山形県の公立高校受験対策!
メガスタの高校受験対策とは?
このページでは、山形県の公立高校に合格を目指す方のために、山形県の公立高校入試の仕組みや志望校に合格するためのポイントについて紹介しています。ぜひ公立高校受験対策にお役立てください。
山形県の公立高校入試は大きく分けて「推薦入学者選抜」と「一般入学者選抜」に分かれています。「推薦入学者選抜」は中学校長の推薦は不要で、基礎学力検査、面接、作文、適性検査などが選抜資料となります。「一般入学者選抜」は5教科の学科試験と内申書の得点の合計点で合否が決まります。
2023年度の山形県の高校入試は以下の通り実施されました。
2024年度の入試スケジュールもほぼ同様の日程で実施される見込みです。
推薦選抜
出願受付日 | 1月19日~1月25日 |
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面接・作文、実技検査等 | 2月2日 |
合格発表日 | 3月17日 |
一般選抜
出願受付日 | 1月15日~1月21日 |
---|---|
検査日 | 3月7日 |
面接 | 3月7日 |
合格発表日 | 3月17日 |
基本的なことですが、出願や試験日などの日程はしっかりとおさえておきましょう。
ここからは主に「一般入学者選抜」の学力試験と内申点の対策についてご紹介していきます。 高校入試の仕組みを理解しないせいで、入試直前に後悔してしまったり、損をしてしまう生徒さんが毎年大勢います。少し長いですが、ぜひ最後までお読みください。
1中学3年の内申点 45点を500点満点に換算
2学科試験の点数 5教科×100点 500点満点
中学3年の成績 | 9教科×5段階評価 | 45点満点 |
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試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
山形県の国語の問題は5問で構成されており、内容は論説文、小説、古典、知識問題、作文となっています。 現代文2題は内容把握や心情把握の問題が中心で、知識問題も含んで出題されています。 古典は古文・漢文ともに出題されます。主語把握、内容把握、要旨把握などが問われます。 作文では資料作文が出題され、200~240字と字数が多いため、時間配分には注意しましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 4問 |
大問数4問のうち、大問1・2で独立小問が出題されています。 100点中60点がこの独立小問からなるため、基本計算問題などでは落とさないようにしましょう。 大問3以降が応用問題。大問3で関数、大問4で図形が出ることが多いです。 関数ではグラフの作図問題、図形では相似の証明を全文書く問題が頻出です。過去問を使って練習を重ねましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
山形県の英語の試験は大きく分けて、リスニング、英作文、読解、会話文、長文読解の出題となっています。 配点ではリスニングと長文読解の比重が高く、これらでいかに得点できるかがカギとなります。 会話文・長文読解では内容把握中心の出題。問題文を読み、素早く正確に読めるように対策をしておきましょう。 英作文では完文記述形式のものが多いため、自分の考えを英文で書く練習を重ねましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 8問 |
問題構成は大問8問となっており、4分野からそれぞれ2題ずつ出題されています。 配点も偏りがなく、ほぼ均等なため苦手な単元は放っておかないようにしましょう。 頻出単元としては光・音の性質、植物のつくりとはたらき、火山と地層などです。 頻出単元は基本的な問題をテンポよく答えられるようにし、応用問題に時間を割けるようにしましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 6問 |
大問6問構成。3分野からそれぞれ2題ずつ出題されています。 地理では世界地理・日本地理ともに出題されます。資料の読み解きが必須対策となります。 歴史では基本は日本史中心の出題ですが、一部世界史の知識が必要な問題があるため、基本的知識はおさえておきましょう。 公民では政治・経済・国際まんべんなく出題されます。グラフなどの資料を用いた問題が頻出です。
1中学3年の内申点
2入試本番の学科試験の点数
詳しくはメガスタの定期テスト対策ページをご覧ください
