福島県の
公立高校受験対策！
志望校に合格させます！

福島県の私立高校の入試が、どんな流れで行われているのか説明いたします。どのような種類の入試があり、どのような日程で行われるかを把握して、勉強計画を立てるのにも役立てましょう。

【どの私立高校に出願するか決める】
まずは、どの私立高校に出願するのかを決める必要がありますよね。福島県にある全日制の私立高校は17校です。基本的に、自宅から通える私立高校が出願する候補になるかと思います。様々な選択肢を考えて、どの私立高校に出願するかを決めていきましょう。福島県の私立高校の詳しい情報は、各高校のHPから見ることができます。学校によってはオープンスクールの開催予定や、デジタルパンフレットが用意されています。また各私立高校の入試情報も詳細が掲載されています。これらの情報を活用して、自分がどこの私立高校に出願するのかをぜひ考えてみて下さい。

【私立高校の入試の種類について】
私立高校の入試の種類は大きく推薦入試と一般入試がありますが、細かい内容はそれぞれの私立校によって異なります。志望する私立高校によって、どのような入試があるのかをチェックしておきましょう。

たとえば、会津北嶺高等学校の入試には、推薦入試と一般入試の2種類があります。推薦入試の試験は面接のみ、一般入試では3科目の学力検査と面接によって合否が判定されます。また、福島東稜高等学校の推薦入試の試験では、作文と面接が行われます。このように推薦入試は、それぞれの私立高校によって試験内容が異なります。

一方で、一般入試では基本的に学力検査が行われます。国、数、英の3教科の学力検査が行われることが多いですが、一部の私立高校では5教科の学力検査が行われることもあります。学力検査の問題は、それぞれの私立高校によって異なるので、出願する私立高校の入試問題はできるだけチェックしましょう。

【推薦入試を受ける場合】
福島県の私立高校の推薦入試のスケジュールは、各私立高校によって異なります。おおよそ出願時期は、12月下旬～1月中旬となっている私立高校が多いですが、学校によっては1日限定で出願を受付けている場合もあるので注意が必要です。試験は1月中旬～1月下旬頃に実施され、試験後から1週間程度で合否が発表されます。

【一般入試を受ける場合】
私立高校の一般入試の出願時期は、おおよそ12月下旬～1月下頃です。試験の実施日は1月下旬～2月の上旬に行われ、試験後から1週間程度で合否が発表されます。

【公立高校の推薦入試の概要】
福島県には、推薦入試がありません。

【公立高校の入試制度】
一般選抜と特色選抜という2種類の選抜方法があります。福島県の公立高校入試は前期選抜の1回だけですが、一般選抜と特色選抜のどちらか又は両方に出願することができます。両方で出願する場合でも、学科を変えなくて大丈夫です。ですので、基本的に志望校に対して両方の選抜方法で出願した方が、合格する可能性は高くなります。デメリットは特にないので、両方で出願しておいた方がいいでしょう。

【特色選抜について】
特色選抜は、各公立高校の提示する「志願してほしい生徒像」を満たしており、志願する動機・理由が明確で適切である生徒を対象にした選抜方法です。 特色選抜の募集人員は、募集定員全体の5～50％の範囲で各学校によって決定されています。特色選抜では、国語、数学、英語、理科、社会の5科目の学力検査が行われますが、各学校によって配点が異なっています。

たとえば福島高等学校の場合の特色選抜の詳細を見ていきましょう。特色選抜による募集定員枠は５％程度です。出願条件の一つとして、「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」でA２レベル以上の英語試験の成績を有する（実用英語技能検定スコア1700点以上など）があります。合否の判定は基本的に学力検査と調査書によって行われます。面接も行われますが、段階評価として使われるので面接の結果で合否が大きく変わるケースは少ないと思われます。学力検査は5教科を250点満点として扱われます。調査書については、音楽、美術、保健体育、技術・家庭の4教科の評定を2倍にして195点満点、特別活動などの記録を55点満点とし、250点満点となります。合計500点満点で合否判定が行われます。

別の例として、福島東高等学校の特色選抜の詳細を見ていきましょう。福島東高等学校では、普通科においてもスポーツ活動において優秀な生徒に対して特色選抜を行っています。学力検査は5教科250点満点として扱われます。調査書については、内申点が135点満点、特別活動などの記録が50点満点、185点満点となります。特色検査として、スポーツの種類に応じて行われる実技が90点満点となっています。合計525点満点として合否判定が行われます。

各高校によって特色選抜の配点は異なるので、自分の得意分野の配点が高い高校を見つけて出願するのもお勧めの方法です。