千葉県の公立高校受験対策!
メガスタの高校受験対策とは?
このページでは、千葉県の公立高校に合格を目指す方のために、千葉県の公立高校入試の仕組みや志望校に合格するためのポイントについて紹介しています。ぜひ公立高校受験対策にお役立てください。
千葉県の公立高校入試は2021年度から従来の前後期制が廃止され、一般選抜(1回型)の入試に変更されました。2020年までの「前期選抜」「後期選抜」の制度では、2月中旬に行われる「前期選抜」で落ちたとしても、2月下旬や3月上旬に行われる「後期選抜」で合格を勝ち取る受験生も多くいました。
しかし、2021年からの一般選抜(1回型)の入試では基本的に1回で全合格者を決める形になります。また新しい制度として一度だけ「志願変更」をすることができます。願書の提出をした後、新聞などの倍率発表によって、自分の志願校の倍率を見て志願先を変更することができます。新制度をしっかりと理解して、試験に臨むようにしましょう。
一般選抜は2日に分けて行われ、学力検査は国語(50分)・数学(50分)・英語(60分)、2日目に理科(50分)、社会(50分)が実施されます。
これに加えて、2日目の学力検査終了後に各学校が定める検査を行います。学力検査と学校設定検査の結果、調査書を総合的に判定して選抜します。
2023年度の千葉県の高校入試は以下の通り実施されました。 入学者選抜 第2次募集
2024年度の入試スケジュールもほぼ同様の日程で実施される見込みです。
入学願書等提出期間
2月8日~2月10日
志願又は希望の変更
2月15日~2月16日
本検査
2月21日、2月22日
追検査受験願受付
2月24日~2月27日
追検査
3月1日
入学許可候補者発表
3月3日
願書受付
3月8日
志願又は希望の変更
3月9日
検査日
3月13日
入学許可候補者発表
3月15日
基本的なことですが、出願や試験日などスケジュールはしっかりとおさえておきましょう。
ここからは主に、学力試験と内申点の対策についてご紹介していきます。
高校入試の仕組みを理解しておらず、入試直前に後悔してしまったり、実力を発揮できない生徒さんが毎年大勢います。少し長いですが、ぜひ最後までお読みください。
1中学3年間の内申点 135点満点
2学科試験の点数 5教科×100点 500点満点
中学1年 | 9教科×5段階評価 | 45点満点 |
---|---|---|
中学2年 | 9教科×5段階評価 | 45点満点 |
中学3年 | 9教科×5段階評価 | 45点満点 |
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 8問 |
千葉県の国語の最大の特徴が大問1で出題される「放送問題」です。 放送中の文章の中で4問の問いに対して正答を選ぶ形式。過去問をしっかりとチェックしておきましょう。 大問2~3は漢字の読み書きが10問程度、大問4以降は論説文や小説、古文など国語の基本的な出題となっています。 大問8では200字程度の作文が出題されます。時間がかかる問題のため、試験全体の時間配分には十分注意しましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
大問1・大問2で合計10問前後の独立小問が出題されます。全体を通してこの大問1・2の配点が半分を占めているため確実に得点できるようにしましょう。 大問2では作図問題が例年出題傾向にあります。難易度が高いため、過去問を用いてしっかり対策できるようにしましょう。 大問3以降は関数、平面図形、空間図形の問題が出題されます。 平面図形の問題では記述式の証明問題が出ることが多いため、対策が必須となっています。
試験時間 | 60分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 9問 |
2021年度入試より従来50分であった試験時間が、英語のみ60分に変更になります。 大問1~4でリスニング問題の出題。正しい答えを選択する問題や絵を選ぶ問題などが中心に出題されます。 大問5・6では、英作文問題となっており、整序作文や条件作文などが頻出となっています。 大問7・8では長文読解、大問9では会話文問題が出題されます。長文では素早く内容を把握することが求められます。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 9問 |
