されました。
2024年度の入試スケジュールもほぼ同様の日程で実施される見込みです。
前期(特色)選抜
出願受付日 | 1月13日~1月17日 |
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実施日 | 1月24日 |
合格発表日 | 2月1日 |
後期(一般)選抜
出願受付日 | 2月2日~2月7日 |
---|---|
実施日 | 2月21日、2月22日 |
合格発表日 | 3月6日 |
追検査出願期間 | 2月21日~2月27日 |
追検査実施日 | 3月13日 |
追検査合格発表日 | 3月15日 |
基本的なことですが、出願や試験日などの日程はしっかりとおさえておきましょう。
ここからは主に「後期(一般)選抜」の学力試験と内申点の対策についてご紹介していきます。 高校入試の仕組みを理解しないせいで、入試直前に後悔してしまったり、損をしてしまう生徒さんが毎年大勢います。少し長いですが、ぜひ最後までお読みください。
1中学3年間の内申点 180点満点
2学科試験の点数 5教科×50点 250点満点
中学1年の成績 | 9教科×5段階評価 | 45点満点 |
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中学2年の成績 | 9教科×5段階評価 | 45点満点 |
中学3年の成績 | 9教科×5段階評価×2 | 90点満点 |
試験時間 | 50分 |
配点 | 50点 |
大問数 | 5問 |
熊本県の国語の問題は5問で構成されており、内容は知識問題、話し合い、論説文、小説、古典となっています。 現代文2題は内容把握や心情把握の問題が中心に出題されており、それぞれ記述式の問題となっています。 また話し合いの問題では、作文問題が出題されており150字前後と、全体を通して記述量が多めの試験内容です。 古典は古文からの出題が多いが、年度によって漢文が出題されることもあります。対策は怠らないようにしましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 50点 |
大問数 | 6問 |
大問1で計算問題が出題されています。どれも基本的な内容なので、確実に得点できるようにしましょう。 大問2で独立小問の出題。方程式や確率などのほか、作図問題が必出です。 大問3以降は応用問題が出題されており、特に図形問題が頻出となっています。 証明問題などは毎年出題されるため、過去問を活用して出題の傾向をつかんでおきましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 50点 |
大問数 | 5問 |
熊本県の英語の試験は大きく分けて、リスニング、文法、会話文、長文読解、英作文の出題となっています。 リスニング問題では、絵を見て答えを選択する問題や対話文の中で質問に対する適切な返答を答えるなどの問題が出題されます。 長文読解・会話文では内容把握に関わる問題が頻出となっています。日頃から長文に慣れておきましょう。 また、例年発音、アクセントの問題が出題されています。単語帳を活用して、対策を行いましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 50点 |
大問数 | 4問 |
問題構成は大問4問となっており、4分野からそれぞれ1題ずつ出題されています。 配点に大きな波はなく、それぞれ均等なため苦手単元はなくしておきましょう。 例年、同じ単元が出る出題傾向ではなく、前年に出ていない単元が出題されることが多いです。 そのため、過去問を活用して、各単元の傾向をつかむようにすると良いでしょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 50点 |
大問数 | 6問 |
大問6問構成。3分野からそれぞれ2題ずつ出題されています。 地理では世界地理・日本地理ともに出題されます。気候に関する問題が頻出です。 歴史では基本は日本史中心の出題ですが、一部世界史の知識が必要な問題があるため、基本的知識はおさえておきましょう。 公民では政治・経済・国際まんべんなく出題されます。グラフなどの資料を用いた問題が頻出です。
1中学3年間の内申点
2入試本番の学科試験の点数
詳しくはメガスタの定期テスト対策ページをご覧ください
中央区
熊本県立済々黌高等学校 熊本県立熊本高等学校 熊本県立第一高等学校 熊本県立湧心館高等学校 熊本県立熊本商業高等学校 熊本県立熊本工業高等学校 熊本市立必由館高等学校 九州学院高等学校 鎮西高等学校 真和高等学校 開新高等学校 熊本学園大学付属高等学校 尚絅高等学校 慶誠高等学校 熊本国府高等学校 ルーテル学院高等学校 熊本信愛女学院高等学校 熊本中央高等学校
東区
熊本県立第二高等学校 熊本県立東稜高等学校 東海大学付属熊本星翔高等学校 熊本マリスト学園高等学校
西区
熊本県立熊本西高等学校 熊本市立千原台高等学校 文徳高等学校
南区
熊本県立熊本農業高等学校
北区
熊本県立熊本北高等学校
熊本県立八代高等学校 熊本県立八代東高等学校 熊本県立八代工業高等学校 熊本県立八代農業高等学校 熊本県立八代清流高等学校 秀岳館高等学校 八代白百合学園高等学校
熊本県立人吉高等学校 熊本県立球磨工業高等学校
熊本県立岱志高等学校 有明高等学校
熊本県立水俣高等学校
熊本県立玉名高等学校 熊本県立北稜高等学校 熊本県立玉名工業高等学校 玉名女子高等学校 専修大学玉名高等学校
