京都府の公立高校受験対策!
メガスタの高校受験対策とは?
このページでは、京都府の公立高校に合格を目指す方のために、京都府の公立高校入試の仕組みや志望校に合格するためのポイントについて紹介しています。ぜひ公立高校受験対策にお役立てください。
京都府の府立高校入試は大きく分けて「前期選抜」と「中期選抜」と「後期選抜」で分かれています。このうち、「前期選抜」と「中期選抜」で全体の定員を募集し、定員に満たなかった学校のみ「後期選抜」を実施します。
「前期選抜」は学校ごとに「A方式」「B方式」「C方式」という3パターンの評価方法を設定しており、その方式によって選抜内容が変わります。
検査項目 | 選抜方法 | ||
---|---|---|---|
A方式 | B方式 | C方式 | |
共通学力検査(3科)または高校独自に作成する学力検査 | 必須 | – | 必須 |
報告書 | 必須 | 必須 | 必須 |
面接、作文のいずれか1つ、もしくは両方 | 必須 | 必須 | 必須 |
活動実績報告書 | 選択(※) | 必須 | 選択(※) |
実技検査 | – | – | 必須 |
検査項目 |
---|
共通学力検査(3科)または高校独自に作成する学力検査選抜方法 A方式:必須 B方式:- C方式:必須 |
報告書選抜方法 A方式:必須 B方式:必須 C方式:必須 |
面接、作文のいずれか1つ、もしくは両方選抜方法 A方式:必須 B方式:必須 C方式:必須 |
活動実績報告書選抜方法 A方式:選択(※) B方式:必須 C方式:選択(※) |
実技検査選抜方法 A方式:必須 B方式:必須 C方式:必須 |
※「選択」は前期選抜を実施する高校の校長が必要の有無を定める。
前期選抜では第一志望校のみ出願する形式です。
その一方で、中期選抜では「第一志望第一順位」「第一志望第二順位」「第二志望」の3つまで志願できます。選抜の過程では3つのステップがあり、以下の要領で入学校を決定します。
ステップ① | 第一順位校の中期募集人数の85%、もしくは90%以内の場合、第一順位校へ入学 |
---|---|
ステップ② | ①で合格範囲外だった受験生と第二順位希望者の中から、改めて選抜。合格範囲内の受験生は第一順位校、もしくは第二順位校へ入学(※) |
ステップ③ | ②で合格範囲外だった受験生は第二志望校で欠員がある場合、第二志望校での選抜 |
※第一順位校、第二順位校両方とも合格範囲内だった場合、第一順位校への入学となります
2023年度の京都府の高校入試は以下の通り実施されました。
2024年度の入試スケジュールもほぼ同様の日程で実施される見込みです。
前期選抜
願書受付 | 2月2日、2月3日 |
---|---|
学力検査等 | 2月16日、2月17日 | 合格者発表 | 2月22日 |
追検査 | 3月3日 |
追検査合格者発表 | 3月7日 |
中期選抜
願書受付 | 2月28日、3月2日 |
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特例受付日 | 3月7日 |
学力検査等 | 3月8日 |
追検査 | 3月10日 |
合格者発表 | 3月17日 |
後期募集
願書受付 | 3月20日、3月22日 |
---|---|
学力検査等 | 3月24日 |
合格者発表 | 3月28日 |
基本的なことですが、出願や試験日などの日程はしっかりとおさえておきましょう。
ここからは主に、「中期選抜」の学力試験と内申点の対策についてご紹介していきます。高校入試の仕組みを理解しないせいで、入試直前に後悔してしまったり、損をしてしまう生徒さんが毎年大勢います。少し長いですが、ぜひ最後までお読みください。
京都府の府立高校受験(中期選抜)は、次のような仕組みになっています。
1中学3年間の内申点 195点満点
2学科試験の点数 5教科×40点 200点満点
このように、中学3年間の内申点(5段階)と入試本番の試験の点数で合否が決まります。内申点や活動評価の計算方法は京都府独自のものですので、次で詳しく解説しています。
京都府の府立高校入試(一般選抜)では、内申点を次のように計算して点数換算していきます。
中学1年 | 5教科×5段階評価+実技4教科×5段階評価×2 | 65点満点 |
---|---|---|
中学2年 | 5教科×5段階評価+実技4教科×5段階評価×2 | 65点満点 |
中学3年 | 5教科×5段階評価+実技4教科×5段階評価×2 | 65点満点 |
さ※前期選抜の場合は中1~中3の成績、9教科×5段階評価で算出し135点満点で計算。
京都府の府立高校入試の仕組みの特徴としては、中学3年間の内申点を均等な配分で評価することです。中3の内申点の配分の多い県もありますが、京都府の場合は中1・中2の内申点も重視されます。ですので、受験学年(中3)になってからではなく、早い学年から定期テスト対策を頑張っていく必要があります。
