青森県の公立高校受験対策!
メガスタの高校受験対策とは?
このページでは、青森県の公立高校に合格を目指す方のために、青森県の公立高校入試の仕組みや志望校に合格するためのポイントについて紹介しています。ぜひ公立高校受験対策にお役立てください。
青森県の公立高校入試は基本一回のみですが、合否判定においては「一般選抜」と「特色化選抜」で分かれています。受験生は「5教科の学科試験」「内申書」「面接」の結果で合否が決まります。 この他に学校によって実技検査が実施される場合があります。
2023年度の青森県の高校入試は以下の通り実施されました。
2024年度の入試スケジュールもほぼ同様の日程で実施される見込みです。
入学者選抜
入学願書の受付 | 2月14日~2月20日 |
---|---|
学力検査日 | 3月7日 |
追検査日 | 3月15日 |
合格発表日 | 3月17日 |
基本的なことですが、出願や試験日などの日程はしっかりとおさえておきましょう。
ここからは主に学力試験と内申点の対策についてご紹介していきます。 高校入試の仕組みを理解しないせいで、入試直前に後悔してしまったり、損をしてしまう生徒さんが毎年大勢います。少し長いですが、ぜひ最後までお読みください。1中学3年間の内申点 135点満点
2学科試験の点数 5教科×100点 500点満点
3面接
中学1年の成績 | 9教科×5段階評価 | 45点満点 |
---|---|---|
中学2年の成績 | 9教科×5段階評価 | 45点満点 |
中学3年の成績 | 9教科×5段階評価 | 45点満点 |
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 6問 |
青森県の国語の問題は例年6問で構成されています。 全国でも珍しい放送問題があるのが特徴です。また古典は年度によって古文・漢文どちらかが出題されます。 大問数6問や放送問題に加え、作文では150~200字程度の課題作文が出題されます。 さらに小説、論説文ではそれぞれ50字以内の記述問題がでるなど、時間配分がとても重要です。
試験時間 | 45分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
大問1・2問は独立小問が出題されています。基本の計算問題から関数や方程式などが出題されます。 配点もこの大問1・2が半分以上を占めているため、確実に得点できるようにしましょう。 大問3以降は応用問題中心の出題。頻出の図形問題は平面図形、立体図形ともに出題されます。 その他、関数や図形の証明問題は例年出題されているので、しっかりと対策を行いましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
青森県の英語の試験は大きく分けて、リスニング、会話文、長文読解からの出題となります。 大問1でリスニング問題。放送文を聞いて正しい答えや絵を選択する問題などが中心に出題されます。 大問2・3は会話文からの出題。整序作文や適文選択、空所補充と文法知識で解ける問題が多い。 大問4・5は長文読解の出題。和文英訳問題が出るのが特徴です。過去問を使って演習を重ねましょう。
試験時間 | 45分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 6問 |
問題構成は大問6問となっており、大問1・2は4分野からの小問集合が出題。 大問3~6は生物・化学・物理・地学の4分野からそれぞれ出題されています。 特に頻出なのが、生物は植物のつくりや、地学の太陽・星座の動き、化学の水溶液です。 比較的基本的な内容が多いですが、解答形式に幅があるので、様々な問題形式に慣れておきましょう。
試験時間 | 45分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 7問 |
大問4問構成。融合問題を含め、3分野からそれぞれ2問ずつ出題される傾向にあります。 地理では世界地理・日本地理が大問を分けて出題されます。日本地理では各都道府県の特徴などをしっかり把握しておきましょう。 歴史では基本は日本史からの出題。世界史に関しては日本史に関わる内容を復習しておきましょう。 公民では経済の問題が頻出。次いで政治、国際と出題されており、傾向は読みづらい。まんべんなく学習を進めましょう。
1中学3年間の内申点
2入試本番の学科試験の点数
3面接
詳しくはメガスタの定期テスト対策ページをご覧ください
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青森県立大間高等学校
青森県立三戸高等学校 青森県立五戸高等学校 青森県立田子高等学校 青森県立名久井農業高等学校
青森の私立高校の入試が、どんな流れで行われているのかを説明します。どのような種類の入試があり、どのような日程で行われるかを把握することで、勉強計画を立てるのにも役立つと思います。
