兵庫県の公立高校受験対策!
メガスタの高校受験対策とは?
このページでは、兵庫県の公立高校に合格を目指す方のために、兵庫県の公立高校入試の仕組みや志望校に合格するためのポイントについて紹介しています。ぜひ公立高校受験対策にお役立てください。
兵庫県の公立高校入試は大きく分けて「推薦入試」と「特色選抜」、「一般選抜」で分かれています。
「推薦入試」には中学校長の推薦が必須となっており、推薦書、内申書、面接、作文、適性検査などから総合的に判断されて合否が決まります。
「特色選抜」には中学校長の推薦は不要で、内申書と面接、実技試験や作文などを評価されて合否を決めます。
「一般選抜」は5教科の学力試験に加え、内申点の評価が選抜資料となります。
2023年度の兵庫県の高校入試は以下の通り実施されました。 推薦入学、特色選抜等 一般選抜 基本的なことですが、出願や試験日などスケジュールはしっかりとおさえておきましょう。 ここからは主に、「一般選抜」の学力試験と内申点の対策についてご紹介していきます。
2024年度の入試スケジュールもほぼ同様の日程で実施される見込みです。
願書受付
2月3日~2月7日
適性検査、面接等
2月15日(一部の学校は2月16日も実施)
合格者発表
2月20日
願書受付
2月22日、2月24日、2月27日
志願変更
2月28日~3月2日
学力検査
3月10日
総合学科の実技検査
3月11日
合格者発表
3月17日
高校入試の仕組みを理解しないせいで、入試直前に後悔してしまったり、損をしてしまう生徒さんが毎年大勢います。少し長いですが、ぜひ最後までお読みください。
兵庫県の公立高校受験(一般選抜)は、次のような仕組みになっています。
1中学3年間の内申点 250点満点
2学科試験の点数 5教科×100点×0.5 250点満点
兵庫県の公立高校入試では、志望校を第二志望まで志願できる「複数志願制度」が設けられています。
第一志望の選抜を優先させるために、上記の点数から、第一志望校に学区ごとで定められた加算点を加えて合否を決めます。
第一志望校の加算点は以下の通りです。
学区 | 学校のある地域 | 第一志望加算点 |
第1学区 | 神戸市、洲本市、芦屋市、南あわじ市、淡路市 | 25点 |
第2学区 | 尼崎市、西宮市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、篠山市、丹波市、川辺郡 | 20点 |
第3学区 | 明石市、加古川市、西脇市、三木市、高砂市、小野市、加西市、加東市、多可郡、加古郡 | 25点 |
第4学区 | 姫路市、相生市、たつの市、赤穂市、宍粟市、神崎郡、揖保郡、赤穂郡、佐用郡 | 30点 |
第5学区 | 豊岡市、養父市、朝来市、三方郡 | 30点 |
このように、中学3年間の内申点(5段階)と入試本番の試験の点数で合否が決まります。内申点や活動評価の計算方法は兵庫県独自のものですので、次で詳しく解説しています。
兵庫県の公立高校入試(一般選抜)では、内申点を次のように計算して点数換算していきます。
中学3年の成績 | 5教科×5段階評価×4+実技4教科×5段階評価×7.5 | 250点満点 |
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兵庫県の公立高校入試の仕組みの特徴は、中学3年生の内申点を重点的に評価することです。
一般選抜の場合、中1・中2の内申点は評価の対象外となっていますが、中3から頑張って勉強してもすぐに成績が上がるわけではありません。
中1・中2の段階からしっかり対策していきましょう。
次に、学科試験の傾向と対策についてお話しします。兵庫県の公立高校入試の学科試験は5教科・各100点の500点から0.5をかけた250点満点です。
兵庫県の高校入試の問題は、毎年ほぼ同じでワンパターンです。ですので、出題傾向を知っていてば、入試本番で高得点を取りやすくなります。ここでは教科ごとの出題傾向を解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
兵庫県の国語の問題は大きく会話文と資料・漢文・古文・小説・論説文という構成になっています。
