広島県の公立高校受験対策!
メガスタの高校受験対策とは?
このページでは、広島県の公立高校に合格を目指す方のために、広島県の公立高校入試の仕組みや志望校に合格するためのポイントについて紹介しています。ぜひ公立高校受験対策にお役立てください。
広島県の公立高校入試は2023年度より大きく変わり、これまで「選抜Ⅰ」「選抜Ⅱ」と呼ばれていた試験が統合されて「一次選抜」になりました。 「一次選抜」では5教科の学科試験と内申書の得点の合計点に加えて、全志願者に「自己表現」という面談形式の試験が実施されるようになりました。 基本的には「一次選抜」でおおよその募集を行い、「二次選抜」は定員補充する学校のみ実施されます。
2023年度の広島県の高校入試は以下の通り実施されました。
2024年度の入試スケジュールもほぼ同様の日程で実施される見込みです。
一次選抜
出願受付期間 | 1月25日~2月10日 |
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志願変更受付期間 | 2月14日~2月21日 |
調査書等提出期間 | 2月14日~2月21日 |
実施日 | 2月27日~3月1日 |
追検査実施日 | 3月6日 |
合格発表日 | 3月9日 |
二次選抜
出願受付・調査書等提出日 | 3月14日〜3月16日 |
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実施 | 3月17日 |
合格発表日 | 3月20日 |
基本的なことですが、出願や試験日などの日程はしっかりとおさえておきましょう。
ここからは主に、「一次選抜」の学力試験と内申点の対策についてご紹介していきます。高校入試の仕組みを理解しないせいで、入試直前に後悔してしまったり、損をしてしまう生徒さんが毎年大勢います。少し長いですが、ぜひ最後までお読みください。
広島県の公立高校受験(一次選抜)は、次のような仕組みになっています。
1学力試験 250点満点
2中学3年間の内申点(調査書) 225点満点
3自己表現 60点満点
上記の点数からさらに「学力試験:中学3年間の内申点(調査書):自己表現=6:2:2」で算出され、最終的に100点満点換算した点数で合否が決まります。一部の高校では配点が異なる学校もあります。
内申点や活動評価の計算方法は広島県独自のものですので、次で詳しく解説しています。
広島県の公立高校入試(一次選抜)では、内申点を次のように計算して点数換算していきます。
中学1年の成績 | 9教科×5段階評価 | 45点満点 |
---|---|---|
中学2年の成績 | 9教科×5段階評価 | 45点満点 |
中学3年の成績 | 9教科×5段階評価×3 | 135点満点 |
この合計点数225点満点で内申点を算出します。
広島県の公立高校入試の仕組みの特徴としては、中学3年の内申点を重視して評価していますが、中1・中2の内申点も点数に含まれています。ですので、受験学年(中3)になってからではなく、早い学年から定期テスト対策を頑張っていく必要があります。
次に、学科試験の傾向と対策についてお話しします。広島県の公立高校入試の学科試験は5教科・各50点の250点満点です。
広島県の高校入試の問題は、毎年ほぼ同じでワンパターンです。ですので、出題傾向を知っていてば、入試本番で高得点を取りやすくなります。ここでは教科ごとの出題傾向を解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
試験時間 | 50分 |
配点 | 50点 |
大問数 | 5問 |
広島県の国語の問題は大きく小説・論説文・古文・作文という構成になっています。
現代文2題に関しては、内容把握および小説であれば心情表現を的確に把握することが求められます。
また古文では、年度によって古文・漢文のどちらかが出題されるため、どちらも基礎知識を固めておきましょう。
作文は条件付き作文の形式で250字と長めの記述のため、過去問を活用して対策しましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 50点 |
大問数 | 6問 |
大問1・2で独立小問問題が出題されています。
基本的な計算問題から平方根の計算、反比例、資料問題など幅広く出題されています。
大問3以降は応用問題。例年の傾向から特に対策が必須になるのが図形問題。
