福井県の公立高校受験対策!
メガスタの高校受験対策とは?
このページでは、福井県の公立高校に合格を目指す方のために、福井県の公立高校入試の仕組みや志望校に合格するためのポイントについて紹介しています。ぜひ公立高校受験対策にお役立てください。
福井県の公立高校入試は「一般入学者選抜」と「推薦入学者選抜」に分かれて行われています。「一般入学者選抜」は県内外問わず、複数の公立高校に出願することはできません。
一般入学者選抜は2日間にわたって行われ、5教科の学力テストが実施されます。
一般入学者選抜の合否に関しては、学力テストに加え中学校から提出される調査書も選抜の判定に関わってきます。また一部の学校では作文や面接が実施されるため、試験内容については各学校のホームページで確認が必要です。
2023年度の福井県の高校入試は以下の通り実施されました。
2024年度の入試スケジュールもほぼ同様の日程で実施される見込みです。
推薦入学者選抜
出願受付期間 | 1月10日~1月12日 |
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実施日 | 1月17日 |
合格発表日 | 1月19日 |
一般入学者選抜
出願受付期間 | 1月23日~1月27日 |
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志願変更期間 | 2月8日~2月10日 |
実施日 | 2月15日、2月16日 |
合格発表日 | 2月22日 |
追検査実施日 | 2月27日、2月28日 |
追検査合格発表日 | 3月1日 |
※日程や入試要項は変更となる場合があります。最新の情報は教育委員会が発表する入試要項を確認してください。
基本的なことですが、出願や試験日などの日程はしっかりとおさえておきましょう。
ここからは主に「共通選抜」の学力試験と内申点の対策についてご紹介していきます。 高校入試の仕組みを理解しないせいで、入試直前に後悔してしまったり、損をしてしまう生徒さんが毎年大勢います。少し長いですが、ぜひ最後までお読みください。
1中学3年の内申点 45点満点
2学科試験の点数 5教科×100点 500点満点
中学3年の成績 | 9教科×5段階評価×2 | 45点満点 |
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試験時間 | 60分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
福井県の国語の問題は5問で構成されており、内容は知識問題、古典、小説、論説文、作文となっています。 小説では心情把握、論説文では内容把握などの問題が多い傾向にあるため、正確に読み解けるようにしておきましょう。 古典では年度によって漢文の出題が見られるため、基本的な知識はしっかりと身につけておきましょう。 作文は200字以上の出題、さらに各大問で50字程度の記述問題が見られるため、時間配分には十分注意しましょう。
試験時間 | 60分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
大問1で独立小問が出題されています。基本の計算問題から平方根の計算、2次方程式、関数などが出題されます。 この大問1で全体の4割ほどの配点となっているため、基本的な問題は確実に得点できるようにしましょう。 大問2以降は文章題や応用問題などが出題されます。頻出なのは確率、関数、図形の問題です。 福井県では思考力を求められる問題が出題される傾向にあるため、過去問を用いて演習を重ねましょう。
試験時間 | 60分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 4問 |
福井県の英語の試験は大きく分けて、リスニング、会話文、長文読解、英作文からの出題となります。 リスニング問題では、絵を見て答えを選択する問題や対話文の中で質問に対する適切な返答を答えるなどの問題が出題されます。 長文読解・会話文では理由説明や要約文の適語補充など、内容把握に関わる問題が頻出です。 英作文は40語程度書くことが求められるため、日ごろから自分の考えを英文でまとめる練習を重ねましょう。
試験時間 | 60分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 8問 |
問題構成は大問8問となっており、4分野からそれぞれ2題ずつ出題されています。 また、配点の面でも大問8題を通して偏りがないため、苦手単元はしっかりとつぶしておきましょう。 頻出単元としては生物の成長と増え方、火山と地層、電気分解など挙げられますが どの単元もまんべんなく出題されるため、しっかりと対策をしておきましょう。
試験時間 | 60分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