大問1の会話文と資料は、例年学校にちなんだ出題形式となっており、知識問題から内容把握まで幅広く出題されています。
古文・漢文は例年両方とも出題傾向にあり、難易度は少し高め。基本的知識を身につけ丁寧に読み解きましょう。
小説、論説文の長文2題は配点がこの2つで6割超と非常に重要。分量も多いため、素早く正確に内容を把握するようにしましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 6問 |
大問1は独立小問問題が8問ほど出題されています。
基本的な計算問題から規則性、円の性質など幅広く出題されています。
大問2以降は平面図形、立体図形、関数と図形など、図形からの問題が頻出となっています。
特に平面図形の証明問題はは例年必須のため、しっかりと対策して試験に臨みましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
リスニング、会話文、長文読解2題、文法問題という問題構成。
リスニングは絵の選択や応答文選択、英文と質問が出題されています。
長文読解2問では適語選択や適語補充、内容把握などが出題傾向です。以前出題されていた英作文はここ数年出題が見られません。
リスニング問題と文法問題の配点が比較的高く、半分を占めるのでしっかりと対策をしましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
問題構成は大問5問となっており、生物・化学・物理・地学の4分野がそれぞれ出題されます。
大問1は小問集合として、4分野からの出題。大問2以降が生物・化学・物理・地学からそれぞれ出題されます。
どの単元も年度によってまんべんなく出題される傾向にあります。
配点もほぼ偏りがないため、苦手分野は残さないように対策をしましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 3問 |
大問3問構成。社会3分野からそれぞれ出題されます。
大問1では地理からの出題。世界地図・日本地図ともに出題されますが、日本字図では地形図の読み解きが必須です。
大問2は歴史からの出題。日本史を中心に出題されており、年代の並び替えは例年出題される傾向にあります。
大問3は公民からの出題。政治分野が中心に出題されますが、経済や国際も出題されるため、苦手分野はつぶしておきましょう。
いかがでしたでしょうか?英数国理社、どの教科も毎年ほぼ同じ出題パターンです。ぜひこの傾向を知っていれば、高校入試はとても有利になります。
くり返しになりますが、兵庫県の公立高校の入試は、
1中学3年の内申点
2入試本番の学科試験の点数
これらの合計で合否が決まります。
では、どのように対策をすればよいのでしょうか?
ここからは、メガスタの高校受験対策や内申点を上げるための対策について具体的に説明しますね。
兵庫県の公立高校入試の場合、中学3年の内申点が入試に影響します。そのため、公立高校で志望校に受かるには内申点を上げる必要があります。
これらの中でもとりわけ、内申点に直結するのが定期テストの点数です。定期テストの点数を上げるには、普段から学習の積み重ねが大切になります。
特に、英語と数学は積み重ねの教科です。苦手な単元ができてしまうと、その先の内容も理解できません。ですので、できるだけ早めに苦手単元を解消することが大切です。
とはいえ、定期テストは範囲の決まった試験です。また、教科書や問題集のどこからテストに出るか、ほぼ予想ができるのです。メガスタでは、お子さんの通う中学に合わせた定期テスト対策で、短期間でも点数を大幅に上げることができます。
詳しくはメガスタの定期テスト対策ページをご覧ください
繰り返しになりますが、兵庫県立高校の入試問題は毎年ワンパターンです。必ず出る単元やどんな問題が出るかなど、毎年ほとんど同じです。
例えば数学なら、「図形の証明問題」は、ここ数年必ず出題されています。入試に出る問題を解けるようにすれば、志望校に合格できる確率はぐっと高まります。
もっと言えば、出題されない問題は対策をする必要はないのです。
メガスタの家庭教師は兵庫県の公立高校の出題傾向を熟知しています。出題傾向やパターン、その対策方法など、お子さんの学力に合わせて指導・対策を行います。