和歌山県の公立高校受験対策!
メガスタの高校受験対策とは?
このページでは、和歌山県の公立高校に合格を目指す方のために、和歌山県の公立高校入試の仕組みや志望校に合格するためのポイントについて紹介しています。ぜひ公立高校受験対策にお役立てください。
和歌山県の公立高校入試は大きく分けて「特別選抜」と「一般選抜」に分かれています。
しかし「特別選抜」の実施校は少なく、実質「一般選抜」1回のみの試験となっています。
また一般選抜と同日にスポーツ推薦選抜も行われます。
「一般選抜」では5教科の学科試験と内申点に加え、学校によっては面接や実技試験の結果で合否が決まります。
また、一部学校では特定の教科の配点を高くする「傾斜配点」を実施しています。
2023年度の和歌山県の高校入試は以下の通り実施されました。
2024年度の入試スケジュールもほぼ同様の日程で実施される見込みです。
一般選抜・スポーツ選抜
一般出願受付 | 2月21日、2月22日 |
---|---|
本出願受付 | 3月2日、3月3日 |
学力検査 | 3月9日 |
面接、実技検査等 | 3月10日 |
合格発表日 | 3月17日 |
追募集
出願受付日 | 3月24日 |
---|---|
学力検査等 | 3月28日 |
合格発表 | 3月30日 |
基本的なことですが、出願や試験日などスケジュールはしっかりとおさえておきましょう。
ここからは主に、「一般選抜」の学力試験と内申点の対策についてご紹介していきます。
高校入試の仕組みを理解しないせいで、入試直前に後悔してしまったり、損をしてしまう生徒さんが毎年大勢います。少し長いですが、ぜひ最後までお読みください。
和歌山県の公立高校受験は、次のような仕組みになっています。
1中学3年間の内申点 180点満点
2学科試験の点数 5教科×100点 500点満点
基本は上記の合計得点によって合否を決定しますが、一部の高校、学科・コースによっては傾斜配点を行います。
● 傾斜配点を実施する高校
県立粉河高校 理数科 | 数学・英語を1.5倍 |
県立那賀高校 国際科 | 国語・英語を1.5倍 |
県立貴志川高校 人間科学科 | 最も高い1教科を2倍 |
県立向陽高校 普通科 | 3教科(国数英)を1.5倍 |
県立和歌山工業高校 | 数学・理科を1.3倍 |
県立海南高校 教養理学科 | 数学・理科を1.5倍 |
県立新宮高校 普通科 | 3教科(国数英)を1.5倍 |
このように、中学3年間の内申点(5段階)と入試本番の試験の点数で合否が決まります。内申点や活動評価の計算方法は和歌山県独自のものですので、次で詳しく解説しています。
和歌山県の公立高校入試(一般選抜)では、内申点を次のように計算して点数換算していきます。
中学1年の成績 | 9教科×5段階評価 | 45点満点 |
---|---|---|
中学2年の成績 | 9教科×5段階評価 | 45点満点 |
中学3年の成績 | 9教科×5段階評価×2 | 90点満点 |
和歌山県の公立高校入試の仕組みの特徴としては、中学3年間のうち、中学3年を重視して評価することです。しかし中3から頑張って勉強してもすぐに成績が上がるわけではありません。
中1・中2の段階からしっかり対策していきましょう。
次に、学科試験の傾向と対策についてお話しします。和歌山県の公立高校入試の学科試験は5教科・各100点の500点満点です。
和歌山県の高校入試の問題は、毎年ほぼ同じでワンパターンです。ですので、出題傾向を知っていてば、入試本番で高得点を取りやすくなります。ここでは教科ごとの出題傾向を解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 4問 |
和歌山県の国語の問題は大きく知識問題・論説文・小説・作文という構成になっています。
古文は独立した大問としての出題はありませんが、作文などと絡めて出題されるため、しっかり対策をしましょう。
また、知識問題で3割ほどの配点がされており、非常に重要です。確実に得点できるようにしましょう。
小説・論説文ともに内容把握、心情把握問題が出題されます。50字以上の記述解答を求められるため、時間配分にも注意しましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
数学は大問5題構成となっており、大問1・2で独立小問問題が出題されています。
基本的な計算問題から平方根の計算、反比例、確率など幅広く出題されています。
大問3以降は関数と図形、平面図形、規則性などの問題が頻出となっています。
特に平面図形の証明問題はは例年必須のため、しっかりと対策して試験に臨みましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
和歌山県の英語は大問5題。リスニング、会話文、英作文、長文2題という問題構成となっています。
リスニングは絵を用いた選択解答形式や応答文選択が頻出です。
英作文では条件作文となっており、30語以上を書かせるなど時間との戦いにもなる。過去問を使って対策しましょう。
長文読解2題ともに、内容把握に関する問いが目立ちます。長文に普段から慣れて内容把握を素早くできるようにしましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
問題構成は大問5問となっており、融合問題のほか生物・化学・物理・地学の4分野が1題ずつ出題されます。
特に頻出なのが、化学の電気分解、地学の太陽・星座の動き、生物の成長と増え方などが頻出ですが、4分野幅広く出題されているため、苦手な分野はなくしておきましょう。
また短文記述問題や作図問題が設定されているため、テンポよく解答していきましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 6問 |
大問6問構成。社会3分野からそれぞれ2題ずつ出題されています。
地理では世界地理・日本地理ともに出題されます。日本地理では各地方や都道府県の特徴は把握するようにしましょう。
歴史ではどの時代もまんべんなく出題されるため、時代ごとに前後に起こったことがらはしっかりと把握するようにしましょう。
公民では政治・経済・国際かたよりなく出題されています。グラフや表の読み解きが必須となります。
いかがでしたでしょうか?英数国理社、どの教科も毎年ほぼ同じ出題パターンです。ぜひこの傾向を知っていれば、高校入試はとても有利になります。
くり返しになりますが、和歌山県の公立高校の入試は、
1中学3年間の内申点
2入試本番の学科試験の点数
これらの合計で合否が決まります。
では、どのように対策をすればよいのでしょうか?
ここからは、メガスタの高校受験対策や内申点を上げるための対策について具体的に説明しますね。
和歌山県の公立高校入試の場合、中学3年間の内申点が入試に影響します。そのため、公立高校で志望校に受かるには内申点を上げる必要があります。
これらの中でもとりわけ、内申点に直結するのが定期テストの点数です。定期テストの点数を上げるには、普段から学習の積み重ねが大切になります。
特に、英語と数学は積み重ねの教科です。苦手な単元ができてしまうと、その先の内容も理解できません。ですので、できるだけ早めに苦手単元を解消することが大切です。
とはいえ、定期テストは範囲の決まった試験です。また、教科書や問題集のどこからテストに出るか、ほぼ予想ができるのです。メガスタでは、お子さんの通う中学に合わせた定期テスト対策で、短期間でも点数を大幅に上げることができます。
詳しくはメガスタの定期テスト対策ページをご覧ください
繰り返しになりますが、和歌山県立高校の入試問題は毎年ワンパターンです。必ず出る単元やどんな問題が出るかなど、毎年ほとんど同じです。
例えば数学なら、「図形の証明問題」は、ここ数年必ず出題されています。入試に出る問題を解けるようにすれば、志望校に合格できる確率はぐっと高まります。
もっと言えば、出題されない問題は対策をする必要はないのです。
メガスタの家庭教師は和歌山県の公立高校の出題傾向を熟知しています。出題傾向やパターン、その対策方法など、お子さんの学力に合わせて指導・対策を行います。