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山形県立荒砥高等学校 山形県立小国高等学校
山形県立庄内総合高等学校
山形県立遊佐高等学校
山形県の私立高校の入試が、どんな流れで行われているのか説明いたします。どのような種類の入試があり、どのような日程で行われるかを把握することで、勉強計画を立てるのにも役立つかと思います。
【どの私立高校に出願するか決める】
まずは、どの私立高校に出願するのかを決める必要がありますよね。山形県にある全日制の私立高校は15校です。基本的に、自宅から通える私立高校が出願する候補になりますが、寮がある私立高校なら自宅から遠くても選択肢になるかと思います。様々な選択肢を考えて、どの私立高校に出願するかを決めていきましょう。
山形県の私立高校の詳しい情報は、各高校のHPから見ることができます。学校によってはオープンスクールの開催予定や、デジタルパンフレットが用意されています。また各私立高校の入試情報も詳細が掲載されています。これらの情報を活用して、自分がどこの私立高校に出願するのかを考えてみて下さい。
【私立高校の入試の種類について】
私立高校の入試の種類は、推薦と一般に分かれている場合が多いですが、厳密にはそれぞれの私立校によって異なります。志望する私立高校によって、どのような入試があるのかをチェックしていきましょう。
たとえば、日本大学山形高等学校の入試について紹介します。日本大学山形高等学校では、推薦入試と一般入試の2種類があります。推薦入試では、志望するコースによって出願条件が異なります。部活動推薦でスポーツコース志望なら、3年次5教科評定合計11以上、または3年次9教科評定合計20以上が必要です。一般推薦で進学コース志望なら、3年次5教科評定合計15以上、または3年次9教科評定合計27以上が必要です。推薦併願方式で特進コース志望なら、3年次5教科評定合計22以上が必要となります。日本大学山形高等学校の推薦入試の試験はグループ面接となります。
他にも、東海大学山形高等学校の推薦入試では50分以内で600文字程度の作文をつくる試験があります。推薦入試は私立高校によって、試験が大きく異なります。少し変わった入試としては、新庄東高等学校で行われるプレゼンテーションの入試形式があります。プレゼンテーション・個人ワーク・グループワークといった内容の試験が行われます。
一方、一般入試では特に出願条件はありません。5教科あるいは3教科の学力検査が行われます。それぞれの私立高校によって試験の内容は異なりますから、出願する私立高校の入試内容は細かくチェックするようにしましょう。
【推薦入試を受ける場合】
山形県の私立高校の推薦入試のスケジュールは、各私立高校によって異なります。おおよそ出願時期は、12月上旬~1月中旬となっている私立高校が多いですが、学校によっては1日限定で出願を受付けている場合もあるので注意が必要です。試験は1月中旬~1月下旬頃に実施され、数日以内に合否が発表されます。
【一般入試を受ける場合】
私立高校の一般入試の出願時期は、おおよそ12月下旬~1月下旬頃です。試験の実施日は1月下旬~2月の上旬に行われ、試験後1週間以内に合否が発表されます。試験内容は私立高校によって異なりますが、基本的には5教科で学力検査を行う高校が多いです。
【公立高校の推薦入試の概要】
山形県では、推薦入試と一般入試の2つの選抜方法があります。原則的に出願する高校は1校だけです。ですので、推薦入試と一般入試では同じ高校に出願することになります。
【推薦入試の募集人員】
推薦入試が行われるのは、普通科と探求科以外の学科です。理数科、総合学科、職業に関する学科(農・工・商・家庭・看護・水産・情報)で定員の30%以内が推薦入試で合格します。音楽科では募集定員の50%程度が推薦入試で合格します。体育科で70%程度が推薦入試で合格します。
【公立高校の推薦入試の日程】
推薦入試の出願期間は1月の中旬の数日間です。2月の上旬に試験が行われ、試験後から10日程度で合否発表が行われます。
【公立高校の推薦入試の内容】
推薦入試は、調査書、自己推薦書、自己申告書、面接に加えて各学校の裁量で行われる基礎学力検査(40分程度)、作文、実技などで合否判定が行われます。ただし基礎学力検査の結果が、合否判定に使われるケースは少ないようです。例えば上山明館高等学校の農業科の推薦入試では、出願条件として評定27以上が必要です。その上で、調査書(学習の記録)30点、調査書(学習の記録以外)30点、面接20点、作文20点の合計100点満点で合否判定が行われます。
高校によっては作文の試験がない場合など、配点の割合も異なります。