【どの私立高校に出願するか決める】
まずは、どの私立高校に出願するのかを決める必要がありますよね。青森には全部で17校の私立高校があります。基本的には、自宅から通える私立高校が出願する候補になると思いますが、寮がある私立高校なら自宅から遠くても出願する候補になります。様々な選択肢を考えて、どの私立高校に出願するか決めていきましょう。青森県の私立高校の詳しい情報は、各高校のHPから見ることができます。学校によってはデジタルパンフレットが用意されているので、チェックしてみましょう。また、いくつかの私立高校で7月~8月頃に体験入学を開催しています。興味のある私立高校の体験入学に参加して、その雰囲気を感じとることで、受験勉強のモチベーションを高められます。機会があればぜひ参加してみましょう。
【私立高校の入試の種類について】
青森県の私立高校には推薦入試と一般入試の2種類があります。推薦入試に合格した場合は必ず進学する必要があります。
【推薦入試を受ける場合】
推薦入試の出願時期は、私立高校によって異なります。12月中旬から1月上旬まで受け付けている学校もあれば、1月の中旬の3日間だけ出願を受付けている私立高校もあります。出願期間が極端に短い私立高校もあるので注意が必要です。試験日はほとんどの私立高校でもおおよそ1月中旬から1月下旬の間です。合否発表は、試験が終わってからして1週間程度で行われます。
【一般入試を受ける場合】
青森県の私立高校の一般入試は、すべての私立高校で同じ日に行われます。ですので基本的に受験できるのは1つの私立高校だけと考えましょう。一般入試の出願時期は、私立高校で統一されています。2021年度の場合、1月25日~29日の間で願書が受付けられています。一般入試の実施日は、2月の上旬の同じ日にすべての私立高校で行われます。ほとんどの私立高校で、国、数、理、社、英の5科目で試験が行われます。合格発表は試験後から1週間程度に行われます。二次募集もありますが、募集人員は若干名となっているので基本的に二次募集に出願する機会はないと考えておいた方がよいでしょう。二次募集では、作文・漢字・語句といった試験が行われることが多いようです。
【公立高校の推薦入試の概要】
青森県には公立高校の推薦入試が存在しません。2006年に推薦入試が廃止されています。
【公立高校の入試制度】
公立高校の入試を受ける機会は1回ですが、一般選抜と特色化選抜という制度があります。一般選抜とは、学力検査・調査書・面接などの結果に基づき合否を判定するものです。特色化選抜というのは、一般選抜と同じ資料をもとに、各学科の特性に応じて配点して合否を判定するものです。ただし、受験する側がどちらの選抜で受けるかを決めるわけではなく、学校側が合否判定をする時に使うものになります。
青森高等学校の例を紹介します。青森高等学校では募集人員の30%が特色化選抜で入学します。青森高等学校の特色化選抜の配点は、国語、英語、数学の3教科を1.5倍にして学力検査を650点満点となります。教科の評定は135点満点となります。特別活動等の記録で45点満点となります。面接で20点満点となります。合計850点満点の点数を元に合否判定が行われます。
一方で、学力検査の配点が低くて調査書や面接の配点が高い高校もあります。八戸中央高等学校の特色化選抜では、学力検査の全教科の点数を0.2倍にすることで学力検査の点数を100点満点となっています。また教科の評定を50点満点、特別活動を50点満点、諸活動を50点満点、面接を200点満点となっており、合計450点満点で合否判定が行われます。
目指している公立高校があるなら、その高校の特色化選抜の配点方式も調べて受験対策をすることで、合格できる確率が高まります。配点が高い教科で高得点を取ることで、一般選抜ではボーダーラインに届いていなくても、特色化選抜で合格できる可能性は十分にあります。
【私立高校の推薦入試について】
私立高校の推薦入試を受けるためには、それぞれの高校に応じた推薦基準の条件を満たす必要があります。たとえば青森山田高校では、一般推薦と特待推薦の2種類の推薦基準があります。一般推薦の基準は調査書記載の「各教科の学習の記録」の評定に「2以上」である必要があります。特待推薦では、「各教科の学習の記録」の評定合計が「110以上」である必要があります。
青森県の私立高校の推薦入試の試験内容は学校によって内容が異なります。面接のみの場合もありますが、作文を提出する必要がある場合もあります。他にも、学科によって専門的な試験が行われる場合があります。たとえば青森明の星高等学校の英語科では、基本的な英文の音読とその内容についての英語による簡単なインタビューが行われます。また英検の3級以上を取得している場合は英語科専門試験が免除になり、その専門試験が満点扱いとなります。それぞれの私立高校に合わせた対策が必要だと言えます。