問題構成は大問5問となっており、比較的多めとなっています。理科4分野からまんべんなく出題されています。 大問1で生物・科学・地学・物理の4分野の小問集合問題が出題されており、基本的な問題が多い傾向にあります。 大問2~9に関しては生物・化学・地学・物理のそれぞれの分野からの2題ずつ出題。 それぞれの問題文が比較的長く、配点もほぼ均等のため時間配分に気を配って解答しましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 8問 |
大問8問構成。理科と同じく社会も地理・歴史・公民の3分野からまんべんなく出題されています。 大問1では3分野の融合問題が出題。苦手分野があると解きづらい問題なので、苦手単元はなくしておきましょう。 大問2・3が地理からの出題。世界地理と日本地理に分かれており、日本地理では地形図の読み取りが頻出です。 大問4・5は歴史からの出題、大問6~8が公民からの出題となっており、全問通して記述問題があるのが特徴です。
1中学3年間の内申点
2入試本番の学科試験の点数
詳しくはメガスタの定期テスト対策ページをご覧ください
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千葉県の私立高校入試は1月の「前期選抜」と2月の「後期選抜」に分かれて行われます。
私立高校の前期選抜の出願は例年12月中旬頃、試験は1月中旬に実施されます。後期選抜の出願は例年1月下旬頃、試験は2月初旬に試験が実施されます。ほとんどの学校では募集人員の大半を前期選抜に割り当てており、後期選抜は10~20名程度の若干名の募集とするか、後期選抜を実施しない学校も増えてきているので注意が必要です。
近年Web出願を行う学校も増加しています。出願の際に必要な手順や書類などについては、募集要項をよく確認しましょう。
入試の種類としては一般入試と推薦入試があります。
推薦入試では在籍中学校の校長による推薦書を必要とする「単願推薦」「併願推薦」があります。「単願推薦」では推薦基準を満たし推薦をもらうことが出来れば、高い確率で合格することができます。私立高校が第一志望の場合、単願推薦が確実に合格に近づける方法です。「併願推薦」も高確率で合格をもらえる方法です。第一志望が公立高校の場合は、併願推薦を利用しましょう。
また校長推薦が不要な「自己推薦」を実施している学校も多くあります。また、「スポーツ・部活動推薦」を行う学校も見られます。
推薦入試では、各学校が推薦の基準を設定しており、それを満たさないと出願できません。
※高校・学科・コースなどによって実施状況、出願条件などが異なるので、最新の情報は各高校の入試要項を確認してください。
その基準には内申点、欠席日数、評定が関係しています。
内申点は5段階評価の合計値を指します。私立高校の場合、中学3年生の成績で内申基準点を定めています。2学期制の場合1学期の期末テストまで、3学期制の場合は2学期の期末テストまでの成績で内申が決まるため、中学3年生のテストはしっかり対策をして挑むことが重要です。
基準例:
・内申基準点:5教科5段階評価合計値が22以上
評定に関しては、中学3年の成績(通知表)に「1」がついてしまうと推薦がもらえません。(学校によっては「2」がある場合にも推薦がもらえないことがあります。)
評定は定期テストの結果や授業態度、提出物の提出状況からルールに基づいて計算されています。テストで結果を出すことはもちろんですが、提出物を毎回必ず提出するなど日ごろの姿勢も重要です。
ただし推薦入試とはいえ、推薦基準を満たすことに加えほとんどの学校で国語・数学・英語の学科試験が課されます。内申基準を満たしていても、入試成績によっては不合格となることもあるため事前に過去問を解いて対策を行うことが必要です。
一般入試では「単願(第1志望)」「併願(第2志望)」などの区分が設けられています。「単願」とは、合格したら必ずその高校に入学するという確約をして出願をする方法です。他の公立高校や私立高校を受験することが出来ません。第一志望が私立高校の場合に、推薦入試の基準を満たしていなかったり、推薦がない高校を受験する際に利用します。「専願」とも呼ばれます。
「併願」とは合格したとしても他の高校の受験を認めている受験方法です。公立高校が第一志望の場合には、併願で挑戦しましょう。
一般入試の学力テストほとんどが3教科ですが、5教科で実施する学校もあります。学校によって入試制度は異なっておりますが、同じ学校でも科やコースによって試験内容が異なる場合があるため、志望校の入試制度を事前にしっかり調べて対策を行っていきましょう。