大問6問構成。3分野まんべんなく出題されています。 地理では世界地理・日本地理ともに出題されます。日本地理では各都道府県の特長を把握するようにしましょう。 歴史では基本は日本史中心の出題ですが、世界史の知識を必要とする問題も出題されます。 公民では総合問題としての出題です。政治・経済・国際どれもまんべんなく出題されるので、苦手分野はなくしましょう。
1中学3年の内申点
2入試本番の学科試験の点数
詳しくはメガスタの定期テスト対策ページをご覧ください
福井県立足羽高等学校 福井県立羽水高等学校 福井県立科学技術高等学校 福井県立高志高等学校 福井県立福井商業高等学校 福井県立福井農林高等学校 福井県立藤島高等学校 福井県立道守高等学校 福井工業大学附属福井高等学校 啓新高等学校 仁愛女子高等学校 北陸高等学校 福井南高等学校
福井県立敦賀高等学校 福井県立敦賀工業高等学校 敦賀気比高等学校
福井県立若狭高等学校 福井県立若狭東高等学校
福井県立大野高等学校 福井県立奥越明成高等学校
福井県立勝山高等学校
福井県立鯖江高等学校 福井県立丹南高等学校
福井県立金津高等学校
福井県立武生高等学校 福井県立武生工業高等学校 福井県立武生商業高等学校 福井県立武生商工高等学校 福井県立武生東高等学校
福井県立坂井高等学校 福井県立丸岡高等学校 福井県立丸岡高等学校城東分校 福井県立三国高等学校
福井県立丹生高等学校
福井県立美方高等学校
福井県の私立高校の入試には、「推薦入試」と「一般入試」があります。 一般入試は併願試験と専願試験に分かれて行われますが、学校によっては併願試験が行われない学科があるため、各学校のホームページで確認が必要です。2021年には北陸高等学校普通科進学コースと仁愛女子高等学校普通科進学コースにおいて、県立高校との併願が廃止されています。
併願試験の選考方法は国語・数学・英語・社会・理科の5教科の学力テストおよび調査書です。専願試験も学力テストと調査書によって選考されますが、併願試験と異なり面接が2日目の試験終了後に実施されます。面接方式は学校によって異なり、北陸高等学校ではグループ面接、仁愛女子高等学校では個人面接が行われています。
選抜に必要となる調査書とは受験生の中学の成績や学校生活の記録をまとめたものです。中学校の先生が作成し、受験高校に提出します。成績は内申点と呼ばれ、各学年5段階の評定×9教科45点満点の数値を指します。内申点は定期テスト(中間テスト・期末テスト)の点数や課題の提出、授業態度・学習態度などで判断されます。特に定期テストは1点でも多く取ることが内申点アップにつながるため、毎回テスト対策をしっかり行っていきましょう。
私立高校の一般入試には調査書が必ず審査材料になるため、私立高校を目指す受験生は内申点を意識して学校生活を送ることが重要です。
私立高校の一般入試は2月上旬に行われ、合格発表は試験終了後1週間以内に行われます。福井県では私立高校の合格発表終了後、公立高校への出願が始まるため、私立高校は公立高校の滑り止めとして受験する生徒さんが多くなっています。
福井県の私立高校の推薦入試は多くの学校で3教科(英語・数学・国語)の基礎学力テスト、調査書、面試験を総合的に判断して選抜が行われます。学力テスト終了後に面接が行われ、1日で試験は終わります。
推薦入試で受験した場合、合格したら必ずその私立高校に進学する必要があり公立高校含め他の学校を受けることが出来ません。私立高校が第一志望の場合に推薦入試を利用することがおすすめです。
私立高校の推薦入試の実施は1月の下旬で、合格発表は試験終了後1週間以内に行われます。すべての私立高校で入試実施日および合格発表日は統一されています。
また、福井県の私立高校の推薦入試には「スポーツ・文化選抜入試」があります。部活動や文化活動において活躍が顕著で、大会やコンクール等において優秀な成績をおさめた生徒が対象となります。推薦入試と同じく合格した場合必ずその高校に進学しなくてはいけません。
選抜は3科目(英語・数学・国語)の試験と面接、調査書、活動実績に関する自己申告書を総合的に判定して行われます。基本的に実技試験は行われません。 スポーツ・文化選抜入試は推薦入試と同日に実施されます。
福井県の公立高校の推薦入試は一部の高校・学科で実施されます。福井県の公立高校の推薦入試は主に商業科や電気情報科など専門的な分野を学べる学科で行われ、普通科には推薦枠がほとんどありません。推薦枠の定員は15~45%と学校・学科によって大きく異なります。ご自身が志望する学科に推薦枠があるか早めに確認し、対策を行いましょう。
出願は1月上旬、合格した旨は1月中に中学校を通じ、受験生に通知がされます。
選抜は、調査書および面接により実施され、学校・学科によっては作文や実技試験が行われることもあります。学力テストは行われません。
また福井県の公立高校の推薦入試には「特色選抜」があります。スポーツや文化活動で優秀な成績をおさめた生徒が対象となります。入試や合格発表は推薦入試と同様のスケジュールで行われます。選抜は志望理由書、調査書、面接および英語・数学・国語の3教科の学力テストによって実施され、必要に応じて実技試験が行われることもあります。