熊本県立鹿本高等学校 熊本県立鹿本農業高等学校 熊本県立鹿本商工高等学校 城北高等学校
熊本県立菊池高等学校 熊本県立菊池農業高等学校 菊池女子高等学校
熊本県立宇土高等学校
熊本県立上天草高等学校
熊本県立松橋高等学校 熊本県立小川工業高等学校
熊本県立阿蘇中央高等学校
熊本県立天草高等学校 熊本県立天草工業高等学校 熊本県立牛深高等学校 勇志国際高等学校
熊本高等専門学校
熊本県立大津高等学校 熊本県立翔陽高等学校
熊本県立小国高等学校 熊本県立高森高等学校 くまもと清陵高等学校
熊本県立御船高等学校 熊本県立甲佐高等学校 熊本県立矢部高等学校
熊本県立芦北高等学校
熊本県立球磨中央高等学校 熊本県立南稜高等学校
熊本県立天草拓心高等学校
熊本県の私立高校入試は、「特待生・奨学生、専願生・推薦生」と「一般生」に分かれていて、それぞれ別日程で試験が実施されます。
まず特待生・奨学生、専願生・推薦生ですが、出願期間はすべての学校共通で1月中旬、そこから1週間前後で入試が行われます。令和3年度の日程を例に挙げると、出願開始が1月12日、入試期日が1月20日でした。ただし、荒尾・玉名地区のみ1月15日に入試が実施されています。出願から試験日まで1週間前後しかありません。
次に一般生ですが、出願期間が2月上旬、入試期日は2月中旬です。一般生の場合、入試日が2日間に分けられていて、高校によって日にちが異なります。
ちなみに令和3年度は、2月16日と2月17日の2日間に分けて実施されました。(2月16日実施:鎮西・真和・尚絅・熊本信愛女学院・熊本中央・熊本国府・熊本マリスト学園・東海大学付属熊本星翔・文徳/2月17日実施:九州学院・ルーテル学院・開新・慶誠・熊本学園大学付属)
また、熊本市以外の地区にある高校においてはこの通りではなく、高校ごとに入試日を別途設定しています。玉名女子・有明は1月15日、八代白百合学園・秀岳館は2月17日というように日程がさまざまなので、詳細については各高校のホームページをご確認ください。またこれとは別に、希望する高校では二次募集が実施されます。
試験科目については、「特待生・奨学生、専願生・推薦生」と「一般生」問わず、ほとんどの高校で学科試験が実施されます。国語・数学・英語の3教科なのか、理科・社会を加えた5教科なのかは高校やコースによって異なります。また、なかには英語の試験でリスニング問題が出される高校もあります。
私立高校の試験は、公立高校と違って高校ごとに出題傾向が異なりますので、過去問などを中心とした対策が必要です。最新の入試情報や生徒募集要項など、入試に関連する資料は各高校のホームページで公開されています。入試説明会でも配布されるはずですので、もれなく確認しておきましょう。
また内申点についてですが、私立高校の場合は必ずしも合否に影響するわけではありません。しかし、どの学校も毎年同じ条件で試験が実施されるとは限りません。いざ受験生になって条件が変わることも大いにあり得ますので、どうしても行きたい高校があるという場合には、1年生の定期テストから意識して取り組んでおいた方が良いでしょう。
メガスタでは、志望校の傾向に合わせた入試対策から、内申点を上げるための定期テスト対策まで、お子さんの状況に合わせた指導を行います。お子さんの入試対策でお困りの方はぜひメガスタにご相談ください。
熊本県の公立高校入試では、後期(一般)選抜に先立って、前期(特色)選抜が実施されています。
これは、「受検者の多様な能力・適性や意欲・関心、努力の成果などについて優れた面を積極的に評価する」「実施する学校においては、それぞれの特色に応じた選抜を行うことで、特色化を積極的に進める」という2つの趣旨をもとに実施されている入試制度です。お子さんにとっては能力を存分に発揮する場所ができますし、学校側もその高校ならではの特色を生かした教育ができます。そういった面でも、両者を生かせる受験制度となっています。
前期(特色)選抜には特別な出願資格はありませんが、合格した場合は必ず入学することが条件となります。対象となるのは、普通科のコース、専門学科、総合学科、スーパーグローカルハイスクール指定校のすべての学科で、その中から各高校が希望する学科・コースで実施されます。
募集人員は、募集定員の70%以内の範囲で当該高等学校長によって決められます。ただし、熊本市に所在する高校においては、募集定員の50%以内の範囲となります。対象となる高校・学科(コース)や具体的な定員比率については、受験年度によって変動する可能性があります。詳細については、各高校の受験情報や熊本県のホームページをご確認ください。
次に前期(特色)選抜の選抜方法ですが、面接、小論文、実技検査、実験、自己表現、総合的な学習の時間の成果の発表に関するものなどをいくつか組み合わせて、各学校が独自検査を行います。
また、募集人員が定員の50%を超える高校は、以下のA群とB群からそれぞれ1つ以上の検査を実施することになっています。
A群:面接、実技検査など
B群:小論文、実験、自己表現、小・中学校における総合的な学習の時間の成果の発表に関するものなど
なお、前期(特色)選抜では、学力検査は実施されません。しかしそれはつまり、3年生になってから受験勉強を頑張ればいいというわけではないということです。どうしても行きたい高校があるという場合には、その点を意識して中学校生活を送りましょう。
前期(特色)選抜の対象となる高校やコース、募集定員などの詳細については、熊本県教育委員会のホームページをご確認ください。