秋田県の
公立高校受験対策！
志望校に合格させます！

秋田県の私立高校の入試が、どんな流れで行われているのか説明いたします。どのような種類の入試があり、どのような日程で行われるかを把握することで、勉強計画を立てるのにも役立つことと思います。

【どの私立高校に出願するか決める】
まずは、どの私立高校に出願するのかを決める必要がありますよね。秋田県にある全日制の私立高校は5校です。秋田修英高等学校、秋田令和高等学校、国学館高等学校、聖霊女子短期大学付属高等学校、明桜高等学校の5校です。基本的には自宅から通える私立高校が出願する候補になりますが、聖霊女子短期大学付属高等学校のように寮がある場合は、自宅から遠くても候補になります。様々な選択肢を考えて、どの私立高校に出願するかを決めていきましょう。秋田県の私立高校の詳しい情報は、各高校のHPから見ることができます。学校によってはオープンスクールの開催予定や、デジタルパンフレットが用意されています。また各私立高校の入試情報も詳細が掲載されています。これらの情報を活用して、自分がどこの私立高校に出願するのかを考えてみて下さい。

【私立高校の入試の種類について】
私立高校の入試の種類は推薦と一般、専願と併願に分かれていることが多いです。ただし、私立高校によってどのような入試があるのかは異なります。

例えば、明桜高等学校の入学試験要項について見ていきましょう。明桜高等学校には前期入試（専願）、一般入試（専願）、一般入試（併願）、後期試験（専願）、4つの入試があります。推薦入試はありません。前期入試（専願）は、国、数、英の3教科の学力検査と面接が行われます。一般入試（専願）は、国、英が必須で、数・理・社の中から1教科を選択した合計3教科の学力検査と面接が行われます。一般入試（併願）は5教科の学力検査と面接が行われます。後期入試（専願）は国、英が必須で、数・理・社の中から1教科を選択して、合計3教科の学力検査と面接が行われます。

他の例として、秋田修英高等学校の入試について紹介します。秋田修英高等学校では推薦入試があります。推薦入試はA推薦とB推薦の2通りがあります。A推薦では、推薦書と調査書を提出するのに加えて800字以内の自己PR文を提出する必要があり、試験は面接のみで行われます。一方B推薦では、自己PR文を提出する必要はありませんが、試験として面接に加えて作文があります。このように、それぞれの私立高校によって試験の内容は異なるので、出願する私立高校の入試内容は細かくチェックしましょう。

【推薦入試を受ける場合】
秋田県の私立高校の推薦入試のスケジュールは、各私立高校によって異なります。推薦入試を行っているのは、秋田修英高等学校、秋田令和高等学校、聖霊女子短期大学付属高等学校の3校です。3校全ての推薦入試のスケジュールを説明します。秋田修英高等学校の場合、12月上旬から1月上旬に出願が受付けられます。1月の上旬に入試が行われ、試験後から数日以内に合否が発表されます。秋田令和高等学校の場合、12月の上旬の数日間だけ出願が受付けられます。1月の上旬に入試が行われ、試験後から数日以内に合否が発表されます。聖霊女子短期大学付属高等学校の場合、12月の上旬から1週間程度だけ出願が受付けられます。1月の上旬に入試が行われ、試験後から数日以内に合否が発表されます。

【一般入試を受ける場合】
私立高校の一般入試の出願時期は、おおよそ1月下旬～2月上旬に行われます。試験の実施日は2月の上旬～中旬の間に行われ、試験後1週間以内に合否が発表されます。試験内容は私立高校によって異なります。国、数、英の3教科で試験を行う私立高校、国・英が必須で１つ選択教科の3教科で試験を行う私立高校、5教科で試験を行う私立高校などバラバラです。併願で受験する場合は5教科で、専願で受験する場合には3教科になるという私立高校もあります。

【公立高校の推薦入試の概要】
秋田県では、前期選抜と一般選抜の2つの選抜があります。秋田県では「前期選抜＝推薦入試」というふうに考えて大丈夫です。前期選抜と一般選抜がありますが、原則的に出願する高校は１つだけです。ですので、前期選抜と一般選抜は同じ高校に出願することになります。

【公立高校の推薦入試の出願条件】
推薦入試の出願条件は各高校によって異なります。ただし出願条件は、「5教科の成績が優秀で、大学進学の目標を持ち、入学後も意欲的に学習できる」といった抽象的な内容であることが多いです。

【公立高校の推薦入試の日程】
推薦入試の出願期間は1月の中旬の数日間です。1月の下旬に試験が行われ、試験後から1週間程度で合否発表が行われます。

【公立高校の推薦入試の内容】
推薦入試の試験内容は、学力検査、面接、調査書、口頭試問、作文などが行われます。基本的には学力検査、面接、調査書の３つで行われることが多いです。これらの配点は、公立高校によって異なりますし、生徒がどの出願条件に該当するかによっても変わってきます。

例えば花輪高等学校では、推薦入試の出願条件が２つあります。大まかに言うと、成績が優秀な生徒が該当する出願条件と部活動で優れた成績を残した生徒が該当する出願条件です。どちらも学力検査、面接、調査書の３つで合否判定を行うのは変わりません。ただし部活動で優れた生徒が該当する出願条件では、学力検査や調査書の配点が低くなり、部活動の活動実績報告書の配点が非常に高くなります。

受験する高校や出願条件によって、これらの配点は異なるので出願する前に必ずチェックしておきましょう。

【公立高校の推薦入試の募集人員】
推薦入試の合格枠は、各高校の募集人員の10～30％です。この割合は各高校によって異なります。