次に、学科試験(一般選抜)の傾向と対策についてお話しします。京都府の府立高校入試の学科試験は5教科・各40点の200点満点です。
京都府の高校入試の問題は、毎年ほぼ同じでワンパターンです。ですので、出題傾向を知っていれば、入試本番で高得点を取りやすくなります。ここでは教科ごとの出題傾向を解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
試験時間 | 40分 |
配点 | 40点 |
大問数 | 2問 |
京都府の国語の問題は大きく現代文・古文という2題構成になっています。現代文に関しては大問の中で、知識問題のほか内容把握の問題が必須。配点も高いため素早く正確に読み解けるようにしましょう。古文に関しては難易度が比較的高め。主語把握、現代かなづかい訳、内容把握などの古文の典型的な出題内容だが古文の基本知識をしっかりと身につけておかないと正解に辿りつけないため、苦手な箇所はなくしておきましょう。
試験時間 | 40分 |
配点 | 40点 |
大問数 | 6問 |
大問1は独立小問問題。基本的な計算問題から平方根の計算、因数分解、確率など幅広く出題されています。この大問1だけで全体の半分弱ほどの配点となっているため、確実に得点できるようにしましょう。その他は平面図形や立体図形などが出題されているが、他の都道府県でほぼ必須の証明問題は例年出題されていません。代わって図形の規則性を求める問題が頻出のため、過去問や他の都道府県の問題などで対策しましょう。
試験時間 | 40分 |
配点 | 40点 |
大問数 | 5問 |
大問5問構成のうち、大問1・2で会話文、長文読解問題。大問3~5がすべてリスニング問題という問題構成。長文読解では配点が全体の半分ほどを占めており、また分量が非常に多いため、日ごろから英文に慣れておきましょう。リスニング問題は対話文、応答文での出題形式が頻出。過去問を用いて演習を重ねましょう。
試験時間 | 40分 |
配点 | 40点 |
大問数 | 8問 |
問題構成は大問8問となっており、生物・化学・物理・地学の4分野がそれぞれ2題ずつ出題されます。出題傾向に偏りがなく、どの単元も年度によってまんべんなく出題される傾向にあります。作図問題や記述解答形式の問題が多いため、記述式の解答に慣れておきましょう。配点もほぼ偏りがないため、苦手分野は残さないように対策をしましょう。
試験時間 | 40分 |
配点 | 40点 |
大問数 | 4問 |
大問4問構成。大問1~4すべて3分野融合問題の形式で出題されています。その中でも日本地理では頻出で、地形図の読み取りは対策が必須となっています。歴史の分野では年代別の並び替え問題が出題されるため、前後に何が起きたかしっかりと把握しましょう。地理・歴史・公民すべてで資料やグラフを用いた問題がでるため、素早く正確に読み解ける力が求められます。
いかがでしたでしょうか?英数国理社、どの教科も毎年ほぼ同じ出題パターンです。ぜひこの傾向を知っていれば、高校入試はとても有利になります。
くり返しになりますが、京都府の府立高校の入試は、
1中学3年間の内申点
2入試本番の学科試験の点数
この2つの合計で合否が決まります。
では、どのように対策をすればよいのでしょうか?ここからは、メガスタの高校受験対策や内申点を上げるための対策について具体的に説明しますね。
京都府の府立高校入試の場合、中1~中3の内申点が入試に影響します。内申点の合計が195点と合計得点のほぼ半分を占めるため、府立高校で志望校に受かるには内申点を上げる必要があります。
これらの中でもとりわけ、内申点に直結するのが定期テストの点数です。定期テストの点数を上げるには、普段から学習の積み重ねが大切になります。
特に、英語と数学は積み重ねの教科です。苦手な単元ができてしまうと、その先の内容も理解できません。ですので、できるだけ早めに苦手単元を解消することが大切です。
とはいえ、定期テストは範囲の決まった試験です。また、教科書や問題集のどこからテストに出るか、ほぼ予想ができるのです。メガスタでは、お子さんの通う中学に合わせた定期テスト対策で、短期間でも点数を大幅に上げることができます。
詳しくはメガスタの定期テスト対策ページをご覧ください
繰り返しになりますが、京都府立高校の入試問題は毎年ワンパターンです。必ず出る単元やどんな問題が出るかなど、毎年ほとんど同じです。
例えば数学なら、平面図形の証明問題は、ここ数年必ず出題されています。入試に出る問題を解けるようにすれば、志望校に合格できる確率はぐっと高まります。
もっと言えば、出題されない問題は対策をする必要はないのです。
メガスタの家庭教師は京都府の府立高校の出題傾向を熟知しています。出題傾向やパターン、その対策方法など、お子さんの学力に合わせて指導・対策を行います。