角度、円周角、証明など図形に関わる問題が例年必ず出題されます。しっかりと対策して試験に臨みましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 50点 |
大問数 | 4問 |
リスニング、読解問題、会話文、英作文という問題構成。
リスニングは絵の選択や応答文選択、英文と質問などが出題されています。
長文読解・会話文では主に内容把握に関する問題が重点的に出題される傾向にあります。
英作文は完文で記述させられる出題内容となっているため、自分の考えを英文で書けるよう演習を重ねましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 50点 |
大問数 | 4問 |
問題構成は大問4問となっており、生物・化学・物理・地学の4分野がそれぞれ出題されます。
各分野からは年度によって扱う単元が変わり、出題傾向がつかみづらいため苦手な箇所はなくし、どの問題が出題されても大丈夫なように準備をしましょう。
またすべての大問で記述問題が設定されているため、過去問を用いて練習を重ねましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 50点 |
大問数 | 4問 |
大問4問構成。社会3分野からそれぞれ1題ずつの出題に加え、融合問題が1問出題されます。
大問1では地理からの出題。年度によって世界地図、日本地図のどちらかが出題されます。
大問2は歴史からの出題。日本史を中心に幅広い年代が出題されており、戦後現代も頻出です。大問3は公民からの出題。
政治・経済・国際が年度によって出題されるため、苦手分野はつぶしておきましょう。
いかがでしたでしょうか?英数国理社、どの教科も毎年ほぼ同じ出題パターンです。ぜひこの傾向を知っていれば、高校入試はとても有利になります。
広島県ではいくつかの学校が、先ほどご紹介した入試問題を用いずに私立校入試のように学校オリジナルの問題を試験で出題する学校があります。そのような「自校作成問題」を出題する学校は以下の通りです。
● 2020年 自校作成問題 実施校
県立福山誠之館高校 | 県立三次高校 |
● 2019年 自校作成問題 実施校
県立安西高校 | 県立呉三津田高校 | 県立尾道東高校 | 県立福山誠之館高校 |
県立三次高校 |
● 2018年 自校作成問題 実施校
県立広島国泰寺高校 | 県立安古市高校 | 県立安西高校 | 県立呉三津田高校 |
県立尾道東高校 | 県立尾道北高校 | 県立福山誠之館高校 | 県立三次高校 |
県立廿日市高校 |
自校作成問題を出題する学校は、年度によって変更があります。出願を考える方はしっかりと出題傾向を把握し、対策を立てる必要があります。
くり返しになりますが、広島県の公立高校の入試は、
1入試本番の学科試験の点数
2中学3年間の内申点(調査書)
3自己表現
この3つの合計で合否が決まります。
では、どのように対策をすればよいのでしょうか?
ここからは、メガスタの高校受験対策や内申点を上げるための対策について具体的に説明しますね。
広島県の公立高校入試の場合、中学3年間の内申点が入試に影響します。そのため、公立高校で志望校に受かるには内申点を上げる必要があります。
これらの中でもとりわけ、内申点に直結するのが定期テストの点数です。定期テストの点数を上げるには、普段から学習の積み重ねが大切になります。
特に、英語と数学は積み重ねの教科です。苦手な単元ができてしまうと、その先の内容も理解できません。ですので、できるだけ早めに苦手単元を解消することが大切です。
とはいえ、定期テストは範囲の決まった試験です。また、教科書や問題集のどこからテストに出るか、ほぼ予想ができるのです。メガスタでは、お子さんの通う中学に合わせた定期テスト対策で、短期間でも点数を大幅に上げることができます。
詳しくはメガスタの定期テスト対策ページをご覧ください
繰り返しになりますが、広島県立高校の入試問題は毎年ワンパターンです。必ず出る単元やどんな問題が出るかなど、毎年ほとんど同じです。
例えば数学なら、「図形の証明問題」は、ここ数年必ず出題されています。入試に出る問題を解けるようにすれば、志望校に合格できる確率はぐっと高まります。
もっと言えば、出題されない問題は対策をする必要はないのです。
メガスタの家庭教師は広島県の公立高校の出題傾向を熟知しています。出題傾向やパターン、その対策方法など、お子さんの学力に合わせて指導・対策を行います。